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昨夜から今朝にかけての豪雨はすさまじく、また雷が光ると一瞬!昼間のように辺りを照らし出していました。これほどのものは未体験です。ゲリラ豪雨は地球温暖化と関係があるのでしょうか?
なお、幸いにもこちらは無事でしたが、この豪雨で被災された方々にお見舞い申し上げます。一日も早い復興と心のケアを望んでやみません。
ところで、7/21のブログで次のように書いています。「他人だけでなく家族にも殺意を抱いたことがある人がいたら、それは割合として何%になるのか、ぜひとも知りたいものです」
何と! 知りたいことが8/11の産経新聞に載ったと教えられました。それは、大阪大大学院人間科学研究科の藤田綾子教授らの調査結果で、以下です。
「親に殺意を抱いたことがあるとする回答は、高校生28%、大学専門学校生35%。頻度はいずれも「1、2回」「ときどき」の順で多く、「よくあった」は全体の約3%。一方、友人に殺意を抱いたことがあるとの回答は高校生、大学生ともに33%」
およそ3割という数字はなんとなく妥当な気がします。ですが学生ではなく、派遣社員やパートだったなら、数値は高くなるのでしょうか。老人ならばもっと多くなるのでしょうか、それとも少なくなるのか? 収入によっても違いはあるのか、それも知りたいところです。
社会階層の格差が拡大すれば、下層にいる人たちは差別されたり、舐められたり、プライドが傷つけられることが多くなるのではないでしょうか。また、人としての尊厳を保てない生活に立ち至り、精神状態はより不安定になります。それゆえ殺意を抱く確率も高くなる‥。
また、殺意を自分に向けていると考えられる「自殺者」が多いことが気になります。上 記とよく似た傾向はあるのかと探してみましたが、やはりあるみたいです。無職(主婦は入らない)の人がトップです。常に女性より男性のほうが多く、また、常に青年より老人のほうが、格段と自殺者が多いのです。
また、「殺意」についての調べでは、性別がわかりませんが、男性のほうが多いのではないかと予想します。つまり、不安定型が男性で、かつ暴力的になりやすいのも、女性よりは男性のほうだと考えられるためです。また、老人の凶悪事件も増えていますが、肉体的にも精神的にも不安定で、さらに経済的にも不安定な世代ということになるのでしょうか。
最近の気候を見ると、不安定なことが多く、人類に殺意を抱いているのかと思うほどの猛威をふるっています。世界経済も不安定度が高まっているみたいに見えます。一体、私たちはどこに向かっているのでしょうか? 今夜も寝付けなくなりそうです。
8月5日に公開された「Googleマップ」の「ストリートビュー機能」について教えてくれる人がいて、早速に覗いてみました。
これについて紹介されているサイトは数限りなくあると思うので、ここでは説明を省いています。なお、地図の上部にある「ストリートビュー」をクリックすれば出ます。
さて、まるで自分がそこにいるか自動車で走っているかと思わされます。また、見晴しがよくて360度を見渡すことができるのが画期的です。なお、アメリカの主要都市が先行しているようなので、早速ニューヨークのセントラルパーク辺りに行き、その辺りを散歩したような気分に浸りました。
ハリウッドの俳優たちが散歩しているところでも見られないかと、ビバリーヒルズも少しまわってみました。でも、それは無理みたいです。大邸宅が建ち並んで、ゆったりとした道路と大きな街路樹が印象的です。
ところで、「グーグルGoogle」って、あまり関心がなかったのですが、ちょっと不思議な企業だなと思っていました。今回、この機能を見て、どんな企業なのかとはじめて関心を持ちました。「検索エンジンの検索をするデータ会社」だというくらいの知識しかなかったのです。
ウィキペディアによると「世界中の情報を整理しつくすというビジョンを体現する検索エンジンの会社」なのだそうです。この業界に詳しい人のコメントでは、「Googleは研究開発指向が強いコンピュータ会社だと思った方がよい」というもの。
