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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 昨年末から、ガザへの侵攻が報道されて、複数の友人たちから緊急署名運動をというメールが届いていました。でも、なんだか悲観的になっていて行動に移せないのです。グズグズしていました。どうしてなんでしょうか‥。

 署名活動をしても効力があったとは思えず、ずっと無気力にもなっていたのです。しかし、インターネットを活用することは、それほど体験していません。

 ガザの写真に載った少女たちの表情が脳裏から消えません。何もしないでいられるでしょうか!! 
以下は転載です。お友だちにもこれらの文をコピーしてぜひとも知らせてください。

署名サイトは以下です。(クリックすれば飛べます)
GAZA: STOP THE BLOODSHED, TIME FOR PEACE

インターネットで活動を続けるAVAAZが、即時停戦を求める緊急署名を開始しています。英文ですが、簡単に署名できます。

署名の仕方は、「1.Sign the petition」の下の欄、「First time here? Please fill out  the form below.」でName(名前、ローマ字)で書いてください。

Email(メールアドレス)を入力します。Country(国)でJapan(日本)を選択してください。
最後に、「SEND」ボタンをクリックするだけで完了します。携帯電話番号と郵便番号は省略しても大丈夫です。

(以下請願文)

国連安全保障理事会、ヨーロッパ連合、アラブ連盟、およびアメリカ合衆国に対する請願:

ガザ地区における包括的な停戦を実現し、双方の民間人を護り、人道的な危機がこれ以上深刻にならないよう直ちに行動するよう要求します。活発な国際的行動と監視があれば、流血は止まり、ガザの通行が平和に再開され、2009年包括的な平和への真の取組がつくられるでしょう。

(仮訳 どすのメッキー 31/12/2008 )

 なお、署名サイトを運営しているAvaaz.orgは、国際市民団体 Res Publica と、インターネットでの市民運動の先駆者である米国の Moveon.org により共同設立されたネット運動体です。

 世界の様々な団体と連携して、英語等ヨーロッパ系言語のほか、日本語、中国語、ウルドゥー語、トルコ語、ネパール語、ダリー語(イラク)等、数多くの言語で、政治を市民の手に取り戻す呼びかけを行っています。

 画面右上の「日本語」タグをクリックすると食糧危機に対する行動や、ミャンマーのデモ隊を支援する呼びかけなどが日本語で紹介されていますが、ガザの件は邦訳がまだ見つかりませんでした。いずれアップされると思いますが、事が緊急ですので、今は英語サイトから署名をお願いします。
 

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 正月休みをのんびりと遊びほうけていたら、友人や知人から緊急行動の呼びかけが入りました。たとえば、以下です。

「不戦ネット@山本です。対応が遅れましたが、イスラエルのガザに対する攻撃に対し、以下の緊急行動を行ないます。すでに、500人以上の人たちが殺され、逃げ場のない中で死の恐怖にさらされています。
一刻も早くこの事態をとめるために、集まってください。このメールを転送して緊急行動を呼びかけてください」

 集まりは01/11のことで、帰宅したばかりの私は参加できませんでした。ガザのある地図をみたら、まさに逃げ場がありません。ジェノサイドされてしまうのではないかと戦慄します。以下のものも転載していますが、ここを読む皆さんも、できたら転載して、お友だちに送っていただけたらと思います。

件名:[AML 23249] ガザ テルアビブで1万人が反戦デモ(3日)
差出人:OKA Mari
送信日時:2009/1/7/23:08

京都の岡です。

イスラエルのガザ侵攻に対して、3日(土)、イスラエル国内でも大規模な
抗議デモがありました。

テルアビブのデモでは、イスラエル全土から駆けつけた人々、約1万人
(!)が参加。
イスラエルの人口は700万弱、日本でいえば18万人(!!)が参加した
勘定になります。

イスラエルの平和人権団体グシュ・シャローム(シオニスト左派)が主導し
て、その他23団体の呼びかけで実施されました。

同日、パレスチナ系人口の多い北部のサクニーンでもパレスチナ系市民主体のデモがあり、こちらは、10万人が参加しています。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-649584,00.html

