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当エニアグラム性格学では、「気質(性格タイプ)というものには、基本的に男女差はない」と見ています。ただし、男性のほうがいろいろな面から「特化」していると考えられます。
たとえば、攻撃的で暴力的な行為に入りやすい傾向は、女性よりは男性のほうが多いと考えられます。ですから、タイプ8の男性のほうがタイプ8の女性より、より攻撃的で支配欲が強く、他人を従わせたがるという傾向も強いと考えられます。
タイブ7は神経質で傷つきやすい気質ですが、タイプ7の男性のほうがタイプ7の女性より、神経質で傷つきやすく、不安定で落ち着きにくいという傾向も強いと考えられます。
タイプ7は、小学校などで「多動児」と言われる子どもたちの中によくいます。この場合、授業中にフラフラと動き回るのは圧倒的にタイプ7の男児で、女児は少ないようです。机の周りの整頓ができないのも、男児が多く女児に少ない。これは、これまでの資料の蓄積からクッキリと見られる傾向です。
タイプ4は人間を怖がりやすいためか、ひきこもりやすい気質ですが、これまで把握している情報からは、男性に多く女性に少ないように見受けられます。
タイプ2の中でも、2w1はおしゃべりな人たちが多いタイプですが、やはり男性の2w1に超おしゃべりな人が多く、女性の2w1のほうは比較すれば少ないのではないかと予想しています。
エニアタイプはさておき、単に男女の違いだけを比べるならば、ノーベル賞受賞者に男性が多く、女性は少ないという事実があります。男性のほうが優秀な人が多いということはほぼ認められていることです。
しかし、性格破綻者というか犯罪者が多いのも男性です。精神障害等にかかりやすいのも男性に多く、女性に少ないという事実も知られています。従って、女性のほうが安定してバランスのよい性だと考えられます。
それは、女性の脳梁のほうが太いためではないかという報告があります。男性の脳梁は細く、左右脳の連絡が少ないためか、脳の機能全体をバランスよく使っていないためではという考え方です。
また、女性は2本のX染色体を持ち、男性はXとYを1本ずつ持っています。仮に、1本のX染色体に欠陥遺伝子があれば、良好なほうのもう一本のX染色体の遺伝子が活性化されるようです。他の機能に似て、どこかがわるくなれば他のところに補完作用が起きるみたいです。
従って、このX染色体に関連した障害があった場合、XXの女性はその遺伝子を持っていても、それ(障害)が顕在しません。男性のほうはたった1つあるX染色体の欠陥遺伝子が原因で、たとえば、色盲や血友病などになります。これも、よく知られているものです。
つまり、女性のほうがリスクが少ないためなのか、長生きしており、ほぼどの国でも、このような傾向は認められます。しかし、身長が高くて瞬発力もあり、腕力体力があるのは男性です。忍耐力は女性のほうが高そうですが‥。
このように多方面からみれば、どちらも利点があり、どちらも何かが足りないのであり、つまりは総合力でみたら、どちらの性が優れているとか劣っているなどとは言えないのではと思います。違いがあるだけです。
なお、エニアタイプでみたら、「特化」しているのは825と714だと考えられるので、この6つのタイプの男性が不安定でリスクが多いということになります。エニアグラム図で示すならば、円内の星型でつながっている6つのタイプです。
最も「特化」していないのが「本家の中の本家」に当る「タイプ9」です。中でもタイプ9w9の女性が一番安定型であり、エニアグラム図上では頂上に位置しています。心も強く体も丈夫で、ストレスにも強そうで、長生きしそうなイメージになりますが、事実そうなのか調べてみたいものです。
「トイレ一緒にいこー!」って、ずうーっと昔に誘われたことがあります。中学や高校時代のことです。それがどうやら相変わらず続いている習慣のようです。
さて、中学3年の女子3人とお話できる機会があり、いろいろな会話の中から、いまだに「連れション」(昔の言い方)なるものをしていることがわかりました。
いつ頃からある習慣なんでしょうねえ? 明治の義務教育が始まって以来かもしれませんね。日本以外の国にもあるのでしょうか? よくよく考えるとおかしな習慣です。
女子A:私も誘われたことがあって、「友だちって、普通はそういうものなの?」と聴いたことがあります。でも、何も答えてくれなかった‥。
女子B:周りがみんなそうだったから、そういうものなのかと思ってましたけど‥。
女子A:「普通」がわからないので困ってしまう。周りがみんなそうしているなんて知らなかったし‥、
女子C:学校のトイレ、一人で行くのがなんとなく怖い。それかもしれないよ。私の場合、小学3年くらいまで学校のトイレに行けなかったよ!
