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私が生まれてはじめて正社員となり、配属された課に行くと、そこに待ち受けていた強面の女性がいました。私より7歳年上です。
彼女は、新人である私の教育係りで、開口一番に告げられたことを、今でも忘れていません。「あなたとは同郷だと聞いているけど、だからって特別扱いはしないからね。いいわね!」 調べがついていることに驚きました。
すぐに仕事内容の説明に入るのですが、これも忘れられないものです。「私は一度しか言わないからね。二度は言わせないでね!」 本当に驚き緊張しました。社会に出るとは、こういうことなんだ! とグッと身が引き締まりました。
彼女はいつも一人で行動しており、食事もどこかで外食していました。食堂でみなと一緒に食べるところは見たことがありません。他の人たちが休憩していても彼女はしません。仕事は完璧でミスをしたという話は聴いていません。仕事中に私語などもしません。
そこは支店なんですが日本中の全店にあまねく知られている女性で、みなから「お○○さん」と呼ばれていました。「お」が付いているのはこの人だけ。次々と部署を移ります。上司からも優秀だと認められていました。煙たがられていたとも言えるのですが‥。
印象深い女性でしたから、エニアグラムを知った時にすぐにタイプ判定できたのはこの人が最初です。タイプ8w9と考えられます。
ところで、話しが逸れますが、「コンゴの山中で絶滅の恐れのあるマウンテンゴリラが、人間界の戦乱を生き抜き、家族まで増やしていたことがわかった」という報道が3月頃にあったようです。教えてくれた方、ありがとうございます。
絶滅が危惧されていたのですが、03年の3カ国合同調査では720頭が確認され、その後も増えているみたいでホッとするニュースです。
その中に「人間慣れしたゴリラと、そうでないゴリラがいる」とあります。当然ですね。ゴリラも9つのタイプに分けられるのですから‥。
だいぶ以前ですが報道で、野生のマウンテンゴリラが世界におよそ700頭しか残っていないと知り、ショックを受けたことを覚えています。
野生動物たちの生態がわかるテレビ番組は好みでよく見るほうです。とくに霊長類には魅せられます。人間の気質を知るうえで、参考になることがよくあるからとも言えます。
なかでもゴリラはとてもカッコいいと思っています。シルバーバッグ(成体のオスは背中の毛が白銀色になる)が立ち上がって胸をたたく様は勇壮な感じです。でも何故か凶暴なイメージがあるようです。
でも、本当はゴリラはとても穏やかな暮らしぶりをする動物だと今ではよく知られています。胸をたたくのは単なる示威的なもので、威嚇して「俺は強いんだぞ」と見栄を張っているのです。
ところで、「威嚇」と言えば、タイプ8の行動パターンとして、しばしば普通にやっていることです。生意気だとか、いつか懲らしめてやろうなどと思っている相手を睨みつけます。
睨んでいるときの視線は、相手にからみつくようなネットリとしたものです。むろん、黙ったままで睨みつけるのですが、首から上全体が相手の動きにあわせて動き、目や視線だけを動かすのではありません。目力(めぢから)があるので睨まれるだけで怖く感じます。
さて、ある日のテレビに登場したゴリラのボスは、さながらタイプ8みたいな落ち着きのある負けん気の強そうなゴリラで、仲間から恐れられて、みなあまり近寄りません。
しかし、他のところで見た別のボスゴリラは、なんと! 子ども好きだと紹介されていました。群れの子どもの世話をして、さながら保父さんです。ちょっと騒々しくて明るい陽性という感じのゴリラでした。
シルバーバックのイメージに合わず、こんなボスがいるんだと驚きました。なんとなく、前者はタイプ8w7で、後者はタイプ2w1ではないかと。
集団生活をする動物たちは即暴力的になるのではなく、もう少し穏便な方法を使っていると考えられます。威嚇などの示威的な行動は、ある意味、穏やかで互いのケガも少ない。仲間内に、効果的に秩序をもたらすものと考えられます。
設楽での映画会に行く途中、手打ちそば屋の旗がはためいているのが見えたので、昼食をと思い、入ってみました。店内は雑然として物が積み重なり、掃除したのはいつ頃なのかな? という感じです。
「ざるそば・1000円」と書いてあります。座布団も汚れていたんですが既に遅し。引き返すことができず、腰をおろして注文しました。しばらくすると、お膳に天プラ(レンコン・さつまいも・でも冷た~い!)と、もう一皿が乗っているではありませんか。