「Googleはエンジニアのエンジニアによるエンジニアのための会社なんです。ハッカーの集まりといってもいい。彼らが最も嫌うのはビジネス判断が先に立って、平凡な会社になることです。Googleの創業者は、そういうことに徹底的にNOと言った」‥‥などと言っているようですが、巨大化が進めばいずれ平凡に成るでしょう。
ところで、巨大企業は人間社会を破滅に追いやるだろうという否定的なイメージしか私には浮かびません。今回、便利な機能がまた開発されましたが、さほど必要に感じるものではありませんでした。
裏では何か別の目的があるのではないかと、そういう怖い想像ばかりしています。より管理社会となり、より一層プライバシーのない社会になっていくという恐怖を、この「ストレートビュー機能」から、いよいよ感じるようになりました。
食品偽装に関するニュースを報じるワイドショーで、一人のコメンテイターが語る。「米国ではこのようなことで、報道関係者たちを前にして謝罪することはない。偽装をしたために罰せられるので、それだけであり、不特定多数の人たちを前にして謝罪するという慣習はない」というようなお話でした。
他の国の文化や慣習を詳しくは知らないので、本当のことなのか分かりません。しかし、7年前、ハワイ近海で高校生の実習船が沈没した事件を思い起こしました。アメリカ海軍の原子力潜水艦が急浮上したために、衝突して沈没したという事件です。調べてみたら、高校生を含む8名が死亡(1名はいまだ行方不明)。
「翌日ファーゴ司令官は、事故の責任は100%米国側にあることを認めた。しかし、日本では事故発生の第一報が報じられた瞬間からアメリカに対する怒りが湧き上がった。特に行方不明者の家族の怒りはすさまじかった。即座にあってよいはずの事故を起した艦長からの謝罪の言葉が一向に聞こえてこないのだ。息子が行方不明になった寺田亮介氏は現地に飛び、ハワイ大学での記者会見の席で声を荒げて謝罪を要求した。艦長に“軍隊の規律などといわず、我々の前で土下座してほしい。男だったら出て来い! ”」(朝日新聞2001.2.17夕刊)
その後すぐにブッシュ大統領始め政府や海軍の高官が日本に繰り返し謝罪したが、事故を引き起こした直接の最高責任者である艦長ワドルさんだけが、謝罪しない。
それは日米文化の違いであると当時の駐日大使が語る。「米国では問題が大きければ大きいほど、弁護士は簡単に謝罪するなと促す」 なお、しばらくして、ワドル前艦長さんは日本文化を教えられたようで、遅ればせながら謝罪に訪れました。
これを知れば、「謝罪」に関しての日米の文化の違いがあるようです。また、この点では、中国も米国とよく似ています。中国産冷凍ギョーザ事件では、謝罪らしきものはなくウヤムヤになっています。一方。かつての朝日新聞の記事には、「即座にあってよいはずの謝罪の言葉」とあります。
そこが私にはよくわかりません。よく考えてから謝ってはいけないのでしょうか? 言葉が即座に出ない、事態を理解して状況を呑み込めるようにならないと謝罪の言葉が出てこない人も、たくさんいますから‥。
日本赤十字社が出しているものに、「日本における輸血後肝炎発症率」というものがあります。次のようなことが書かれています。
「60年代半ばまで、発症率が5割を超えていた時代があった。60年代後半に献血・抗体検査が確立され、16・2%に。70年代にB型肝炎ウイルス検査が導入され、14・3%。89~92年にかけてHCV抗体検査の精度が上がるにつれ、2・1%から0・48%と激減」
現在では検査の精度が高まっているので、輸血時の安全性は格段によくなっているみたいです。しかし、それでもウイルスの完全排除はできないとあります。治療行為というものには、常にリスク(Risk)が伴うものだということを再確認させられることです。
ここで思い起こしたのが、「エホバの証人」という宗教団体のことです。20年くらい前のことでうろ覚えですが、確か信者である夫妻が、自分の息子が交通事故で瀕死の重傷をおったが、輸血を拒否したというものです。 男児は出血多量で死亡してしまいました。