昔のトイレ事情とは違い、今どきのトイレは明るく清潔です。それでも恥ずかしくて学校のトイレに行けない子どもがいるようです。怖がりで羞恥心の強い気質の人たちに多いと考えられます。
さて、昔、誘われた人のことを思い出してみると、たぶんタイプ2の女子だと思われます。現在も、タイプ2の女子たちが多そうです。多人数調べないとわからないことなのですが、その可能性はあると見ています。友だちとは、いつも行動をともにしたがる人たちだからです。ちなみに、Aさんをタイプ4w5、Bさんをタイプ2w1、Cさんをタイプ7w6と判定しています。
ところで、世界で25億の人たちが衛生的なトイレを使えず、うち12億人は野外で用を足しているという報告がありました。世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)がまとめたもので、今年08/30に報道されているものです。
ウオッシュレットを使い出して久しいのですが、水事情も深刻度が増しているなか、こんなことしててよいのかと、つい考え込んでしまいますね。
半年以上前に取り上げてから、ずっと引っかかっています。「笑ってはいけない場面で笑ってしまう」という世にも不思議なお話です(それほどでもないか)。些細なことなのですが気がかりで、明快な答えを見つけたいと探しています。なお、知り合いの精神科医にも尋ねてみましたが回答らしいものはもらえませんでした。
どうしてなのでしょう? このおかしな心理について説明してくれるところはないのでしょうか。前回の01/04では、次のように書いています。「あまりに大きな出来事に遭遇する、あるいは、日常的にはあまりないような異変に出遭うと、一種のパニックになっていて、正常な反応ができにくくなると考えられます」
これで説明になっているのか、自分で書いていながら納得できないのです。そこで、実際にはどんな場面で笑ってしまったのかを、知り合いに尋ねたりネット上で探してみました。
まず、葬儀の折に笑ってしまう人たちが、意外と多いことを知りました。その他ならば、シーンとしている場面・真剣な話し合いの時・発表会・ホラー映画を観ているとき・先生に厳しく説教されている場面・学芸会や運動会等々。
これらの共通項は、「緊張している」か、または、「怖がって緊張している」時や場面です。ついでに、エニアタイプも調べてみましたが、防御タイプ(714)や防御タイプのウイングが重い人たちに多いようだと感じられました。なお、これは統計学的な調査をしているわけではないことを断っておきたいと思います。
さて、緊張が過ぎると何かよくないことが起きそうです。そこで緊張を破る手段として、「笑い」が有効になるかもしれないと想像するようになりました。
緊張すると、「そわそわ落ち着けない・その逆で妙に落ち着く・肩幅が狭まる・表情が硬くなる・トイレに行きたくなる・口がかわく」等々。人それぞれにいろいろな反応をしますが、その一つだと言えるかもしれません。
緊張しやすい気質の人たちは、とっさに場面転換を図って緊張を和らげていると考えることもできそうです。それが正しいのかわかりませんが、なんとなく納得できます。
「輪廻転生」という言葉を知ったのは中学の頃で、壮大なロマンというか測り知れない何かを感じて、恐れおののいた記憶があります。しかし、現在では、転生など有り得ないと結論づけており、私の中ではきっぱりと振り切れています。
さて、友人のタイプ4w5は、「前世は極悪人だった」と言います。それで今世は「修行しなければならない」ということになっているらしいのです。また、受講生のタイプ2w1は、「戦乱の世に生まれた薄幸な貴族の娘」だったそうなのです。前世が平凡だったという方はあまり見かけません。
ブログで見つけたものとしては、「王子だった頃をどうしても思い出せない」と、7w6の男性の書いた文章が印象的です。さすがにタイプ7は、人を笑わせるのがうまいなあ‥と。
ちなみに、この「王子‥」の文のタイトルは、「過去は作られる」です。まさしく過去は作られるものではないでしょうか。
タイプ6らしい人のブログには、「前世で父親とはぐれてしまった。それで僕は寺の跡継ぎにされてしまって、それが嫌でたまらなかったんだ」と、いかにも体験したみたいな書き方をしていました。やはり、タイプ6は父親のほうなのか! という感じです(なおタイプ6は父親を強く意識するタイプ)。
前世に関する見方にも、それぞれの人たちの気質が表れているように思われます。また、「輪廻転生」と言えば、チベットのダライ・ラマです。観音菩薩の生まれ変わり、または化身と言われています。
そして、現在のダライ・ラマ14世のことですが、エニアタイプは「タイプ2w1」の可能性があると「ダライ・ラマ自伝」から判定しています。
ところで、公表している「9タイプの理想像・菩薩」というものがあります。以下です。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-214.htm
タイプ2の理想像を「観音菩薩である」と見ているものです。そのすぐ後に、ダライ・ラマが観音菩薩の化身であると知り、彼の気質を調べたところ、このタイプだとわかったというものです。なにか不思議に符丁が合うことがあります。でも、単なる偶然に過ぎないと思っておりますよ、むろん!