燻製肉が一切れと、串に刺したコンニャクに味噌、エシャレット1コ、枝豆3コに漬物少々です。お茶は客が自分で淹れられるように茶葉が急須に入っており、魔法瓶も備え付けてあります。支度だけは万全です。
本物の生わさびと鮫皮おろし器が添えられています。えっ、こんなに? という感じです。これで1000円ではどう考えても採算が合いません。30代くらいの男性が一人で切り盛りしている店のようです。
店のご主人に、「あの、これは‥‥」と最後まで言わないうちに、ご主人→「ひとりでやっているから、待たせてしまうので、そのあいだの口よごしにとおもってだしています」とのこと。
わさびを残すと、「持ち帰ってください」とアルミ箔まで用意してくれます。そばは松本から取り寄せているので、ご主人が打っているのではありませんが、まあまあで、そんなに悪くはありません。でも、ザルでなく普通の扇型の深皿に盛っています。
「そば好きな人はうるさくて、ちょっと湯がく時間が多いだけで何か言われる。難しいんです」とノッソリとした口調。客から文句を言われるのがとても嫌みたいで、支度も万全にして必死に対処しているみたいなことを言います。
山奥の一軒屋のそば屋です。普段、しゃべる相手がいないようです。よくあるのですが田舎ではテレビがつけっ放しです。ここもそうです。他に一人客がいましたが、その人は店主に話しかけず黙々と食べている。
話しかけた私には饒舌になっていますが、勝手にしゃべり出す人ではないようです。顔相も体つきも話し方も、ある一つのタイプを指し示していました。4w5です。
面白いことに、名古屋市東区でそば屋を経営するある男性も4w5で、顔つきもよく似ているんです。こちらの彼は、予約なしに行くと慌てます。断られることもあります。尤も、こちらの店内はとても清潔。本物の自前の手打ちで、盛り付け方もよく、器のセンスもいい。お気に入りのそば屋です。
ところで、両者ともに支度が完璧で即応しにくいところは同じなんです‥。でも、商売下手な山奥のそば屋さん、ちょっとチラリ寂しそうな顔つきをする‥。
先回とよく似ている事例で、イボの治療を受けていた女子(小2)についてご紹介します。
この女子はタイプ4で、小さなイボが足にたくさんできて皮膚科に数回通院しています。その治療は大人でも我慢できないくらい痛いのですが、これまで騒いだり嫌がったりもしないので、母親は感心していたみたいです。
ところが、その日は違いました。治療室でいきなりドン! と靴を履いたままベットの上に足を乗せました。母親は目が点になったと言います。驚いた母親と医師から女子は叱られました。母親は日頃おとなしい娘なのに、どうしてそんなことができるのかと理解不能だったみたいです。
さて、ある男子(小3)は、「ものもらい」によくかかります。(ちなみに、当地では「めんぼ」とか「めいぼ」と呼ばれているものですが、麦粒腫と言われる細菌感染による目の病気です)
この男子の麦粒腫は化膿が進んでしまったので、切開して膿を出さねばなりませんでした。麻酔をしないと痛みがひどいものなのですが、一部少し自然に破れかけており、そのまま治療することになってしまいました。
ところが、この男子もタイプ4です。あまりにも痛かったのか、突如、医師の腕に噛み付いたそうです。母親と医師が驚いたのは言うまでもありません。
タイプ4は優等生気質です。ですから、お医者さんの前では大抵痛くとも我慢して良い子にしています。しかし、我慢も限度というものがあります。思わず知らず怒りとなって何か失礼なことをすることがあります。
短気な気質でもあるため、怒りやすい傾向はあります。普段はおとなしく控え目な子が多いタイプなので驚かれますが、当然の行為ではないかと思います。
調和タイプ(369)も、家の外ではよい子、よい人を演じようとします。しかし、防御タイプ(7・1・4)は、学校や職場、医師の前、公の場などでは、「よい子」というよりは優等生的な言動になるため、「模範的な礼儀正しい人物」になるのかも知れません。ニュアンスがちょっと違います。
さて、このようなことを書くと、「あの人はタイプ4だと聴いたが、無礼な態度をされた。聴いたことと違うじゃないか」と言われてしまうことがあります。そのように受け取られると困りますね。
いつでも・どこでも・どんな人にも、どんな状況の時でも、良い子や模範的な礼儀正しい人物になれる、などということはあり得ないことです。
