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皆さまへ 大沼より
ヨウ素剤について
私見ですが、有効量の昆布を食べるのもなかなか大変な気がします。いざというときは、ルゴールが有効なようです。
イソジンの主成分は、ポビドンヨードで、これはPVP/Iとヨウ素分子(I2)の錯塩だと思います。ヨウドの殺菌作用はヨウ素分子(I2)ですが、これが溶けにくいためにヨウ素イオン(Iマイナス)溶液に溶かします。
ヨウ素イオン(Iマイナス)とヨウ素分子(I2)が結合し、水溶性となります(I3マイナス)。
PVPにも有害作用があるようです。大やけどに塗布した結果、血中のヨウ素濃度があがり、ひどいアシドーシス(血液は本来pH7.4にコントロールされています。が、これが酸性側に移行する症状)が報告されています。また消化管への障害も報告されています。
ルゴール液は ヨウ素ヨウ化カリウム、グリセリンを主成分としており、消化管の内視鏡検査にも使われています。こちらは、明確な副作用は知られていないように思います。
A:先月、東海村の原子力施設において臨界事故が発生し問題となったが、臨界事故が発生した場合、ヨウ素、キセノン、クリプトン等、種々の放射性物質が放出されると言われている。
この中で、放射性ヨウ素(131I)は、放出される割合の最も高い放射性物質であり、施設を破壊してしまうほどの事故の場合、気化して大気中に広範囲に拡散しやすい上、呼吸や飲食により体内に吸収されやすいため、内部被曝を起こす物質として特に注目されている。
しかし、今回の事故では施設が破壊されなかったことや、ウランの量が少なかったことなどから、放射性ヨウ素は発生したが大気中に放出されたのは極僅かであった。
10月5日にJCO周辺の雑草から131Iが最大0.037Bq/g検出されたが、これを食べると仮定しても実効線量当量は0.00036mSv(0.036ミリレム)となり、人の年間線量限度1mSvの約3000分の1ほどであった。
本来、ヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分として生体に必須の微量元素であり、体内には約25mgが存在する。
また、海草に多く含まれ、1日の摂取量は成人で約1.5mgとされている。一方、甲状腺は、ヨウ素を取り込み蓄積するという機能があるため、原子力施設の事故で環境中に放出された131Iが体内に吸収されると、甲状腺で即座に甲状腺ホルモンに合成され、甲状腺組織の中で放射能を放出し続ける。
その結果、放射能による甲状腺障害が起こり、晩発性の障害として甲状腺腫や甲状腺機能低下症を引き起こすとされている。
これらの障害を防ぐためには、被曝する前に放射能をもたないヨウ素を服用し、甲状腺をヨウ素で飽和しておく必要がある。
こうすることにより、131Iにより内部被爆しても甲状腺には取り込まれず予防的効果が期待できる。その際、ヨウ素剤の効果は投与する時期に大きく依存するとされており、表に示すとおり被曝直前に摂取した時に効果が最大で、時間が経過するとその効果は薄くなる。
また、ヨウ素の吸収は、食後で30分後、空腹時で5分後から始まるとされ、一旦甲状腺ホルモンに取り込まれ有機化されると、体内に長期間貯留するため、放射性ヨウ素に被爆する前に、ヨウ素剤を服用することが重要である。
予防投与量としては、1日1回服用し成人でヨウ化カリウム130mg(ヨウ素として100mg)、1歳以下の乳幼児でヨウ化カリウム65mg(ヨウ素として50mg)とされ、服用期間としては、事故の影響度にもよるが、3~7日程度と考えられる。
なお、ヨウ化カリウムの入手が困難である場合は、市販のルゴール液(ヨウ化カリウムとヨードを2対1の割合で水に溶かしたもの)や、ヨウ素レシチン、または、試薬のヨウ化カリウム等を使うことも可能である。
ヨウ素の副作用としては、甲状腺障害(腺腫、機能失調)、ヨウ素アレルギー(発熱、関節痛、蕁麻疹等)、耳下腺炎等の報告がある。
が、一般には1回130mgのヨウ化カリウムの経口投与では、たいした副作用は発生しないとされている。しかし、食物からの摂取量が通常1日1.5mgであることからすると、被曝線量が5レム以下の場合は使用しないほうが良いとされ、逆に50レム以上の場合は積極的に使用することが望まれている。
現在、茨城県では、下記自治体施設や保健所に、夜間人口の1日分(244,000人×2錠)と、原子力医療センターに6日分のヨウ化カリウム錠を分散配置している。