人類が9人家族だとしたら、タイプ1は長女です。お母さん代わりができる人たちですから、母親が野良仕事に精を出している時は、家の留守を預かって弟や妹の世話をします。家の掃除も長女の役割ですから、さながら「掃除遺伝子」を持っているかに見える人たちです。
さて、友人のタイプ1は魔法瓶をいつも持ち歩いています。質素倹約型ゆえか省エネを心がけ、また無駄使いを快く思わない堅実な気質です。それで自販機などでペットボトル飲料を買わないようにしています。魔法瓶が茶渋で黒ずむのが嫌らしく、湯だけを入れてティーパック類を持ち歩いています。「清潔」を優先させているのです。
また、この彼は男性ですが、「長女気質」ですから、母親代わりになれるので、料理も自然にできるようになっています。夕食を調理した後は、調理道具や食器など全て洗ってからでないと、落ち着いて食事を取れないそうです。それほどに「清掃・清潔」に意識が向いているのです。
もう一人の友人・タイプ1は一人暮らしですが、掃除したくないので二部屋だけを使い、他の二部屋は使っていません。また、風呂にも毎日入りたいが風呂掃除が嫌で、週2回に決めています。その代わり、体を清潔に保つためにウェットティシュを活用しているそうです。タイプ1は完ぺき主義で潔癖です。掃除するとなると徹底するために、くたびれ果ててしまうので、このように、いろいろ工夫せねばならないのでしょう。
ゴミ問題にはとくに関心が深くなるみたいです。あるタイプ1の教師は、定年退職したら「ゴミ拾いをしたい」と言っています。受講生のタイプ1は、ゴミの分別を徹底しています。材質の違うものはできる限り分解します。そのためだけの小道具をいろいろ取り揃えています。
仕事の書類にホッチキスがついていたら必ず取ります。瓶に紙のラベルが張ってあるとキレイに剥がします。セロファンつきの封筒ならばセロファンと紙とにわけます。
こんなですから、町内の人たちのゴミ分別が徹底していないことが気になります。なぜルールを守らないのか! とイライラしているのです。タイプ1と知り合えば、このような類のことはよく聞かされます。講座で教えられた通りだと実感できるでしょう。
「タイプ2は料理遺伝子を持っている」と説明していますが、このブログを読んだという通信受講生からお便りがあり、「みんなの広場」に載せています(以下をクリック)。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page16/16-2.htm
その中に「どうして今まで(家族は皆)料理にものすごく関心があるのだということに、身近にいたのに気がつかなかったのか不思議なくらいです」とあります。
このように、あまり気にかけていないところに自分や他人の気質の特長が出ています。隠れ潜んでいるわけではないが気づきにくいものです。自分のタイプがわからないのも道理だな、と思うところです。ところが一旦、意識するようになるとあまりにも明快に出ているとわかるもの、それが「気質」です。
さて、一週間くらい前のことですが、友人宅に招かれて行くと、2歳の男児がいて元気に駈け回って遊んでいました。母親が客人用に出すつもりでリンゴの皮を切っていると、男児はそれをやりたいと言います。リンゴは全て切り終えてしまったと母親が言うのですが、男児は諦めません。
そこで、この母親はキューリを冷蔵庫から出して渡しました。ナイフは樹脂製ですが結構よく切れます。男児はキューリを5㎜くらいの大きさに切りますが、その顔つきたるや真剣そのものです。
全部切り終えると、もっとキューリを切りたいと要求します。やり終えると周囲に散らばったたくさんのキューリ片を、小さな指で全て拾い上げて、お皿に上手に乗せます。そして、そこにいる大人たちに、差し出して食べろと要求します。
この男児は、生後10ヶ月くらいのときにタイプ2と判定済みです。男児の真剣な顔つきと、切っているときの集中力が凄いのです。この様子から、男児はけっして「遊んではいない」のだと、それがヒシヒシと伝わってきました。まさに料理遺伝子がくっきりと出ていたのです。