しかし、日本のマスメディアでは黙殺されているのではないでしょうか?
紹介しているのは、オルターナティヴのメディア、個人ブログだけです。

「イスラエル国内でガザ侵攻に反対して10万人がデモ」(週刊「前進」)
http://www.zenshin.org/blog/2009/01/10-2.html

「アキバ・オールの手紙」「Daysから視る日々」
http://daysjapanblog.seesaa.net/

「イスラエル国内でもガザ侵攻に反対デモ」(フンニャロメ日記)
http://funnyarome.blog82.fc2.com/blog-entry-328.html

マスメディアも共犯して、あからさまな情報操作が行われていることを、如
実に表わす一例です。

以下、グシュ・シャロームのHPより、同デモの記事の翻訳、お送りします。(例によって、拙速、お許しください。)
追って、推敲したものを必要な注など付して、TUP-Bulletin速報に掲載するつもりです。

******* 転送・転載歓迎 **********

Saturday 03/01/09
MASSIVE DEMONSTRATION AGAINST THE WAR

2009年1月3日(土)

テルアビブで大規模反戦デモ

エフド・バラク〔国防大臣〕が軍隊にガザに対する残虐な地上攻撃を命令していたその頃、テルアビブでは、イスラエル全土から駆けつけた、戦争に反対する一万人あまりの人々が行進して、一大デモを行った。
テルアビブの主要道路のひとつであるイブン・グヴィロル通りの4車線はデモの人々で埋め尽くされた。参加者は、ラビン広場からシネマテックまでずっと歌を歌い、旗を振りながら行進した。

「選挙戦は子どもたちの死体の上でするものじゃない!」参加者はヘブライ語で韻を踏みながら叫んだ。「孤児や未亡人を選挙宣伝に使うな!」「オルメルト、リヴニ、バラクーー戦争はゲームじゃない!」「全閣僚が戦争犯罪者だ!」「バラク、バラク、心配するなーーハーグ〔国際刑事裁判所〕で会おう!」「もうたくさんだーーハマースと話し合え!」

プラカードに書かれているのも、同様の文言だった。バラクの選挙スローガンをもじったものもあった:「バラクに愛想がないのは、殺人者ゆえ!」(バラクのスローガンの原文は「バラクに愛想がないのは、指導者ゆえ!」

こんなのもある:「2009年、選挙のための戦争にNOを!」、「6-議席-戦争!」これは、戦争初日の世論調査で、バラク率いる労働党が6議席獲得の見込みと発表されたことを指している。

デモは警察との衝突のあとで始まった。警察は、右翼の暴徒がデモ隊を攻撃するのを抑えることができないからと言って、デモを禁じるか、少なくとも制約しようとしたのだった。なかでも警察は、デモの組織人たちに、参加者がパレスチナの旗を掲げるのを禁じるよう求めた。組織人たちは高等裁判所に請願、裁判所は、パレスチナの旗を合法と判断し、警察にデモ隊を暴徒から守るよう命じた。

デモの実施は、グシュ・シャロームと、平和のための女性連合、壁に反対するアナーキスト、ハダシュ、オルターナティヴ情報センター、ニュー・プロファイルなど20団体が決定した。メレツとピースナウは公式には参加していないが、多くのメンバーがデモに現れた。〔イスラエル〕北部から約1000人のアラブ系市民が20台のバスを連ねて到着した。彼らは、サクニーンで行われたアラブ系国民主体の一大デモを終えてその足でやって来たのだった。

組織人たち自身にとっても、これだけの規模の参加者があったことは驚きだった。「第二次レバノン戦争開始の1週間後、私たちが反戦デモの動員に成功したのは1000人だけだった。今日、1万人もの人々が参加したという事実は、今回の戦争に対して、はるかに強い反対があるということの証だ。もしバラクが自分の計画を続けるなら、世論は数日で全面的に戦争反対に転じるかもしれない。」

