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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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耳が遠いのか人の話を聞いていないと思われるようなエピソードが溜まりにたまってきました。

そこで、少し吐き出したいと思いつきました。差し障りのないものだけですが…。

事例・1
A
「お茶が入ったけれど、飲みます?」と声をかけるが、主婦Aは急須を手に持っている。
B
「いえ、要りません」と、友人のBか答える。
A
「そうですか」と主婦Aは言いつつ、Bの茶碗に茶を注いでいる。

事例・2
B
「机の上は片付けないで」と、息子Bが母親Aに言う。
A
「はいはい」と母親は、軽く応える。
B
「帰宅すると、机の上のものはきれいに片付けられ、何か捨てられることさえある。僕の言うことなど聞いていない」と、息子Bは嘆く。

事例・3
B
「この件はこのようにするとよいでしょう」と、上司Bが部下Aにアドバイスする。
A
「わっかりました!」と威勢のいい声で返事を返したのは部下A。
B 
「君 返事はいいが、聞いてなかったんじゃ?」と上司Bが釘をさすと、
A 
「そんなことはけっしてありません」と、部下Aは笑顔でキッパリ返答。
しかし、後日、上司のアドバイス通りにはしていなかったと判明。

事例・4
B
「来週の月曜日までやっておくべき宿題を言うよ。よく聞いておくこと…」
A
「ハァーイ」と、大きくて元気な返事をする生徒たち。
B
「君たちは口で言っても忘れてしまうようだから、宿題の範囲を黒板に書いたよ。自分のノートに書いておくように!」と先生Bはくどいくらいに指示。
しかし、生徒Aは、そのノートを一度も開くことはなかったので、やっぱり宿題を忘れてしまった。

事例1と2は、カウンセリングや悩み相談でしばしば出てくるものです。

他人の返事や子どもの言うことを聞いているのか、聞いてないのか、聞き流しているのでしょうか。

お茶を入れようとそればっかり考えていた。

子ども部屋の掃除をすることだけ考えていた、と考えられます。

あちこち注意深く耳を傾けていないようですから、つまりマイペースなのですが、本人はそうだと気づいていないことがよくあります。

耳が遠いのではと考えざるを得ないほどですが、でも、耳の機能は正常なのでした。

さて、ここに登場する「人の話を聞いていない人」は、みなタイプ2です。

他のタイプにも有りえますが、傾向としてはタイプ2に顕著に見受けられます。

何か心配事でもあるのかもしれませんが、人の言うことに意識を集中していない時に、このようなエピソードが巻き起こりますから、全てのタイプに有りえます。

または、気遣いする必要がなく、緊張しないでいられる相手なので、その人物の言うことに意識を集中する必要に迫られていないとも考えられます。

が、おしゃべり好きな2w1であれば、話したいばっかりで聴く気がまるでないような人たちがいます。

「私は耳は聞こえなくともあまり気にかけないでいられる。口さえあればいい」と、ある人が面白おかしく話してくれました。この人もタイプ2です。

あなたの周囲にタイプ2の人がいて、大切な要件があったら、その人には口で伝えるだけでなく、メモして渡し、さらに再度確認にしたほうがよい、とアドバイスしたいと思います。(笑い)

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