当時は、愚かな親だなと思い、あまり深く考えていませんでしたが、肝炎に罹る可能性があったのですから、愚かだ! と言い切れるものではないようです。一方で、どれほどにリスクが高くとも輸血を望む親もいるのではないでしょうか。しかしながら、どちらを選ぶにしても、リスクがない治療行為はそれほどは無いのですから‥。
そんななか、「集団予防接種での注射器の使い回しが原因で、B型肝炎ウイルスに感染したとして患者らが30日、国に損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした」というニュースが入りました。
「訴えを起こしたのは、首都圏のB型肝炎の患者や遺族計11人。訴えによると、集団予防接種での注射器の使い回しによってB型肝炎ウイルスに感染する危険性があったのに国が対策を取らなかったとして、国に対し、計3億8000万円の損害賠償を求めている」
さて、肝炎検査のために保健所に行きましたが、5名くらいの人が待合室にいたくらいです。長蛇の列が並んでいるかもと予想していたので肩透かしを受けたような感じです。受付用紙に記入するのですが、なんと名前や住所を書く欄がありません。HIVや性病などの検査があり、匿名にされているからです。
再度、検査結果を尋ねに市役所の感染症予防課を訪れました。B型C型肝炎はどちらも陰性でした。「感染していない可能性が極めて高い」と書かれています。ホッとしました。ブログは続けられそうです。しかし、ホッとしたのも束の間、心はなぜか乱れます。
註・済みません。文字の大きさが調整できません。
何気なく相手のためと思って注意したつもりでも、相手のほうでは「暴言を吐かれた」とか「人格を全否定された」と感じる場合があります。7/29に刺傷事件を起こした少年も、そう感じたのでしょうか?
「7/29愛知県知立市の市立知立中学校で教諭刺傷事件が起きた。殺人未遂容疑で現行犯逮捕された18歳の同校の卒業生の少年は教諭への“恨み”を口にしている。逮捕された少年と中学1年時に同じクラスだった知立市の男性会社員(19)によると、少年は2年の時、担任から提出物を出すように言われて、曖昧な返事をしたら、担任に叱られた。さらに“字が汚い”と言われて殴りかかったという」
「あいまいな返事をして叱られた」とか「字が汚いと言われた」というくらいで、なぜ殴りかかったのでしょうか。これが原因だったのか真相はまだわかりません。しかし、これくらいでも十分に深く傷つけられたと感じ、仕返ししようと考える人たちはいるだろうと予想します。
担任の先生との間で、それまでに何かあって関係が悪くなっていたとも考えられます。そこに、さらに何か不快な言い方をされたので、暴言と感じたのではないかと予想するのです。
「言い方」というものがあります。その言い方によって、ある人はキレテしまうのです。つまり、少年からは、教師が生徒を思いやって優しく注意しているように見えない、穏やかに叱っているようには見えていないのです。実際、よくあることです。それどころか、みくびり軽んじている、疎んじているみたいな態度で、生徒に接する先生はどこにもいます。
奇しくも、7/21のブログで取り上げています。「どんな人でも、相手をみくびり軽んじていると、遠慮がなくなります。軽んじられたほうにとっては、嫌な奴です。そんな相手に非難や嫌味など言われ、暴言を吐かれたら忘れられませんし、いつか仕返しするやもしれません」
これを書いてから8日後に事件は起きてしまいました。ずっと辛い事件が続いています。今夜も寝苦しくなりそうです。
読者からの便りがあり、ブログの字が小さくて読みにくいようです。それで今回より少し大きめにしています。
さて、タイトルに関してですがよく報道されます。かなりしばしばです。今日も見つかりました。
「秋葉原の無差別殺傷事件は8日、発生から1カ月を迎える。加藤智大(ともひろ)容疑者(25)は、最近になってようやく、捜査本部の調べに、後悔していると話し始めたが、被害者への明確な謝罪はいまだにない」