グシュ・シャロームの巨大な旗にはヘブライ語とアラビア語と英語で次のように書かれていた:「殺人を止めろ!封鎖を止めろ!占領を止めろ!」参加者たちは、封鎖の解除と即時停戦のスローガンを訴えた。

この抗議行動の日、極右は力ずくでデモを粉砕するために動員をかけた。警察は暴動の阻止に極力、努め、ラビン広場からシネマテックまでの1マイルの行進は比較的平穏に運んだ。しかし、参加者が警察との合意に基づき解散し始めたとき、暴徒の一大群集が彼らを攻撃し始めたのだった。

警察は、それまで両陣営を近づけさせないようにしていたのだが、その場から姿を消した。暴徒たちはこのあと、デモ隊の最後尾の参加者たちを取り囲み、嫌がらせをし、小突き回した挙句、最後のデモ参加者たちの何人かがシネマテックに逃げ込むと、これを包囲した。彼らは建物の内部に押し入ろうとし、デモ参加者を「片付けてやる」と脅したが、最後の瞬間、何人かの警官が到着し、入り口を守った。暴徒たちは長いこと、その場を立ち去らなかった。


******* 転送・転載歓迎 **********
 

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   昨年の12/17に、このブログをはじめてから早くも1年余が経ちました。3ヶ月もつだろうかと思っていたのですから、私としては頑張っているなと思います。

  
突然に文章を書き出しのは42歳からで、それまで全く興味がありませんでした。きっかけは知り合いたちがミニコミを出しているのを読んでからです。

 ちょっと書いてみようかなと軽い気持ちで書き出すと、なんと“もうどうにも止まらない!”という感じで延々と書けそうな気がして、そんな自分自身に驚きました。そんなことがあって、やがてミニコミ誌を友人や知り合いなど約100人に届けるようになりました。

 すると、「あなたが書いたの?」と多くの方からきた反応は訝しげです。「ゴーストライターがいるの?」と尋ねられたこともあります。文章からの印象と実在の私が一致しないみたいです。

 さて、どこまで行き着くのかわかりません。何を書き出せるのか、それも皆目検討がつきませんが、今年も書き綴っていこうと思います。要望などありましたら、どうぞ気楽に連絡を入れてくださいね。(写真は、昨年の元旦の太陽を撮影。写真をクリックすれば拡大できます)

newzealand2.JPG



 

 

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 半年ほど前に報道されたようなのですが、私は昨日、この記事を見つけたところです。そして、大変にうれしい気分になってきましたので取り上げてみようと思いたちました。なにしろ、辛いニュースばかり続いていますから‥、でも、みなさんにとってはどうでもいいことかもしれませんね。

 
左右脳のメカニズムが少し見えてきた!! ようです。九州大と自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の共同研究グループが、神経回路がいずれも「右脳」の性質を持つマウスを発見したと発表した (2008/04/17)。

 
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20080416/index.html

「このグループが
注目したのは、ivマウスと呼ばれる突然変異マウスの赤ちゃんにおいて50%の確率で体の中身が全て逆転していた(心臓が右にあるなど)。このマウスの体の左右が正常であろうと反対であろうと、記憶に重要な脳の神経回路は、左も右も「右脳」の性質を持っていることがわかりました。これによって、脳の左右差が体の中身とは異なる独自のメカニズムでつくられていることがわかりました」

 また、
「マウスの海馬を用いた研究から、その神経回路には記憶の形成に重要な働きをする分子(NMDA受容体NR2Bサブユニット」が左右非対称に分布することによって、神経回路の構造や機能が左右非対称になることを明らかにして、これを手がかりとして、脳の左右差を生み出す機構を分子レベルで研究することが可能になった」とあります。

 当会のエニアグラム理論には、左脳優位タイプ(5・6・7)と右脳優位タイプ(2・3・4)というものがあります。エニアグラム研究をしている他の人や他の会には無いものです。しかし、これを「事実」だと言ったことはなく、また立証できているのでもありません。http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm

 現象面からみると、これらの理論で人々の言動や振舞い方をうまく説明できる、というに過ぎません。しかし、うまく説明できるから事実である、などというおかしなこと
を述べてはいません。

