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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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マンガ家の本宮ひろ志さんを知らない人はいないのではと思います。めっぽうケンカに強い熱~い男を描いています。その彼がインタビューに答えています。(青字の部分、『マンガ道、波乱万丈』より転載)

自分が描いたマンガのせいか、俺も男の中の男みたいに思われているけど、漫画家というのは、手塚治虫さんしかり、ある種の女性体質だと思う。でなければ男があんなに可愛い女の子を描くことなんてできませんよ。もちろん、俺も本当のところは、かなりあると言わざるを得ませんね。

本宮さんのエニアタイプをタイプ2w1と判定しています。最もわかりやすいタイプ2と言えるくらいです。サラリーマン金太郎はしょっちゅう人から助けられたりしています。ちなみに、手塚さんもタイプ2w1と判定しています。

タイプ2は、「人を助ける人helper」という呼称がついているくらいですから、他人を助けることもあるが、自分も他人から助けられるかも、などと甘いことを考えやすいところがあるタイプです。

しかし、現実ではそうならず、こんなはずではなかった、自分はもっと認められてよいはずなのにと、後悔したり、悩んだり、恨んだりしている人もいると思います。

また、このタイプ、「男が男に惚れた」と言う言葉も好きらしくてよく使っています。金太郎も男の中の男なので、よく惚れられるというストーリーです。また、「男になれ!」とか、「俺は男だ!」とか、男、男と連発しますが、それは女性性の強い気質ゆえの願望なのでしょうか。

本宮さんの作品をみると、男っぽい雰囲気が色濃くあるように見え、また、彼の顔写真から見ても男っぽくて、「ある種の女性体質」があるようには見えません。でも、本人がそう言っているのですから…。

当会の理論では、タイプ2を「お母さん気質」とも呼んでいます。それゆえかタイプ2の男性は、男性ではあるが、どこか女を感じさせます。

たとえば、女友だちと料理の話で盛り上がったり、妻の家事の仕方に注文をつけたりと、関心が主婦的です。

また、女性の輪の中に自然に入って行くことができます。それはタイプ7の男性には難しいことなのですが。これに関する理論は以下に掲載しています。よかったら、一度お読みください。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

友人の夫はタイプ2w1です。息子が高校に合格して学生服を新調するために夫婦で店内に入ったのはいいが、夫のほうがあれこれと注文が多く、友人(妻)は口を挟むことができなかったと言います。

「どちらが息子の母親なのかわからない」と友人はボヤいていました。この日まで、夫のことを男っぽいと言って抗っていましたが、この件で、ようやく私の説いていた「お母さん気質」という理論に納得がいったようです。

タイプ8やこのウイングのある父親が息子の学生服に関心を向けるなど考えられません。それは母親の関心事であり、母親の役割ですから。

とまあ、こんなふうに、こちらの理論を立証できる材料は、あらゆる所から見つけ出せます。しかし、この理論、まだまだ一般に知られていません。いつかは認知されるだろうと思っておりますが。

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