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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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b149e659.jpg「太陽が丸いから、こもれ陽も丸い。もしも星型だったとしたら…、こもれ陽も星型になる」

この夏、名古屋の中心地にある名城公園で、星型の照明から降る光を「星獲り網」で捕まえるというインスタレーションがありました。ロマンを感じさせられる美しい発想ですね。

アイチトリエンナーレの一つとして取り組まれたものです。この「星のこもれ陽プロジェクト」を考えたのは、木村崇人さんという方です。以下はオフィシャルページです。
http://www.takahitokimura.com/


  木村さんは、ふだんは意識していない自然の力を視覚化するような作品をいろいろに作っています。名づけて「地球と遊ぶ」というテーマです。

また、ごく最近になって読んだ本で見つけたものですが。「ゆで卵を回転させると立ち上がる」らしいのです。名づけて、「ケンブリッジの卵」です。

詳しくは、
「ゆで卵を机に水平に置いて、勢いよく回転させると次第に立ち上がっていく」という現象です。

生卵を同じように回しても、立ち上がることはないんです。やってみましたが、立ち上がりません。

でも、ゆで卵ならば、
「慣性の法則により、中身の液体がはじめはついてこられず、回転速度が遅くなる。だが、いったん勢いがつくと、卵を手で止めても中身は回っているので、離すと再び回り始めます」 

この現象を理論的に解明された方がいます。下村裕さんです。こんなこと証明してもノーベル賞が頂けるものでもないのに、懸命に取り組む人がいるんですね。
http://web.hc.keio.ac.jp/~yutaka/


なんだか、こちらもハッピーな気分になれます。ところで、生卵の尖ったほうを下にして、立たせることができるんですが…、これじゃあ面白くないんでしょうネ。 クスン

なお、以前にこのブログでアップル社のスティーブ・ジョブさんの名言
「Stay hungry Stay foolish!」をご紹介していると思います。

この「Stay foolish」とは、愚かになれ!ということではないことは、たぶんわかっていらっしゃるだろうと思いますが…。

既成概念にとらわれずに、自由な発想で、さまざまな現象に気付くこと、また、それらで自由に遊ぶことができる、豊かな感受性を持つことでもあるんですね。


ちなみに、愛知トリエンナーレは、10月31日まで開かれています。面白い作品を見つけられると思います。

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