 ただ、だんだんと脳機能の研究が一段と加速しているので、予想以上に早く、事実なのかどうかはっきりさせられそうな気がしています。長生きしなくとも、その日は確実にやってくるだろう、と静観して見ていられるようになりました。

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 どのような経緯で日本において「大麻取締法」が制定されたのかと、ネット上で探してみると、思いがけないものを見つけることになりました。

 まず、
1937年の米国で「マリファナ課税法」が成立しています。その狙いは、大麻に課税すれば大麻製品の価格が上昇して、製紙原料を大麻から木材に移させられ、繊維原料を大麻から合成繊維に移させることでした。

 ですから、この法律はマリファナの害を防ぐ法律ではありません。しかし、この「マリファナ課税法」が別の法律にうまく書き換えられてしまったというのです。その経緯は以下のところに載っており少し転載しています。
 http://www.cannabis-studyhouse.com/02_about/about.html


 「米国では、1919年から10年以上にわたって続いてきた禁酒法が廃止され、それまで法の執行に携わってきた役人や警察が、自らの職業の維持のために、新たな禁止対象を必要としていた。産業界と役人の思惑が、カナビス(元からある一般的な名称)を禁止することで、手を握らせた。禁止の謀略は2年間にわたって秘密裏に行われ、カナビスやヘンプという広く知られた言葉を避けてあえて「マリファナ」という当時は馴染のない用語を採用した。

 19世紀末ころからは、医薬品としてカナビスはポピュラーに処方されてきたが、マリファナがカナビスのことだとは法案審議の直前まであえて明らかにされず、医師会ですらそのことを知らなかった。法案の根拠は、“マリファナを吸うと気違いになる”という全く根拠のない口実だった。当時、嗜好品としてマリファナを吸っているのが、黒人やラテン系の人だったこともあり、人種差別的な要素も加わって、歪められた世論操作が盛ん行われて、政治的な基盤を固めた。その後、アメリカの経済発展にともなってカナビスの禁止は、世界中に輸出されることになった」
 
 これらの全てが事実なのかどうか、米国へ行って自分の手で調べないと受け入れられません。がしかし、あり得るかもしれないとは思います。現在でも、日本では危険なものだと一般に信じ込まされているのですから‥。

 
日本での大麻の取締りは第二次世界大戦以降で、ポツダム省令として「大麻取締規則(昭和22年)」が制定されました。現在の「大麻取締法」の内容になるまで十数回も改定されています。

 
アメリカの要請のままに日本政府が「大麻取締法」を制定したようですが、敗戦国だったのですから、致し方ないのかもしれません。

 しかし、私たちは、そろそろ大麻に関しての正しい情報を得る必要があるのではないでしょうか。「無知」は最も怖いことですから‥。

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  大麻(マリファナMarijuana=カナビス)所持で学生たちが検挙されたという報道が続いています。「大麻汚染」などとセンセイショナルな書き方です。

 ところで、大麻への考え方や取り締りは国によって違いがあります。知っている方も多いと思いますが、違いがあり過ぎます。オランダなどでは喫茶店などでおおっぴらに販売されています。また、カナダの裁判所は大麻禁止法に違憲判決を出しています。

 欧州のほとんどとロシアやオーストラリアなどは、個人の所持や使用で刑事罰を与えられることはありません。米国でも12州で医療用以外の大麻の少量所持は州法により犯罪として処罰されていません。

 日本のように自分用に大麻を使用することで処罰される国はかなりの少数派です。しかしながら、東南アジアでは厳罰となり、シンガポールでは死刑の判例もあります。

 この違いはどこから来ているのか、以前から疑問に思いつつも調べることもないままでした。しかし、女学生が大麻所持で検挙というニュースで疑問は再燃しました。

 ちなみに、
大麻は、酒タバコよりは害の少ないものだということを知っている日本人は少ないみたいです。なお、以下は、フリー百科事典「ウィキペディア」に掲載されているもので、「アメリカ国立薬物乱用研究所(NIDA)の評価 (1994)」です。