タイプ2にある料理遺伝子を発見していたからこそ、この児の真剣さに気づいたのではないかと。そうでなければ気づかずにいたかもしれません。なお、料理人として著名な男性も、これまで調べたところではみなタイプ2であったこともお知らせします。
ちなみに、「世界料理オリンピック」で金メダリストになったシェフが経営する山奥の山荘に泊まったことがあります。そのフランス料理のシェフも、助手の方もタイプ2であったと併せて報告したいと思います。
ところで、全ての男性が浮気をするというものではないことは周知の事実です。しかし、浮気をするのは民族や人種に関わりなく全人類にあります。女性だとて、浮気しています。なお、既婚女性が浮気すると「浮気ではなく、不倫と言うのだぞ」と教えてくれた男性がいましたが、そうなんでしょうか??
それはさておき、「どんな男性が浮気しやすいのか」という質問であれば、当「エニアグラム性格学」では答えられると思います。他のエニアグラム会派にはなく、他のどんな心理学でも迫ることができない分野です。
それはまずは、「男性性の強い気質」の男性たちだと考えられます。すなわち、タイプ8・タイプ7・タイプ3です。「お父さん気質・長男気質・次男気質」です。
この中では、お父さん気質と長男気質の男性たちに起こりやすいものだと見ています。次男気質のタイプ3は、いわば「少年」と言えるような男性ゆえ、比較すれば少ないだろうと予想しています。
ただし、タイプ7は超真面目な気質ゆえ、「浮気」ではなく、「本気」になりやすい気質です。
次は、「性的に成熟しているタイプ」の男性です。つまり、タイプ2・タイプ1で、「お母さん気質・長女気質」です。このタイプの男性は、女性性の強い気質ですが、それは「心」が女性的というだけのことで、体は「男性」なのですから必然的です。
ただし、タイプ1は超真面目な気質です。「浮気」ではなく、「本気」になってしまうのではないでしょうか。タイプ7とよく似ています。
残りは、9・5・6・4です。「おばあさん気質・おじいさん気質・次女気質・末っ子気質」です。浮気性にはなりにくい気質ということになります。この中で、浮気しやすいというか本気になって恋してしまうとしたら、それはタイプ4です。最も寂しがりやだからです。
ウイング別に考えてみるならば、おばあさん気質であっても、9w8は、「お父さん気質」を持っているので、9w1の男性よりも浮気する可能性は高いと考えられます。次女気質であっても、6w7は「長男気質」を持っているので、6w5の男性よりも可能性が高くなります。末っ子気質でも、4w3は「次男気質」を持っているので、4w5の男性よりは可能性が高くなると考えられます。
しかしながら、よくよく考えてもらえぱわかると思いますが、浮気をしそうにないタイプに生まれても、実際には浮気している男性がいます。その原因を考えてみましたが、まず職業が派手で異性に接しやすいとか、有名人だとか美形なので女性から迫られる、金持ちなので女性たちが近づいてくる、ということもあると考えます。女性のほうから近づくので、男性たちは拒絶しにくく誘惑に負けてしまうのではないかと思います。
さらに、環境というものでも左右されるものです。夫婦仲がよくて、田舎暮らしだとか。夫婦仲は悪くて、都会で暮らしているということも関係してくるでしょう。体調が良好な人と病気がちの人と比較すれば、当然、健康な人のほうが浮気しやすいと考えられます。しかし、病気がちゆえに異性を求めてしまうことも考えられます。
従って、ここで浮気しやすい気質の男性がいると取り上げていますが、実際には、この通りにはいかないものです。そこが面白いところではないでしょうか。
あるタイプに生まれると、ある運命に導かれやすくなりますが、誰もがそちらに行くのではありません。それは、遺伝的にガンに罹りやすい体質に生まれると、ガンに罹る確率は高くとも、ガンに罹らない人がいるのと同じです。
ここに書いてあることを読んで、「恋人はタイプ2ゆえ、タイプ7ゆえ、浮気しやすい気質のようだから、結婚するのは止めよう」などと考えるのは間違いです。どうか誤解されないようにお願いいたします。
症状が重度であれば、9/25に載せたような診断名(ADHD・LD・PDD・HFPDD等々)が付くと考えられますが、「軽度」とあれば、それらが該当しないので「軽度の発達障害」と付けられてしまうのではないでしょうか。