この言い方にとても違和を感じるのですが、それは私だけなのでしょうか? 私は少数派になるのでしょうか。自分の過失で軽い交通事故を起こしてしまったら、すぐに素直に謝罪できると思います。たとえば、脇見運転をして相手の車体をへこませ、運転者にも軽い打撲を負わせたというくらいなら、ほとんどの人たちが素直に謝れるのではないでしょうか。
自分の過失だと自覚していても謝れない不届き者もいるかもしれませんが、それは論外です。そんな人間と、幾人もの人間を殺傷した者とを同列に扱うことはできません。
それと同じで、上記のような過失と重罪を、同列に扱っていることにならないでしょうか。どうも奇異に感じるものです。秋葉原の無差別殺傷事件のようなものは、一口に「罪」とはいっても「重罪」で、すぐに謝罪できるとしたら、かえって疑ってしまいます。
私からは、すぐに謝罪する人がいたら、罪の意識が低すぎるように感じます。なぜか、多くの人たちが、「謝罪」というものをすぐに求めます。とりあえず、まずは「謝れ!」で、その後でなら、「話し合ってもいいぞ!」という感じです。
それが日本的な文化というならば、私みたいなことを言い出すと、お笑い芸人みたいに「お前は欧米か!」(笑い)と言われてしまうのでしょうか。親たちも、子どもが悪戯したりウソをつくと、すぐに謝らせようとします。しかし、謝ったほうが早く解放されると、子どもたちも分かっているのではないでしょうか。
重大犯罪は、軽い交通事故とか子どもの悪戯ではないのですから、謝罪云々と取り上げるのはおかしいと思ってしまうのです。犯人自身も、事の重大さにを前にして、謝罪するなどということが全く頭に浮かんでこないのだろうと予想するのです。そのほうが自然だと思うほどです。
しかし、一般では、悪評になるようです。とにかく謝罪を口にすれば、罪が軽減されそうに見えます。裁判官の心証もよいものになりそうです。そうなると、来年からの陪審員制では、裁判員(陪審員)から、「心証よい」と思われるような立ち居振る舞いをしたほうが、お得ということになってしまいます。
要領のいい人のほうが罪が軽くなる、というおかしなことにならないでしょうか。実際、心証云々と判決文に書いていた裁判官がいました。
実におかしな慣習だと思うのです。しかし、奥ゆかしい礼儀、または慣習だと思っている人たちがたくさんいるので、このような報道記事が載るのでしょうか。う~ん少数派は浮き上がる!
「輸血を経験された方は、まず検査を受けてほしいですね」と、高松市の県立中央病院の喜田恵治内科部長さんがインタビューに応えているサイトがみつかりました。
また、次のように重大なことを述べています。 「(今回の納入先医療機関の公表で)フィブリノゲン製剤の投与の有無ばかりが問題視されているようですが、輸血による感染リスクの方がはるかに高い。それも過去にさかのぼれば、さかのぼるほど…」
‥‥さかのぼれば、さかのぼるほどだなんて!! さあ、これは大変なことです! そんな現実は初めて知ることです。さかのぼるほうに、タップリ入ってしまいます。集団予防接種を幾度も受けています。その時代は注射器の使い回しなど当たり前に行っていましたから、感染する機会は幾度もあったはず‥。
「日本では100万~200万人がC型肝炎(HCV)の持続感染者と推定され、第2の国民病と言われている。厄介なことに自覚症状のないまま、20年から30年をかけて肝硬変、さらには肝がんへと進行。現在、肝がんの約8割はHCVによるものとされている」
‥‥むろん、私には自覚症状はない。しかし、4年前の人間ドッグでは肝機能がレベルC。要注意で再検が要るというレベルである。それに、義兄が肝硬変と他の合併症で8年前に亡くなっています。大酒飲みだったからではないかと安易に思っていましたが、そのせいではないかもしれません。