幼児や小学生くらいの年頃ならば、病院やお医者さんは怖いものです。子どもが泣き喚いて大騒ぎになって診察室にたどり着けないで困っている母親がいます。
ところが、医者の前ではとてもお利巧になる、そんな子どももよく見かけます。たとえば、タイプ6の子は家の外では良い子になりますから、お医者さんの前では良い子に磨きがかかります。
けなげというか素直な態度になるのです。あるタイプ6w5の男子(小3)は、足裏にたくさんのイボができて皮膚科に行きました。治療は液体窒素を用いた冷凍凝固療法で、患部に当てられると激痛が起きます。
「痛いけど我慢してね」と医師が告げると、「うん」と、不安そうですがケナゲで素直な態度です。実際、「うっ」と顔をしかめただけで、いっぺんに10ヶ所以上も液体窒素を当てられました。医師から「よくがんばったね」と褒められたと言います。
ところが、あるタイプ2w1の男子(小5)は同じ治療を受けましたが、最初のうちは「やめて、痛いよ」と言っていましたが、そのうち、「やめろ! チクショウ!」と騒ぎ、泣いて怒りだしたと言います。このタイプはよく「泣いて怒る」のです。
タイプ6は「次女気質」で、タイプ2は「おかあさん気質」です。二つのタイプを比べたら、「泣く」のはタイプ6だと大方の人たちは予想します。しかし、実際には、タイプ2のほうがずっと奔放で自分の感じたままを表現してしまうのです。
と、こんなことを書くと、「僕も同じ治療を受けたが泣かなかったぞ!」などとタイプ2の人から言われてしまうことがあります。むろんの事、泣かない子もいますよ!
受講生A:マクドナルドで高校生くらいの女学生たちが、試験勉強なのかわからないが友だちと勉強している姿をよく見かけるけど、何タイプだと思います?
受講生B:そういえば私も高校生の時にあそこで友だちと一緒に勉強したことある!
受講生C:私もあそこのほうがよく勉強できたわ。
受講生D:あんなところじゃ集中できないでしょ!おしゃべりばかりして‥。
受講生E:ざわついているし、勉強なんてできるわけないでしょ!
と、なにかザワザワとおしゃべりに興じているのですが、何タイプなのか皆で考えてみることになりました。すると、2グループに分けることができました。
①人がいたほうが却って勉強に集中できる。
②人が傍にいると勉強に集中できない。
その場では、①に該当するのはタイプ2w1の人に多くて、②は2w1以外のタイプに多かった、という結果はでました。
そんな結果が出たのですが、考えてみれば大勢の人たちが出入りする店です。しかも客の回転率を高めたいお店にとっては、大変な迷惑行為になるものではないでしょうか。それを認識できないとしたら、ちょっと厚かましい行為に入ってしまいます。
となると、羞恥心の少ない攻撃タイプ(8・2・5)と考えられます。そして、8と5はほとんど考えられないものです。
そうなると、やっぱり、このような店で勉強をする女性たちはみなタイプ2w1になるのかもしれません。100人くらい調べてみたいところですが‥。それでも2w1の中には、②だと回答してくれた人がいましたので、全てではないはずです。
ある2w1女性曰く。「家で勉強するとダラケテしまう、家の机で教科書を開くと眠くなってしまう。でも、人目があると勉強しなければっ! という気になる。人目がないとボウッとして、集中できないし、緊張感がないし‥‥」
さて、あなたは①ですか? それとも②なのでしょうか?
講座では、防御タイプ(7・1・4)の「必死になる」こと「せっぱ詰りやすい」という気質について、なるべく事例をあげて説明するようにしています。
また、当会では防御タイプを「自分は世界の淵にいると自己認識するタイプ(7・1・4)」という理論もあります。淵にいるため「崖っぷち感」が文章や言動などによく出ているのです。
しかし、受講生はタイプ2w1が多く、彼らからはこの「崖っぷち感」がなかなか実感できないみたいです。そこで、「あなたたちがこれまでの半生で、命がけになったことがあったら思い出してください」と告げます。すると‥
受講生A:命がけでやったことなど一つもない!
受講生B:そうね。命がけなんて、あったかしら‥?
受講生C:私、最近命がけでしたことあるわ。息子の高校受験には命がけだったわ!
受講生全員:ヒェ一一一ッ!
受講生B:ズッコケルわね。でも、それよくわかるわ! 自分の受験の時よりも命がけだったと思うわ!
受講生D:私もよ。死にそうだったわ!!