この「軽度の~」について、なにか釈然としないので文献なども調べてみましたが、ネット上で見つけた以下のものは、とても明快に説明してくれるもので載せてみます。ある医学博士は軽度発達障害について、次のように述べているようです。
「厳密な診断名ではなく、医学的定義がなされていない、何が軽度なのか判じがたく、医学的診断の裏付けがありそうな一群に思えるが、個性なのか障害なのか、特性なのか、二次的な問題なのか、といった、診断名だけで割り切れなさが残るものに用いる」(以下)
http://d.hatena.ne.jp/iDES/20071230/1199021108
また、SEISA教育研究所というサイトには、「軽度の発達障害の特徴」として、次のように書かれています。
・軽度の発達障害は年齢や環境、教育的なかかわりでようすが変わります。
・軽度の発達障害は、いわゆる「普通の子」との境目がありません。
全ての子どもがグラデーションのような連続体の中にいるともいえます。
・診るひとによって、診断が変わることがあります。
・軽度の発達障害は「見えにくい障害」であるため、理解不足によるまちが った指導をされることがよくあります(以下)。
http://www.seisa.ed.jp/npo/data2-1.html
このように、「診る人によって診断が変わることがある」のですから、複数の医師の診断を受けたほうがよいと考えます。すなわち「セカンド・オピニオン」です。医師の診断がかなり食い違っていたら、何故食い違うのだろうと学び始めるきっかけにもなります。
医師も人間ですから間違うことがあると思ったほうがよいのではないでしょうか。セカンド・オピニオンについては、このサイトをどうぞ! http://www.2-opinion.net/
ただし、学ぶという意欲や意識がなく、医師に依存的になってしまう傾向があれば、診断の食い違いによって混乱するでしょう。どちらにすべきか選ぶこともできず、ただ苦しくなるだけという恐れはあるかもしれません。日頃から、意志力や考える力をつける必要はあると思います。
タイプ7の特性として気になるところがあるとしたら、それは「天邪鬼あまのじゃく」なところではないでしょうか。多くのところで、これが原因となって誤解されたり、うまく行かないことがあると考えられます。
このタイプにとって、自分に夢中になり追いかけてくる女性がいるということは、大変に喜ばしいことです。しかし、そうなると、なぜか逃げたくなる、興味が薄れるという傾向はあるみたいです。また、自分から逃げ出そうとする女は、好きという気持ちが薄れても、なぜか追いかけてしまうようで、なぜか気になるみたいなのです。
むろん、これも個々人によって違い、差がありますから一様ではありません。上記の傾向があまり見られないタイプ7もいます。そして、正直に何でも話してくれる女性を求めながら、知り尽くした女性には興味を無くしやすい傾向もあります。「謎めいた女性を好む」と語ってくれた男性は少なくありません。
当会の基本理論にあるとおり、女性に対して複雑な心理状態になりやすいのです(以下をクリックすれば読めます)。この相反する要求にどれほどうまく対応できるのか、そこが浮気予防策の要になるところかもしれません。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
従って、「何でも正直にオープンに話す」と、「何か秘密を持っていて謎めいてみえる」を交互にチラチラと出すのがよいのではないでしょうか。また、「私にはあなたしかいないわ」とある時は言い、ある時は「元彼は、今頃どうしているのかなあ。失業中だと噂で聞いたので心配‥」などとポツリと言います。
すると、タイプ7の男性の中には、「元彼に今でも会っているのかな?」と、かんぐったり不安に陥る人がいます。そこで女性が、「誤解しないでね。彼とは一年以上顔を会わせていないのよ。信じてね!」と言い訳をします。すると、彼は「ごく最近、元彼に会ったかもしれない」と想像して、天邪鬼ぶりが浮き出てきます。