「B型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)とあわせると、300万人以上にのぼると推計されています。そして、HCV感染者数は、世界では1億7千万(世界人口の3%近く)がキャリアであると見られています」
‥‥なんということでしょう。世界の人口の3%がキャリア! これまで、まるで関心を持ってこなかったのが悔やまれます。残酷な事態が潜行していたことを、知らずにいたのでしたから‥。
「かつて輸血や手術を経験した際、その後、かなりの高率で肝炎を患う時代があった。それもそのはず。HCVは存在自体は知られていたものの原因までは特定できていなかった。1988年になってようやく発見。翌年、検査方法が確立された比較的新しいウイルスで、それまで抗体検査をくぐり抜け、血液や血液製剤を介して感染してきた」
‥‥他人事だった肝炎。「これではいかんぞう!!」と、ダジャレなど言っている場合ではありません。仕方なく肝炎ウイルス検査に先週でかけました。結果は2週間後だと言われました。この続きは、陽性だったら書かないかもしれません。ブログも書けなくなってしまうかもしれません。
肝炎ウイルス検査、あなたも受けたほうがよいかもしれませんよ。ピアスしてませんか? 刺青をしていませんか?
さて、このような言われ方は一般化していると思っていたのですが、そうでもないかもしれません。深く考えないままに使ってしまいました。確かに地動説を唱えたコペルニクスのほうは裁判にかけられていませんし、社会的な迫害も受けていません。ちなみに、コペルニクスが「天球の回転について」という本を出版したのは、彼の死の数週間前だと言われています。
一方、ガリレオのほうは「裁判で地動説を捨てることを宣誓させられたが、宣誓の言葉に続いて小声で(あるいは大声で)「それでも地球は動く(回っている)!」と叫んだという逸話がある」と、フリー百科事典(Wikipedia)に載っています。ただし、これもガリレオが本当に言ったのか、真偽のほどはわかっていません。
とりあえず、あの箇所は「ガリレオのような気分」と書いたほうが正しいと思います。しかしながら、私も本などを出版していますが、裁判にかけられる不安があるのではなく、社会的な迫害されたこともありません。それゆえ、私自身の心境としてならば、コペルニクスのほうに近いのではないでしょうか。
ところで、コペルニクスは地球が完全な球体(地球は自転の関係でわずかにゆがんでいる)であると最後まで信じていたようです。ガリレオも、「すべての天体は完全な円を描いて運動する」と主張し続けたようです。しかも、「ケプラーの法則」と知られるケプラーの考え方「楕円軌道に基づいて惑星の位置予報がされる」という時代になっても、これを撤回しなかったのは有名みたいです。
「天文学の父」とか「科学の父」と言われているガリレオでさえ、こんな頑迷なところがあります。そして、ケプラーも何かおかしな方面に逸脱したことがあるようですし、ニュートンやアインシュタインも誤りをおかしたことがあるみたいです。
ちなみに、3年前くらいの韓国の大学教授の捏造事件(ES細胞に関する研究成果の捏造)には、驚きの声をあげた人たちは多いのではないでしょうか。あまり知られていないが、その他も幾つも悪質なものがありますが、論外なので取り上げる気にもなれません。
なお、自分が誤ちの多い人間なので、天才と言われた人たちや、その道の実力者で著名人な人たちでも間違いをおかしていた、ということを知ると正直少しホッとします。
しかしながら、科学の歴史を知ると、誤ちや逸脱の連続ではないかと考えられます。それでも真実が見出されて、現在では正論として認められるようになっています。過失や逸脱、失敗があったればこそ、そこから学べるというのは本当のことだったようです。
07/02の新聞紙上にて、驚くような記事が載りました。肝炎ウイルス検査の受診をすすめるもので、次の4つに該当する人だという。
①妊娠中又は出産時に大量の出血があった。②大量に出血するような手術を受けた。③食道静脈瘤の破裂、消化器系疾患、外傷などにより大量の出血があった。④がん、白血病、肝疾患などの病気で「血が止まりにくい」と指摘を受けた。‥‥私のほうは、これの②に該当します‥。