皆さま 河田より
只今のニュース。今朝の自衛隊ヘリコプターによるF1-3への注水は殆ど焼石に水でした。
それに続いて警視庁機動隊による陸からの注水が期待されていました。
が、2時間遅れでやっと注水したら、目標まで届かず、放射線量が危険とのことで撤退しました。
F1-3周辺の放射線は15日に観測された400mSv/hをそれほど下回っていないようです。
これに引き続き自衛隊の注水計画がありますが、これも届かないでしょう。
依然として、F1-3,F1-4の燃料貯蔵プールの危機は続きます。
岐阜の兼松さんからのニュースです。F1からの放射能は、じわじわと拡散しています。
微量ではありますが、浜岡原発でも福島由来と思われるヨウ素131などが検出されました。
下記のサイトをご覧下さい。
http://response.jp/article/2011/03/17/153431.html
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103170155.html
http://doko.in/micro/
皆さまへ 河田より
注水量は一回当たり7.5トン、合計30トン。事前の放射線レベル調査で、上空1000フィート(約300m)で4.13/h上空300フィート(90m)で87.7/hだった。
この数字を見ると、この付近一帯がかなりの放射能が漂っており、これらが風で各地に運ばれているといえる。TVで見る限り、注入するはずの海水は、多くが建物の周辺や上部に撒き散らされ、燃料プールには入っていないように見える。
この放水車は通常は、デモ隊などの過激派に対して使われるもの。F1-5,6も燃料プールの温度が上昇中。現在60~63度Cでなお上昇中。
F1-1正門付近:1420~1500μ/h
福島市(北西61km):13.8~20μ/h
郡山市(西57km):2.6μSv
東電によると、燃料貯蔵プールが沸騰した模様。格納容器破損の可能性も。線量は(毎時):午前10:00 :810.3μSv、10:45:6400μSv、午後0時30分:10800μSvに上昇。
午後1:20頃には2430μSvに徐々に低下。 最小限必要な作業員以外は避難した。白煙は15日から出ていた(東電)。
F1-4は自衛隊がヘリコプターで水を空から注水する。計画を立て、一台が水を運び他の一台が空中放射線量を測定したが、100mSv/時をはるかに超える線量を観測したため、ヘリによる注水は危険と判断し中止した。
燃料プールは依然として危機的状況。炉心にばかり目が向きがちだが、使用済み燃料貯蔵プールも定期点検時に一時的に炉心燃料を保管するため、地震以来プールの冷却が出来ない状態で、次第にプールの水の温度があがっている。
当ブログは、福島原発に関する情報を中心に取り上げて、ご紹介しております。それは厳しい事態に遭遇している時は、まず事実にそった情報を把握することが大切だと認識しているためです。
より詳しい情報を知り、より的確な防御策を考え出すこと、かつ、冷静に落ち着いて行動するためには最も必要なことだと考えています。
いたずらに不安をあおるものとは考えられません。情報から取り残されることは、最も恐ろしいことだからです。
ですから、懸命により正しい情報を、より詳しく、より速い情報をみなさんと共有したいと、微力ながら、こうしてご紹介しています。ご理解ください。
皆さんへ 大沼です。
本日これまで入手した情報を皆さんとシェアします。データ入手もHPへのアップもオンラインでなく手作業なので、当面は1日二回更新(休日も)です。
1)愛知県の空間線量値は以下で見れます。
http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif
ついでに、昨日ご紹介した、ニューヨークタイムスのサイトでは、爆発の映像が動画で見られます。日本のTVでも放映されたかと思いますが、小生はそれを見逃していたので、この動画を見てびっくりしました。
なお、私はブログでは書いていませんが、受講生や友人たちボランティアグループなどに、電話やメールなどで、「小さなお子さんや若者が家族にいたら、海草類などを食べさせたほうがよい」とアドバイスしていました。
一応、私なりにネットなどで調べてからのアドバイスでしたが、もっと慎重に調べてみる必要があると感じて、昨夜からネットで探しまわっています。
