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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 久しぶりに、マンガ家の著書に目を通しました。さいとうたかをさんの『俺の後ろに立つな』です。

以前にも、さいとうたかをさんのことを取り上げています。ブログ内検索にかけて、お確かめください。

エニアタイプは、タイプ8w7と判定している方です。お父さん気質ともいい、権力志向の強いボス型タイプです。

この本には、「権力に永遠はない」というタイトルの章がありますが、さいとうさんが付けたのか、それとも編集者なのか、それはわかりません。 

なお、「ゴルゴ13では、そうした権力を守る組織が絡むことが多い」と書いています。 

また、「恋愛が女性たちを酔わせる魔法の水だとしたら、この権力というものは、男たちを奮い起こさせる危険な香りのする酒ではないだろうか」とあります。

「男たちを奮い立たせる」とまで行くのは、タイプ8のみだと思うのですが…。

タイプ2にもトップにはなりたい男はいると思いますが、重責はしんどく、後継者を育成してバトンタッチしたがるように見えます。

しかし、タイプ8は重責になるほど、やりがいや生きがいを感じるほうで、生涯現役でいたがるほうです。

なお、その他のタイプで、そのように奮い立つタイプはいないとみています。

「政(まつりごと)というタイトルの章もあります。民主党を批判しています。

「とどのつまり、政治なんて誰にやらせても同じ。失望感を抱いた国民が投票などに行くわけがない。選挙が近づくと聞こえのいい事まくしたてているが、支持母体から推されて立候補しているくせに、“国民のために”が聞いてあきれる」

(ちなみに、この本は丁度3年前に発売されたものです)

「マスコミも候補者の考えや政策をキッチリと報道していない」というものもあり、マスコミ批判もしています。

「政策も立候補者がどんな人物なのかもわからないで投票するのも無責任すぎやしないか …中略…

選挙権も免許制にして、政治や政策のことがわかる人だけしか投票できないようにすればいい。

もちろん、暴言だ。しかし、こうした暴言を吐きたくなるほど、政治を取り巻く環境は陳腐そのものだ。実に悲しいレベルとしか言いようがない」


多くの箇所で同感できましたが、過激なこと言う人だなと思いました。

私も、どこかにそれに似た考えが頭をかすめたことがありますが、公の場で言えるようなことではありません。

また、
「政治なんて誰にやらせても同じ」というのは、3.11以前ならば同意します。

しかし、現在は同感できません。

このままずっと「同じ」ではないからです。

というより、ずっとずっと悪くなる、しかも急激に悪くなるというイメージしか湧かないのです。


「あなたが変わらなければ、世界は変わる」というタイのグリーンピースのキャンペーンがあるそうです。 

The planet will change if you don't change

http://www.ads-ngo.com/2012/10/31/the-planet-wil

l-change-if-you-dont-change-greenpeace/

 

 

一般的には、「あなたが変わらなければ、世界は変わらない」

または、「あなたが変われば世界はかわる」です。

でも、それは甘いとしか考えられません。

 

「有権者が投票しない限り、世界はもっともっと悪くなる」 と思っています。

もしも、希望が持てるとしたら、それはなぜなのか、誰か教えて欲しいのです。

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