(
依存薬物) (依存性) (禁断性) (耐性) (切望感) (陶酔性) 
ニコチン             6      4      5      3    2
アルコール          3        6      4     4    6
カフェイン            2       2       2      1     1
大麻             1       1      1       2    3
 

 上記のように、大麻はアルコールやニコチンよりも害が少ないことはよく知られています。しかし、大麻を使用すると次第に覚せい剤やコカインなどの有毒な薬物に手を染める恐れがあるので、大麻を厳しく規制したほうがよいという考え方があります。

 これを「ゲートウェイ理論」と言いますが、大麻に厳しいアメリカ保健省の調べでさえ「ない」という結果が出ています(ウィキペディアを読んでください)

 でもおかしいですよね。一方では罰せられず、他方では死刑にされるのですから、どうも呑み込めません。何が問題になっているのでしょうか? さて、明日の夜、続きに取り掛かりたいと思います。

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  今日は一日、あちこちと歩き回りました。過ぎようとする秋が名残惜しくて、近くの里山の紅葉見物です。その帰りは、足湯のあるところ(無料)に行って体も暖めることができました。とっても贅沢な休日のすごし方だと思うのです。

 隣りに座った年配の女性が、なにげに語りかけてきます。どこから来たのかとか、紅葉がきれいだね! 等々。そして、戦争で空襲に遭ったというお話も‥。彼女が15歳頃に名古屋南部に焼夷弾が落ちて、防空壕に逃げた隣の妊婦さんは助からなかったと言うのです。ここは戦火に遭わなくてよかった‥、と。

 いつになく、しみじみとした気持ちで見知らぬ人の昔話を聞けたのは、暖かい日差しを受けてのんびりできたせいでしょうか。自宅に戻ると、なんと北側の窓からの景色の鮮やかさに驚かされました。

 毎日見ているのに、突然、いつもとは違う景色に見えるのです。そんなことが、あなたにもありませんか。その
写真を上部に載せてみました。(クリックすれば拡大される)

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  やっぱりな! という報道がこの夏にありました。「冥王星が惑星から外され、準惑星と呼ばれるようになって早2年、一部の科学者らが冥王星の復帰を主張している(National Geographic News 08/15)。「惑星」の定義がまだ明確に定められず流動的なようです。

 また、昨日のニュースでは、「珍しい天体イベントが見える」とありました。木星と金星が近寄っているそうで、12/01夕方5時頃の南西の空には三日月もあり、そこに「顔文字」みたいなものが出現するそうです。

 実際の木星と金星は8億キロ離れているので、近づいているのは見かけだけに過ぎません。でも、めったに無いイベントのようです。見逃せませんね。

 ところで、生まれて初めてという星空をこの夏に体験しています。南半球最南端の天文台で観た夜空です。本当に星は星の数ほどありました。あまりの感動で涙が滲み興奮して明け方まで寝付けない有様。

tekapo.jpg このような星空を見るためには、気象条件と立地条件が揃っている必要があります。一つは冬期で空気が乾燥していることです。雲ひとつない快晴に恵まれたのですから幸運でしたが、よく考えたらこれは普段フツウによくあることです。(左はニュージーランド昼のテカポの天文台。拡大は写真をクリック)

 なお、この天文台は都会から離れた田舎にあり、かつ山頂です。バスで出掛けましたが、なんとライトをつけずに山道を移動するのです。そして、近くの町の灯火は、天文台活動に協力するために照度が押さえられています。満天の星空を観られる条件が揃っています。

 しかも、夕方から月が昇る前までが限度です。なぜなら月が出ると観られる星は半減します。冬期でかなり寒く足が凍傷になるのではと思うほどでしたが、そんなこと少しも気にならないものです。

 星空はいつだって毎夜のように仰ぎ見られるものなのに、私は“本当の夜空を見たことはこれまで一度も無かったんだ”と今更ながらにしみじみと考えさせられました。国内でも、このような場所はないのかと今探しまわっているところです。もしも知っている方がいるならば教えてください。お願いします。

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 「遺伝子特定」と入れてグーグルにて検索すると、なんと1740000をヒット。遺伝子に関する物凄い数の研究発表があり、しかも頻繁(この文字が読めない首相もいるようで)にニュースになっています。あなたも一度検索してみませんか?