現時点では、「調べるほどに奇々怪々」なことだと判明しました。現在も引き続き情報を集めています。なにか、わかったら取り上げてご紹介したいと思っています。
山口県の二井関成知事は14日、福島第一原発1号機等で発生した事故との関係で、上関原子力発電所建設計画について要請し、中国電力はそれを受けて工事の一時中断を決定しました。
暗いニュースが多いなか、ちょっとホッとしますね。寒い中、浜辺でお年寄りたち(地元民は高齢者が多い)が仕事もできずに、つまり収入も得られず、工事強行を止めようと必死で頑張っていた様子は、2/23の当ブログに貼り付けている中継から見ておられた方も多いと思います。
さて、山口県知事の記者会見での質疑応答の様子はかなり面白く、みなさんにも読んで頂きたくて、アドレスを載せています。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/new.html
中国電力のほうも、それに関して文章を公表しています。タイトルは「福島第一原子力発電所等での事象を踏まえた対応について」です。
http://www.energia.co.jp/info/oshirase_20110315_2.html
上関町にいる住民の方が開設しているブログには、上記の中国電力が公表した文に対して、次のようにコメントしています。
「中国電力は、知事や町長に言われなければ工事を中断するという判断すらできなかったのでしょうか。本当に理解に苦しみます。
この文章の中で福島第一原発の事故を「事象」と表現していますが、これはレベル0からレベル7までの原発事故の評価段階のうち、レベル4以下の事故に対する呼び方です。
なお、レベル5以上から「事故」と呼ぶようです。海外では今回の事故をレベル6と評価する声もある中で、国や電力会社は事故の程度を低く低く見積もろうとしています。その姿勢は中国電力も同様のようです。
こちらにある文を転載させてもらいました→http://blog.shimabito.net/
毎日の緊迫した状況の中で緊張が続いています。みなさんの体調は大丈夫でしょうか。こちら疲れが出てきたようです。こういう時に風邪などに罹りやすくなると思うので、お気をつけくださいね。
今回は、河田さんと新たに大沼さんという友人からのレポートをご紹介したいと思います。ちなみに、河田さんは「遺伝子組み換え情報室」を主宰しています。「反原発きのこの会」で30年くらい前から原発の危険性を訴えています。
大沼さんは、ため池の自然研究会幹事、NPO法人みたけ・500万人の木曽川水トラストの監事をしており、「ため池と水田の生き物図鑑・動物編」(共著)、「入鹿池の水の華-発生原因と水質管理方法に関する考察-」を著しています。以前は愛知県環境調査センターで研究職をしています。
レポーターのプロフィールを知りたい、というメールが届きましたのでお知らせします。
皆さま 河田昌東
今日(16日)、定期点検中で稼動していなかったにも関わらず、使用済み燃料貯蔵プールで火災が発生し、過去最大規模の放射能を観測した。
F1-4は、その後一旦鎮火したと発表されました。しかし、15日午前5:45再び作業員が火炎を目撃。昨日の爆発であいた直径8mの穴から炎が見えた。現場は放射能が高く近づけない状態でプールの冷却は困難。
東電は、昨日、ヘリコプターで空から水を注入する計画などを立てたが、水の量が少なすぎるなどの理由でまだ実施していない。炎確認後30分(6:15)には炎は消えた。
風は北西。南40kmのいわき市では、3.82μ/h(通常の55倍)。南60kmの福島市:23.88μ/h(340倍)。依然として放射能は流出を続けている。
昨日までに爆発したF1-1は炉心の燃料棒の70%が損傷している模様。F1-2は33%が損傷。F1-3は計測器が壊れて、計測不能状態。
定期点検中で安全に停止しているF1-5,6も炉内圧力が上昇し、蒸気を逃がしたので、水位は40cm低下したが、炉心はまだ水中。
昨日、現場労働者の被曝限度を従来の100mSvから250mSvに上げた。事故処理作業員の被曝はかなり深刻なはず。
最悪のシナリオである核爆発の可能性を継続しつつ、福島原発では次々と新しい現象が続いています。1-4号基(冷温停止中だったのに…)の爆発は、使用済み核燃料プールの温度上昇に伴う水素爆発だったようです。
停止中でも、あるいは、使用済み核燃料として炉内から出された燃料棒でも、常に冷却し続けないといけないのです。皮肉なことに、電気をつくる原発ですが、常に電気が必要で、停電するとアウトになってしまう装置なのです。
