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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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★Fermiamo il Nucleare : Blitz di Greenpeace alla finale di Coppa Italia Inter - Palermo


5/29、サッカーイタリア杯決勝戦にて、「原発を閉鎖しよう」と呼びかける黄色の巨大な横断幕が競技場に掲げられました。

旗が降りてくるのを見て、観客は大歓声です。掲げたのはグリーンピース。

そこがイタリアだから引き降ろされなかったのでは? 日本国内なら、どうなるんだろう…、

ところで、最近、めっきり涙もろくなってしまった。歳のせいもあるかもしれない。泣かない女だと思われていたのに、一体、どうしてしまったんでしょうか…、私にもわかりません。以下の2つの文もそうでした…。

★南相馬からの便り1 「知ってください」
http://www.hokuyosha.com/shinsai.pdf
 
学者とか、活動家ではありません。南相馬市に住む女性からの便りです。


★小児がん科医として、フクシマの子どもたちの命を思いやる
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=30358134&rss=true

リドルフィ医師へのインタビュー記事の一部を、以下に転載しています。

リドルフィ : 白血病は8割が進んだ化学療法などで完治する。しかし問題なのは完治に至るまでの長い苦しみの期間だ。白血病のタイプによって治療期間は異なり、短期で集中治療するか、もしくは、1週間に1回の治療を2年から2年半続けることになる。
 
また、治っても再発する恐れと戦わなくてはならない。さらに多くの母親が何もしてやれない無力感や、子どもの死と直面する苦しみに耐えなくてはならない。
 
ある母親は、3歳の息子が白血病だと分かると動揺し、治療を始める前にまず神父を訪ね「子どもの葬儀も大人のそれと同じか」と聞いた。同じだと分かったときようやく納得して「治療を始めてくれ」と言った。
 
家族の抱える苦悩は大きい。祖母や祖父など全員を巻き込む苦しみだ。30年間こうした子どもや家族と過ごしてきて、今、フクシマの子どもたちを思う。
 
だからこそ、日本政府など関係当局は、今すぐ放射線量と、検出された放射性物質は何なのかという詳細な情報をフクシマの県民や国民に開示し、対策を急がなくてはならない。

なぜ放射性物質の詳細が大切かというと、例えばストロンチウム90は骨髄にたまり、白血病を引き起こしやすいからだ。今、子どもたちの、特に5歳以下の子どもたちの命がかかっている。

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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