 遺伝子がどこまで私たちの気質や行動や体質や疾病などを支配しているのか。それを考え出すと恐ろしいほどです。たとえば、以下のようなことで、何十年前に学んだきりの知識におんぶしていると足元をすくわれてしまうでしょう。

・下戸遺伝子 (1995年発表・筑波大学の原田勝一らによる)→アルデヒト脱水素酵素遺伝子上に見られる点突然変異が、下戸・上戸を分けることを確認

・体内時計遺伝子(1997年発表 東京大学医科学研究所・程 肇らによる)→生物の体内で約一日周期の体内リズムを生み出す遺伝子をヒトの第17染色体に発見

・ゲイ遺伝子(1993年発表 米国立がん研究所・ディーンヘイマーらによる)→男性同性愛の一部はX染色体上の遺伝子に支配され、母方から遺伝することを確認。

・子煩悩遺伝子(1998年 東京工大・石野史敏ら)→マウスの第8染色体上にある父親由来の遺伝子が母性行動を支配することを発見

・集中力遺伝子(1999年 米ロックフェラー大・マリアカライオルゴウら)→集中力の欠如は、第22染色体上の遺伝子の変異が関与。

 ところで、エニアの9タイプには役割みたいなものが備わっていると考えられます。その中で、このブログでも紹介したように、3つのタイプの人たちの役割遺伝子みたいなものを取り上げています。これまでの長い年月の情報の蓄積があればこそ発見できた賜物なのですが‥。
 
 タイプ1が掃除遺伝子・タイプ2が料理遺伝子・タイプ9が洗濯遺伝子

 あるタイプの人たちはある行動パターンをとりますが、まるで生得的行動であるかのように自然体で行動しているのです。ですから、本人が自覚できず認知もできないようです。まさに「性格=本能」なのです。“自分の正しいタイプが見つけられない”ということは致し方のないことなのかもしれません。

 

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 都会から、地方の小都市に引っ越しして早くも8年になります。市民生活に関わる所用はほとんど車で15分くらいで行けるところです。図書館と美術館が近いことが最も喜ばしいことです。また、出かけても疲れずに帰宅できます。この便利さは他に変えがたいものがあります。

 県の広大な緑化センターは車で20分、市の緑化センターは徒歩10分のところです。その他、自然観察の森あり、矢作川沿いの遊歩道や万博跡地の海上の森など、とにかく里山が近いのがとてもよいのです。

 また、大抵どこも駐車料金が3時間以内なら無料で、物価も名古屋市よりはずっと低い。近郊で採れた野菜は鮮度もよく価格も安く、桃や柿、ぶどうやスイカなどの栽培農家が多く、空気がきれいで自然環境がとてもよいのです。どうして、もっと早く引っ越ししなかったのかと悔やまれます。

 ところで、車で20分くらいのところに香嵐渓という紅葉の名所がありますが、ライトアップされているものです。外国の人たちもたくさん観に来るみたいで、道中の交通渋滞は並大抵のものではありません。車は歩いている人と同じ速度で進んでいます。私のほうは人の多いところが苦手なので、そういうところには近づきません。

 今日は、森の木々が本当に「燃えている!」と言えるほどに、赤々と夕陽に染まっているところに出会いました。しかも、一人で森の散策をしている時で、周囲に人の気配はなく深い静寂に包まれています。

 早く森を出ないと陽が落ちてしまうのですが、立ち去りがたく‥。これほどに木の幹や枝まで赤く照らし出されているのを見たのは、生まれて始めてかもしれません。まだまだ、「生まれて初めて」の感動体験が続いています‥‥。

 写真に撮ればよかったのに、すみません! 写真嫌いなのでカメラを持ち歩く習慣がないのです。でも、ブログをはじめたのですから、これからは美しい風景写真なども撮れるようにしたいと思います。

 

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