ウラン鉱山での問題・オンライン署名を！

オーストラリアは原発を持たない国と知り、うらやましく思っていたら、なんとウランは輸出しています。埋蔵量は世界１位で、生産量は世界３位の国です。

日本のオーストラリアからの輸入量は、約２４％を占めていて、オーストラリアにとってはお得意先のようです。

オーストラリアのジュリア・ギラード首相は、福島第一原発事故の後にきっぱりと言及しているという。

「太陽光、風力、地熱、潮力といった再生可能エネルギーが豊富にあるオーストラリアに原発は適さない。オーストラリアに原発はなく、将来的にも使うつもりはない」

「まるで麻薬の売人のセリフみたい」と書いているライターがいましたが、他の国も汚いビジネスをしている。原発業界に普通によくあることで、隠ぺいと破廉恥な体質はどこも同じだ。

たとえば、日米は、モンゴル産のウラン燃料を原発導入国に輸出して、使用済み核燃料はモンゴルに引き取らせようと画策している。

http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011071801000391.html


日立は、リトアニアで新原発建設の優先交渉権を得たらしい。福島原発事故がまだ収束できないというに、外国に新しい原発を作ろうと画策している。恥ずかしいと思わないのが、不思議！！

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22216020110714

このウラン鉱山での採掘は放射能汚染を引き起こします。以下は、オーストラリアとインド、米国ニューメキシコ州でのことです。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/nuclear/news/11042001.htm

http://www.morizumi-pj.com/jadogoda/jadogoda.html

http://www.chugoku-np.co.jp/abom/uran/uran_mine/index.html

採掘する時もウランから出る放射能に作業員や周辺住民たちが被ばくして健康被害を受けています。

さらに、その後のウラン鉱滓でも同じことが起きます。閉山して鉱山跡からも放射能廃棄物が放出され、その汚染水も垂れ流しされています。

以下はウラン鉱山の画像集です。
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A6%E3%83%
A9%E3%83%B3%E9%89%B1%E5%B1%B1&hl=ja&rlz=1T4ADFA
_jaJP356JP357&prmd=ivns&tbm=
isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=MNEoTvvDG4bRmAX
H0fmmDA&ved=0CEgQsAQ&biw=1024&bih=578

ウラン鉱山には、しばしばその国の先住民族が住んでいます。肥沃な土地を取り上げて不毛の地に追いやったためですが、その不毛の地に、皮肉なことに鉱物資源が豊富にあったりするのです。

土地権利者でもある先住民が、仕事を得るために鉱山で働くようになると、そこで放射能被ばくを受けるという悲惨さが知られるようになりました。

どこまでも、弱者のほうに過酷な運命がおとずれていて、苦しめられている…、

さて、東電にウランを輸出しているオーストラリアの「オリンピック・ダム鉱山」が、９月に鉱山の拡張を予定しています。

その拡張を止めるためぜひ署名活動があります。


オンライン署名できます。 http://bit.ly/pwHXbi（英語）

「オリンピック・ダム鉱山」の動画→http://www.roxstop-action.org/

英語ですが画像から理解できるものばかりです。

ちなみに、以下は日本語で解説されているサイト

http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-10961129380.html


もう一つあります。
グランドキャニオンでのウラン採掘を反対するための署名です。「パタゴニア」とか「オスプレー」というアウトドアメーカーが反対行動を起こしています。

Take Action: Help Protect the Grand Canyon From Uranium Mining動画あり

こちらでも署名できます→http://bit.ly/pzSEJo

こんなツイートもあります。

「アメリカ南西部のインディアンカントリーでは最大部族のナバホ（ディネ）の国がウラニウムの部族の土地からの掘り出しを禁止しているため、リザベーションの土地の縁の外側でウラニウムを掘ろうと考えた企業が、グランドキャニオンに触手をのばしている」