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その社長は開口一番、「“りゅうとう”という名前から、以前にバイトしていた女性を思い出して、確認しようと思ってね。めったに無い名前だから、たぶんと思った」
お話を聞いて確かに30代の頃にバイトした会社の社長さんだと確認できました。タイプ8w7の男性です。たぶん年齢は65~75歳くらいになっていると考えられます。次に、「ワシに食ってかかったことがあるよね」と言う。
当会では、エニアタイプを見つけるためには、エピソードを重視する必要があると見ています。でも、近頃では服装や食事のメニューなどの好み、生活の仕方とか、本人は気づかずにいる習慣などはどうなのかと。それらを把握することも重要ではないかと考えるようになりました。
ええっ! と注目したところはエニアグラムに関係する箇所で、やっぱりなと一人ほくそ笑んでいました。その部分だけ以下に転載しますね。
261という3つのタイプは「男性を強く意識するタイプ」です。生まれついての「男好き」です。これら3つのタイプであれば、1歳の子どもでも「男好き」だとわかります。祖母より祖父を好み、近所のオジサンのことはよく知っているが、オバサンのことなどまるで知らないってことがあります。
また、この3つのタイプは、老人になったとしても男好きですから、生涯変わることのないものと言えます。ただし、性ホルモンの分泌が激しくなる頃、つまり結婚適齢期前後になれば、261の男性も女性を強く意識するようになりますから、「女好き」かと思うような行動パターンが出てきます。
さて、今日は、当会の基本理論には、「9つのタイプは特定の対象に意識が向けられている」というものがありますが、どうも誤解されていることが多くて、もう少し説明が要るようなのです。
★9つのタイプは特定の対象に意識が向けられている
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
自宅に放火して、家族を三人死なせてしまった少年は、父親からの長期間(4~15歳)の厳しい受験教育に耐えていた。しかし、その厳しさは半端じゃなかった。
父親の期待にこたえねばならず、名門中学に合格したが、そこは優秀な子どもたちばかり揃っている。小学生時代のようにトップになるのは容易ではないはずです。で、初めての中間テストで180人中160番という成績となります。
この時の父親は、「はらわたが煮えくりかえり、息子を怒鳴りつけ髪の毛を引って、その場に引きずり倒し、握り拳で頭を殴ったり蹴ったりして息子を怒りつけた」と供述。
そして、「息子は放っておくと遊んでしまう。厳しくすれば成績があがる」とみて、父親はさらに厳しいノルマを与えるようになります。勉強大好きな子どもだと気づくことはなく、それどころかゲーム禁止令を出して、マンツーマン指導を続けます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E8%87%AA%E5%AE%85%E6%94%BE%E7%81%AB%E6%AF%8D%E5%AD%903%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
上記の事件は、父親がタイプ2w1で、息子がタイプ4w5という組み合わせです。今年の8月21日に起きた事件は、父親タイプ2w1が、息子タイプ2w1(まだ確定してはいませんが)という組み合わせです。
前者は、息子が父親を殺そうと計画を立てましたが、後者は父親が息子を刺殺してしまった…。どちらの父親も短気で攻撃的で、息子への教育に過剰に熱心だったという点では全く同じです。
今回も、草薙厚子著の『僕はパパを殺すことに決めた』に書かれている情報(青字)から、以下の事件の被害者である父親とその息子との関係を探って、このような悲劇的な事件に至った原因を見つけ出そうと思います。
「父親は息子が4歳くらいから幼稚園に通わせ、さらに子ども塾と公文にも通わせた」 そのうえ「夕食後の2時間は勉強する時間で、うまくできないと怒られ叩かれていた」 さらに、「日曜日も時間があれば勉強させた」と父親は供述している。「小学校に入学したころは3~4年生程度の学力はあった」
と、そんな供述の場でも自慢げです。他の子どもたちは毎日遊んで過ごすような時期ですから、これほどに勉強をさせれば、一気に差はつけられるでしょう。
ここを初めて読む方にお知らせします。父親が息子を殺した事件(今年の8/21)と、息子が父親を殺そうとした事件(以下にある)を取り上げています。
★奈良自宅放火母子三人死亡事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E8%87%AA%E5%AE%85%E6%94%BE%E7%81%AB%E6%AF%8D%E5%AD%903%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
さて、防御タイプ(714)は、自分を守るためには持てる能力をフル回転します。ですから、防御に関することは能力が高くなる傾向があります。攻撃タイプ(825)は、相手を攻撃するとなると頭をフル回転させます。ゆえに、こちらも攻撃に関することは能力が高くなる傾向があります。
ですから、どのタイプも得手不得手があって、防御タイプは攻撃能力が低くなり、攻撃タイプは防御能力が低くなる傾向があります。それを以下に書きまとめています。
★攻撃型タイプは守備に弱い
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-41.htm
前回の青字からみるならば、まず父親から「殺すぞ」と脅されているだけなのに、本当に殺されると受け取ってしまったところが気になります。恐怖心があまりに強くて常識的な判断ができなかったと考えられます。父親にとっては、強く脅さないと息子が勉強しないので言ったに過ぎません。ですが、その言葉をそのままの意味に受け取ってしまった。
それに関して何やら珍しい用語があるみたいです。「字義通り性」というらしいです。でも、なぜ字義通りに受けとってしまうのか、そこです。混乱したり、恐怖心で一杯になるなど、冷静な判断ができなくなることは誰にでもあるものです。とくにこんな用語を使う意味がわかりません。とかく心理学界では変な用語がたくさんあります。学問的な分析をしていると思わせたいのではと勘繰ってしまうところです。
しかしながら、恐怖心があまりに強くて常識的な判断ができないのであれば、慎重さもどこかに吹っ飛ぶのではないかと思うのに、そうではない。「一瞬にして殺すことができないとパパに」逆襲されるかもと確実に殺せる方法を探しています。
★http://www.j-cast.com/tv/2016/08/24275919.html
上記の事件報道から、親子がともどもに攻撃タイプ(825)の可能性があると前回(その1)にて述べています。
しかし、父親が攻撃タイプであっても、タイプ8ならば、このような事態に至らない可能性があります。なぜなら、タイプ8も「お父さん気質」なので親意識が高いほうですが、息子は放任になりがちで、娘であれば強い関心を持つほうです。次は妻、次は母親です。それは『女性を強く意識するタイプ(837)の特長的なところです。
また、タイプ8は自身が誰からも指導されたがらない、いわば独立独歩と言う気質ですから、息子も指導されたがらないと見てしまう。
ほんどの人たちが自分中心に相手を見ているためであり、自分がそうであれば相手もそうではと思うようです。
タイプ8は叱責されて勉強するような人間では、大した奴にはなれないと考える傾向があります。また、息子はライバルにもなりえる相手で、自分(親)を越して欲しいなどという期待はしません。自分が一番ですから…。
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