その雲を逃れて、船橋に住む娘とその子供(2歳と4歳)が我が家に疎開して来ました。首都圏ではスーパーやコンビニから食料品が姿を消しつつあるそうです。西へ向かう新幹線の中は、そういう親子連れが沢山いたそうです。
この期に及んでも、御用学者たちは、「健康に影響がない」などの言辞を弄し続けています。毎時マイクロシーベルトくらいの放射線では、急性白血病などの急性障害は起きませんが、晩発性障害(あるいは慢性毒性)の確率は増大します。
これも変です。放射能の雲は均質ではありません。濃いところもあれば薄いところもある。しかも、時系列的に変化します。
ところで、文部科学省がHPに都道府県における環境放射能の測定結果とモニタリングカーによる空間線量率の測定結果をアップしました。
以下のURLから見られます。関東地方に、福島からの放射能が飛んできつつあることが分かります。http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/index.htm
原子力資料情報室の会見が見られるサイトです。Ustream中継です。以下です。クリックすればそこに飛べます。
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news
なお、こちらの忍者プログでは、中継動画を貼り付けることができませんが、以下の「犬の心理学・性格診断室」では、貼り付けることができました。
こちらをクリックしても見られます。http://dogstype.exblog.jp/16056744/
田中優さんの文章を友人が知らせてくれました。
この時期に必読だと思います。田中優さんには、『どうして郵貯がいけないの』、『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』などの著書があります。
とにかく落ち着いてから動きましょう。何かする前に、大きく深呼吸してから。そして睡眠や食事をサボると判断が鈍りますから、必要なことは欠かさないように。
東京に来るかもしれない放射能
いよいよこの日が来てしまったと思う。原発に反対して23年、いつかはこうなると思っていた事態に直面する。でもまだこれが最悪ではない。もし核爆発を起こせばもっと悪い事態になる。
子どもを授かったばかりの女の子から相談があった。たぶんいい歳なんだと思うけど、小学生のころから知っていたから今もぼくからは子どもに思える。どうしたらいいのか、と。
「可能なら旅行のつもりで落ち着くまで、どっか西に(日本は偏西風地帯なのでおおむねの流れは西風だ)出かけるといいんだけどね。無理だったら雨には当たらず、可能な限り厚いマスクしてから外出してね」と。
でもあわてなくていい。東京までの距離は約220キロメートル。風速3メートル程度であったなら、届くまでに18時間かかるのだから。
核爆発は起こしていない現時点では、福島原発周辺の風も弱かったので気体以外はほとんど飛んでこないだろう。中でも気にしなければならないのはヨウ素131だ。
これは甲状腺に貯められてガンなどを引き起こす。吸い込むだけで吸収する。もともと大事な元素で自然界には「放射性」のヨウ素なんかなかったから、生物は無警戒に体内に集めてしまうのだ。
特に子ども、胎児に影響するので採らせたくない。そのためには先に甲状腺を放射性でないフツウのヨウ素で満たしておきたい。そうすれば排泄される確率が高くなるからだ。
本当は「安定ヨウ素剤」がいい。
人々が入手できずにいるのに『専門家』なる人たちはこう言う。「医師が処方するものです」 「原子力災害などの緊急時に、指定された避難所などで服用指示があった場合のみ服用してください」と。
東京に流れてくる可能性があるのに、それだけの備蓄があるのかと聞きたい。『専門家』なるものは、見殺しにする専門家なんだろうか。
でも、他のもので代替しようとすると副作用もある。40を超える年齢には効果がないとも。だから『医食同源』で考えるしかない。
病院で甲状腺の検査をするときには、その前一週間は海藻類を食べないように指導するそうだ。
つまり、その分が影響する。ならば、それで防ぐしかないだろう。食べすぎれば問題だが、ところが、この「ヨウ素を採るべき」という話を「ネットでのデマ」としているのだ。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/touch/20110312/p1
いつまで気にしなければならない?