これは2w1の人たちにしか分からないもののようですが、全ての2w1がこのようになるというものではありません。しかしながら、2w1の母親たちの中には本当に教育ママだと感じさせられる人たちがいます。
「よい高校や大学に入ったとしても、こんなご時世だから学歴など無意味になるかもしれないと思いません? 学歴社会ゆえ、それも必要かもしれませんが、やはり実力がないといけないのでは‥‥」と言うと‥、すばやく反応あり。
「実力がないなら、なおさら学歴くらいつけておかないと!」 ‥どこまでいっても教育重視、学歴重視の姿勢が崩れないみたいです。
リリー・フランキー著「東京タワー」は、テレビドラマにもなっています。母親への愛がメインテーマで、リリーさん自身、自分をマザコンだと言っている、と聞いています。副題は「オカンとボクと、時々、オトン」(扶桑社)
さて、当会の通信受講生のお一人が、自ら選定して当該の本を読んで通信レポートにしています。以下に本人の承諾を得て一部だけ転載しています。↓ 紫字です。
「東京タワー」全般を通しての感想ですが、この小説の構成は、前半がリリーさんの幼少時から上京までのエピソードが主であり、後半が母親との東京での生活と母親の闘病生活のようです。
前半は、「マザコンと言われている」リリーさんの小説のわりには、あまり母親のことが出てこないという印象がありました。母親に対する愛情や感謝の気持ちは伝わってきましたが、描写が大雑把なように思えたからです。それよりも、当時の炭鉱の街や、昭和40年代の子供の遊びの様子などの描写の方が細かく書かれており、当時の様子が伝わってきました。
登場人物に関して言えば、母親よりは、むしろ、たまにしか会わない父親、ひょっこりと現れる父親のことが克明に書かれています。父親が好んでいたタバコの銘柄やタバコの箱を開ける癖など、細かいところまで描写されています。
母親に対しては、感情やら思いを主に綴っているのに対して、父親に対しては、感情的なところも書いていますが、同時に仕草や服装、好みの事柄など詳細を書いているのが印象に残りました。ここからリリーさんはタイプ2w1の可能性が高いと考えられます。
さて、克明に、また詳細に書かれているほうが、「意識している対象」です。まさに、彼は「父親を強く意識しているタイプ(261)」と考えられるものです。当会の「コンプレックス理論」は、複雑(complex)なので難解に思われがちです。しかし、小説を読んだだけで、ここまで性格分析ができる受講生がいます。長く受講するほどにレポート対象者は広くなります。
ホームページにある「お遊びコーナー」に関してのメールが届いています(以下にお遊びコーナー・クリックすればでます)。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/cgi-bin/playpage.htm
2つのゲームがありますが、「物語の登場人物のタイプを当てるゲーム」について、ヒントが欲しいとか、理論のどこを参考にしたらよいのかという問い合わせが来ています。
「昨年のものを見ても、なぜそのタイプなのか、それが分からないから教えてほしい」というメールもあり、そこで少し取り上げてみようと思います。
昨年の第1ステージにあるものをとりあげてみます。以下にあるものです。「タイプ7の女性を正解」としていますが、厳密には7w8女性らしい言動にしているつもりです。http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/cgi-bin/old.story/old.story(6).htm
女:ねえ私たちこれからどうなるのかしら。来年の夏、私たち別れているかもしれないわね。
男:来年の夏は海外研修に行っているかもしれない。
女:えっそうなの?じゃ私のほうは海外旅行をしようかなあっ!母も姉も誘って!どこがいいかなあ!
男:ドイツに研修に行く可能性があるから、ドイツにしなよ。
女:ほんとっ!ドイツなの?じゃ、そこは止めたわ!古代遺跡のあるマチュピチュにしようかな!
男:世界遺産のマチュピチュかい、いいね。僕もいつかは行くつもりだよ。
女:オーロラも一度は見てみたい!来年の夏とは言わず、5月の連休に行こうかなあっーと!
男:君は気が早いね。それに、5月の連休は家族でカナダに行くって言ってなかったかい ?
女:あ、そうそう忘れていた!私一杯に行きたいところがあって困ってるの フフ!
男:ところで僕たちの将来のことを心配していたんじゃなかったのかい?
女:わたし、あまりそんなこと考えていないわ。どうだっていいわよ。わたし、帰る!