また、このようなことはタイプ7自身がよくすることで、「元カノは、この近くに住んでいるんだ!」と、デート中に唐突に、女性の話題を取り上げるのです。それで、彼女の気を引いているつもりなのです。
なお、同じタイプ7の女性ならば、「私の気を引こうとして言っているな」とわかりますが、837以外のタイプの女性は、「ふ~ん・そうなの」という返事。心の中では「それがどうしたの? そんな話されても‥」ということになります。タイプ7からすれば、女性のほうの反応が悪いと感じるのです。
夫や付きあっている男性がタイプ7だとわかったら、これを参考にして応用できるようにするとよいのではないでしょうか。
さて、主に、タイプ7の男性の気持ちを惹きつける方法を書き出してきましたが、タイプ7を男性の代表として取り上げているに過ぎません。他の男性でも効果があるものではないかと思います。
恋をすると、誰もが疑り深くなり、不安になり、邪推もして、嫉妬深くなります。それで一層相手に引き寄せられてしまうのです。あまり疑り深くない気質の男性でも、また、女性に対して複雑な心理状態になりにくい男性であっても、素直に受け止められなくなる可能性があります。すなわち「複雑な心理状態」になるのです。
結論として、相手に安心させつつも、安心させないで、よく引きつけておくことができれば、浮気性な男性でも、少しは浮気心を封じ込めるのではないでしょうか。
なお、あまり自信を持ってアドバイスできる分野ではないので、どうかその点はご容赦ください。
エニアグラム性格学ではタイプ2を「お母さん気質」だと紹介しています。さながら料理遺伝子を持っているかにみえる人たちです。
受講生の一人は、結婚する前から料理教室に通っていました。夫と暮らすようになって夕食作りにエネルギーを注いだようです。献立も凝ったもので、たくさんの品数です。
ところが、夫は夕食のテーブルを一瞥して、「こんなに作る必要ないよ。1、2品あればいいよ」 妻のほうは、「夫においしいものを食べてもらいたくて懸命に作ったのに、あんな言われようはない!」
この妻、もうやる気がなくなったと言います。妻は2w1で、夫は4w5です。大げさな言い方に見えるのですが、タイプ2の女性にとっては自分の存在価値を認められなかった大ショックな出来事になるのです。
あるタイプ2の男性は職場に弁当を持参していました。「愛妻弁当だあ!」と同僚たちから冷やかされていましたが嬉しそうではなく憮然としています。「妻は料理が下手で、こんな田舎臭いものしか作れないんだ!」とグチルのです。見ると、そら豆ご飯と肉野菜類が取り揃えられています。十分にご馳走だと思うのですが‥。
あるタイプ2w1同士の夫婦は、食事のことでよくケンカになるみたいです。味付けが濃いとか油が多すぎる、野菜が足りない、品数が少ないなど、互いに不満を言い募るので、ついに別々に自分の食べたいものを作る、と決着をつけたみたいです。よかったですね!
子どもの誕生日祝いを予定している受講生のタイプ2は、子どもたちをもてなすためにどんな食べ物を用意したらいいのかと、そればかり心配しています。誕生日祝いならば他にもいろいろと用意せねばならないのに、なぜか食べ物の心配ばかりです。
一方、タイプ7w8の友人が、珍しく自宅でクリスマスパーティーをするからと、ある受講生(2w1)が招かれました。リッチなので、どんなご馳走がでるのかと期待していたそうです。
この友人は3人の子持ちで夫は不在だったとか。この友人は酒好きなので、高価なワインとブランディが出て、ともに飲んだそうですが、つまみとして、チーズとアラレが出てきただけと言います。
クラシック音楽が流れて部屋の照明もクリスマスらしく工夫されていたが、お腹をペコペコにして帰宅。「午後7時から始めるというから、食事はでるものと誰もが思うじゃない!」と不満そうに語ってくれました。
料理遺伝子がない人は、ご馳走でもてなすことを忘れることがあるようです。しかし、料理遺伝子のある人たちは、そこが肝心なところみたいです。まあ、何が大切で、何が重要なのか、それが違うので「タイプが違う」のですから。守備範囲が違うのだと互いに理解し合えたならば問題は起きないと思うのです。
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