しかしヨウ素131が分解して放射線を出して安定し、半分に減るまでの期間は8日だ(これを半減期という)。
8日ごとに半分に減っていくから、もし一日で放射能が届かなくなるなら80日間経てば千分の一以下に減る。
つまり80日間だけ、放射能の入っていないヨウ素の入った自然のものを、食べ過ぎない程度に、子どもたちには多めに食べさせるようにしよう。
その間に周囲は千分の一以下の放射性ヨウ素に下がっているはずだからだ。
しかし、千分の一以下に減るには300年以上かかってしまうのだ。半減期は厄介な問題だ。
福島第一発電所の三号機のプルサーマル燃料として使われているプルトニウムでは、半減期が2万4千年もある。だから「放射能と生命は共存できない」と主張してきたのだ。
今朝のニュースの第一、二号炉の爆発はまだ核爆発ではない。これまで破られていなかった格納容器内での爆発だから、放射能を多く含んだ煙を排出しているものの、それは核爆発ではない。
「絶対安全」と言い切ってきた推進派、電力会社に責任を取ってもらおう。
みんなで被害も分かち合う
「だから東北産の食品は食べない」というのは正しくない。降り注いだだけなら水で洗い流すことができるからだ。しかし、約一カ月経つと食品の中に栄養素として入り込み始める。
だから、当面は変わりなく洗って食べていればいい。その後は濃縮される率が問題になる。植物は濃縮度が低く、食物連鎖の上位(例えば肉や卵)にいけばいくほど高くなりやすい。
だから、もし被害を受けるなら(原発をこれまで推進してきた人は相応の責任取るべきだが)、人々全員で等しく引き受けるべき被害ではないか。
ましてや海外の貧しい国に送ってはいけない。過去に貧しい国に輸出されてしまった例もたくさんあるのだ。
原発内部の燃料が冷えるには約三カ月かかると言われている。そうならあと三ヶ月間は心配しなければならない。それまでは爆発やメルトダウンの危険性があるのだから。そして空に飛散した放射性物質は、雨とともに降り注ぐ。
だから風向きと雨次第で放射能が土地に濃く残ったり、ほとんど残らなかったりする。しかしその被害を受けているのは私たちだけではない。ボスニア、イラク、アフガニスタンに、たくさんの放射性物質「劣化ウラン弾」を浴びせてきた。
原子力の開発のために放射能汚染された大地は、世界中に数え切れないほどだ。私たちはこれほど地球を生きられない場所に変えてきたのだ。
今日からは徹底してほしい。外から帰ったら、家に入る前にマスクをしたまま埃を落とそう。もし風で届くなら、昨日までとは違う世界に生きなければならないのだ。
以下のアドレスをクリックすれば飛べます。下線が入っていませんが行けます。約1時間はかかりますが、重要な情報が得られます。
なお、http://dogstype.exblog.jp/i0←「犬の心理学・性格診断室」には、動画を貼り付けているので、みることができます。
http://www.earthday-tokyo.org/2011/news/2011/03/3141400ustream.html
日 時:3/14(月) 15:00~16:00
主 催:アースデイ東京2011実行委員会
進 行:シキタ純(アースデイ東京 理事)
発言者:C.W.ニコル(アースデイ東京2011実行委員長)
田中 優(未来バンク事業組合)
濱中聡史(アースデイ東京2011事務局長)
河内聰雄(アースデイ東京 理事)
風見正三(アースデイ仙台 顧問)
通 訳:Joel Challender(ピースボート)
内容:1.アースデイ東京からの声明発表
2.アースデイ関係者からのメッセージ
3.アースデイ東京としての支援活動の説明
*現地支援グループとの電話中継
4.福島原発で起こっている原発震災に関する解説
5.全国のアースデイとの共同声明の発表
引き続き、河田レポートを掲載します。
F1-2の危機的状況が続いています。本日未明(15日午前1時)、ポンプによる炉心への注水が可能になったと発表がありました。
が、その後、午前3時になっても圧力容器の水位があがらず、炉心は露出したままであることが判明。しかし、圧力容器内の圧力上昇はない、と発表される。(弁を開放し、圧力を逃していないだろうか)
炉心を冷やす水が入っている圧力抑制プールに損傷がある、ということは、プール内の水が失われて、炉心に水が供給できない状態の可能性があります。
事故で自動停止してから四日目ですから、炉心温度も大分下がっており、このまま炉心溶融は無いかもしれませんが、大幅な炉心の損傷は起こっているはずです。
今朝の9時。 皆さまへ
注水の結果、炉心は約2.7mまで冠水。福島第二原発は、注水が成功して、F2-1~4までが、完全に冷態停止になった。
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