また、「血液凝固因子製剤を血友病以外に投与した可能性のある医療機関」として名前が公表されています。1972年から2007年まで、止血剤として使った可能性がある病院名が載っています。な、なんと! 77年に入院して手術を受けた病院の名前が出ているではありませんか‥。
事態がよく飲み込めないので、インターネットで調べてみると、以下のような記事が見つかりました。「次のような方で過去に検査を受けたことのない方は、検査を受けられることをおすすめしています」とある。
①平成4年以前に輸血を受けた方・②大きな手術を受けた方・③長期に血液透析を受けている方・④臓器移植を受けた方・⑤薬物濫用者、入れ墨をしている方・⑥ボディピアスを施している方。
いやはや、①と②が該当してしまいます。③は、知人や親戚などに該当する人が結構います。⑥に該当する友人が結構います。そして、①などは、年長者のほとんどが該当してしまうのではないでしょうか。刺青も流行っていますから、若い人たちの中にも該当者がいるかもしれません。ここには載っていませんが、針灸に使う針も、以前は使いまわしていました。
さて、新聞に載っている問い合わせ先に、早速に電話しましたが、なかなか通じません。たくさんの人が不安になって電話しているのでしょうか。
もう少しインターネットで情報収集してみることにします。次回は何かご報告できるかもしれません。来週くらいは保健所にも出掛けなくてはいけないと思うのですが。長蛇の列だったらどうしましょう(-”-;) それとも、一人だけだとしたら、それも怖いものがありますね。
ところで、あなたのほうは該当から外れましたか? 当たるのは宝くじだけにして欲しいですね。
30年ほど前に、「派遣社員」になったことがあります。その頃はほとんどの人たちが職業安定所に足を運んで職探しをする時代です。たまたまある事務所を通りかかって、受付に行くと試験があり、とりあえず受けました。数日後、合格の知らせが届きました。
しばらくして連絡が入り、大手の企業に派遣されました。時給が1500円で、当時の平均の3倍はありました。破格ですが、さしたる資格もなかったので、家族も驚きました。ちなみに、20年前に東京都内のコンビニでバイトした友人が、昼間は時給600円、深夜は800円だったと言います。
なお、その企業は緊急な仕事が派生したので急きょ募集したのですから、仕事の密度が濃くて大変に疲れるものでした。まだ派遣は珍しい時代だったのか、正社員たちからは、異質な存在に見られていたように思います。「こんなに大変な仕事なら働き続けることはできない!」と早々と降りて、辞めてしまいました。勿体ないと思ったことはありません。
「労働者派遣法」が施行されたのは、1986年です。私は、それ以前の「派遣社員」です。この派遣法に反対する勉強会とか集会に出たことがありますが、当時の人たちはあまり関心を持たず、難なくこの法案は通過して、施行されてしまいました。
現在の「派遣社員」というものは、あの頃とはまったく違うものになっているようです。かつては特殊な仕事や専門知識を活かすという考え方があったように思います。しかし、現在ではバイトやパートと同じようにみられる、安上がりの臨時要員みたいなイメージになっているようです。
06/08の秋葉原通り魔犯人は、派遣社員だとあります。数ヶ月後にはリストラの対象者になる恐れがあったようです。時給1300円だと彼は掲示板に書いています。不安定な身分では、精神的に追い詰められていたでしょう。
また、彼の両親は不仲らしく別居しています。彼自身も母親と不仲のようです。そのうえ、故郷から遠く離れ、ひとりぼっちで暮らしています。それでは大変に辛いものです。帰るべき家もありません。
ところで、「労働者派遣法」は、今日の格差社会を作り出した源の一つで、「悪法」だと言ってもよいものではないでしょうか。
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