男がいつまでも結婚話を切り出さないので、女のほうから切り出しています。真正面から尋ねるのではなく、逆の言い方で、どことなく素直さを感じないようなセリフにしています。率直に本音が言えないところがよくあるタイプだからです。
また、負けず嫌いですから、男が海外に行くなら自分も、と張り合っています。しかも母と姉を誘うとしています。「女性を強く意識するタイプ」だとわかるように、わざわざ書き出しています。ゲームを難しくするときは、この部分を消せばよいのですが、第1ステージゆえ易しくしています(なお、昨年のゲームは早い時期にクリアされてしまったので、今年は難しくしています)。
次のところでは、ドイツに行くという男に対抗して、マチュピチュと返しています。だが、男がそこにも行くと分かると、オーロラにするなど張り合っているとか天邪鬼になりやすいタイプ7の気質を現したつもりです。また気の多いところ気質をも現しています。
男がカナダに行く予定だったんじゃないか、と言うので、彼女はとっさにうまくごまかしますが、機転の利く要領のよさのあるタイプだと感じるように書いているつもりです。
最後は男が結婚に関して切り出そうとしているのですが、彼女は頑なになっていて、「どうだっていいわよ」にしています。結婚したがっている女だと思われないように突き放した返事をしてしまうのです。投げ捨てるみたいなセリフにしています。
最初のところでも「来年の夏私たち別れているかもしれないわね」と、自分にその気がないみたいな言い方にしています。最後まで正直な自分を出していません。出せない気質というべきか。
ところで実際にもよくあることなのですが、相手が心にもないようなことを言うとか、意地を張っているセリフでも、それと気づかない人はしばしばいます。
ここでならば、「この女性は結婚などどうでもいいのだと思っている」と受け取ってしまうのです。人の心理を見抜けないことは珍しいことではありません。
さて、これは単なるお遊びに過ぎませんから、あまり真剣に捉えないでくださいね。ただ、人を観察する場合に細かいところを逃さないようにすることがタイプ判定には重要です。
ですから、ちょっとした言葉使いの中に、そのタイプらしい心理が出るようにセリフを工夫しています。実際には、これだけでタイプ判定することはありません。ちょっとしたセリフでも気持ちがにじみ出ています。細かいところを見逃さない訓練になるだろうと考えてのことです。
今日まで、3人の方が一気にクリアされましたが、その後に続く人がいません。そこで、ここを読んだ方にヒントを出しますから、ぜひとも再挑戦して頂けたらと思います。ヒント→第1ステージの二人は同じタイプです。
久しく歯科の検診を受けていないので、いつもと違う他の歯科医院に行こうと、インターネット上で探していました。幾つか見て選別した後で、ある歯科を受診すると決めました。
選んだところは歯科のホームページとして必要な事項は全て丁寧に、かつ事細かく書き出されていました。「快適でクリーンであること」にこだわっているとよく現れています。
しかし、歯科の仕事には全く関係のないものまで載っています。たとえば、医院を開業するまでの建築途中の写真や、それにまつわる記事。その他上棟式なども書かれていて、ここも細かい描写です。この完璧主義的なホームページ作りと、丁寧で細かいところから、院長さんは防御タイプ(714)なのかと想像してしまうものでした。
また、院長さんのモットーとして書かれているのは、「何事もこだわる」とありますが、こだわりの一つとして、「靴」を取り上げています。えっ、仕事のことを書かないの? という感じです。
防御タイプであれば、潔癖性ゆえに診察環境も清潔に徹しているかもしれないと予想して、とりあえず出かけてみました。すると院内は確かに清潔で、私が求める合格点に達しています。それまで受けた医院は、もう少しなんとかならないかと思うほど、清潔感があまり感じられないところでしたから。
次に問診のための質問用紙に記入することになります。その質問項目がかなり細かくて多いのです。その中にある、「歯の治療で痛いと思っているものは何か?」とか、「怖ろしかったり、痛かったのはどの治療ですか?」というものがあります。
「痛い歯はひと思いに抜いたほうがいいと思いますか?」 「歯を削り少しでも痛くなると予想されるときは、先に麻酔を入れてほしいですか? 一度削ってから様子をみたいほうですか?」などから、痛がりで怖がりな気質ではないかと感じさせられ、予想通りの防御タイプそうな雰囲気です。
そこまで予想して直接に院長さんとお会いしたら、なんと歌手の槇原敬之さん(4w5)に少し似ています。同じタイプは顔形が似ていることが結構あるんです。それでも、顔が似ているだけでは間違えるので、まだ判定はしません。引き続き受診に行くのですから、じょじょにタイプが絞れていくだろうと思います。
どこにいても人間がいる限り(+犬猫などの動物がいる限り)、彼&彼女は何タイプなのかなあと想像したり、観察することで、ずいぶんと楽しませてもらえます。退屈したり、憂鬱になることも減るのではないでしょうか。
「人から見られる自分」ではなく、「人をよく見ている自分」になり、自分の殻に引きこもることも減るかもしれません。
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