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ある意味、神秘学って凄いと思う。でも、観想を続けているうちにたぶん直感しただけなのではと思うのです。そして、科学者の多くも、ある日、直観みたいなものが働いて、秘密の扉を見つけ出したのではないかと…。
私自身も真剣にあれこれ格闘している時というのではなく、のんびりと休憩している時、突然に脳裏に浮かびあがったのが、基本理論のその1でした。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory.htm
あれも直観だったと思うのです。でも、たぶん、たくさんの探すという作業をしているのでなければ、直観など働かなかったと考えられます。で、しばらくして、他の基本理論も連鎖的に次々に、連鎖的に見つかりました。
ところで、グルジエフに信奉していたというか傾倒したP.D.ウスペンスキーも、はじめてグルジエフに会ったとき、「この人は何者ぞ!」と何か直観が働いて、彼の門下に入ったのではないかと。
このウスペンスキーが著した『人間に可能な進化の心理学』の中にあるもので興味深いものを少しご紹介します。
「人間は、自己についていかに無知であるかということさえ気づいていない」、「人間は機械だが、一種独特の機械である」、「人間には一体性はなく、制御中枢もなければ一定不変の「私」や自我はないのである。人間を図に表せば下記の図のようになる」
この図を見たら、誰しもハッとするのではないでしょうか。「私」って、もしかしたら…と気づかれるのでは。
ヒトにある60兆もある細胞の一つひとつ全てに、遺伝子が入っていることは、今では周知のことです。遺伝子は、DNA二重らせん構造からなるもので、これが複製されることで次世代へと受け継がれていきます。
DNAをコピーすればクローンができあがります。それゆえ、体細胞の一片を取ってきても、そこから人間をひとり誕生させられることも、一般に知られるようになりました。
しかし、これらのことは、60年以上前に亡くなったウスペンスキーさんが知り得ることではありません。
ウスペンスキーさんは細胞の一つひとつに「私」が入っていると説いているのではありません。この辺りの説明は、何度読んでも何を言いたいのかも理解できない文章です。長文なのでここでは取り上げられません。
知りたかったら彼の著書『人間に可能な進化の心理学』(めるくまーる刊行)をお読みください。
なお、グルジエフの著作として、なにを言っているのか理解不能な奇書があります。『ベルゼバブの孫への話』(平河出版社)です。これほど奇怪な文章を他でみたことは一度もありません。
定価7500円です。奇怪な文章って、どういうものかどうしても知りたくて…。
難解で訳の分からない文章だと権威的に感じるのか、常人にはない偉大な人物だから…賢者ゆえだろうと受け取る人たちが少なくありません。私からは過大評価しているとしか考えられません。
で、訳の分からない文章であれば、私の場合は無視します。それでも、直観で得たものの中になにか「真理に迫るものはある」と見ています。ただ、それだけのことなのですが。
最近の現代精神医学界では、宗教と誇大妄想との関わりについて論じられるようになっています。
私からは、宗教家や教祖だけでなく、神秘学とか精神世界に関心を持つ人達の中にも誇大妄想的な傾向があるのではと考えられる人をよく見かけます。
通常は、想像力が豊かになることは高く評価されるところですが、実は誇大妄想的になりやすいというデメリットもあると考えられ、注意したいところです。
人間が夢遊状態にいるからこそ起きるものではないかと思うのです。
「私たちの意思決定や実際の行動が驚くほど無意識の心の動きに支配されていることが明らかになりつつある」
これと同様なことが今年の10月号に載りましたので、少し取り上げてみたいと思います。執筆者は、A.F.シャリフ(オレゴン大)とK.D.ボース(ミネソタ大)の研究者です。
「人は誰も、ある意味で夢遊状態なのだ、と主張する哲学者や神経科学者が増えている。私たち人間は自分の人生を自分の意見で紡ぎ出しているのではなく、単に過去の出来事に突き動かされ、意識の裏舞台で働くたくらみに動かされている。完全に目覚めているときでも、自由意思など幻にすぎない…。
何かを意識的に選択するという体験は当人の行動を引き起こす神経プロセスの結果であって、意識的選択の行動の原因ではないことが神経科学から示唆された。私たちの脳は、私たちの助けなしに、私たちの行動のすべてを決めている……いうなれば、こんな感じだ」
ところで、エニアグラムを世に知らしめたのは、アルメニア生まれのグルジエフという男性です。1866年生まれで1949死去といわれています。神秘思想家と知られています。
また、エニア講座だけでなく、他でもよく使われる「ワーク」という言葉を最初に使ったのはグルジエフだと言われています。
★ゲオルギイ・グルジエフ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%8
2%A4%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%95
グルジエフはまず「人間は機械だ」と説いています。
「彼の行動、行為、言葉、思考、感情、信念、意見、習慣、これらすべては外的な影響、外的な印象から生ずるのだ。人間は、自分自身では、一つの考え、一つの行為すら生み出すことはできない。彼の言うこと、成すこと、考えること、感じること、これらは全てただ起こるのだ。人はうまれ、生き、死に、家を建て、本を書くが、それは自分が望んでいるようにではなく、起こるに任せているに過ぎない。すべては起こるのだ。人は愛し、憎みもし、欲しもしない。それらはすべて起こるのだ」
グルジエフのこの「人間機械論」を知ったのは、20年前になってしまいました。なんというか私はすぐに納得できたのです。でも、その考え方を証明できる科学的根拠をグルジエフは挙げていません。
私自身は正しい認識だと確信していたのですが、根拠を科学的に示せないならば誰も信じないだろう、世の中に受け入れられることはないと考えて、積極的に取り上げたことはありません。
たまに、講座などでチラリとほのめかせたことはあったのですが…。ただ、ほのめかしても、その言葉に食らいついてくる人はいません。なにか反応してくる人もいませんでした。興味のないことのような…。私にとっては重大ポイントなのに…。
さて、続きも少し紹介します。
グルジエフは「普通の人間の現状を囚人の状態に例えている。「君は自分自身の状態を認識していない。君は牢獄にいるのだ。もし君が分別のある人間なら、君が望むことはそこから脱出することだけなはずだ。しかし、どのようにして? 塀の下にトンネルを掘る必要があるが、一人ではできない。しかし、10人か20人いるとしよう。もし、彼らが交替で働き、互いに支え合うならば、彼らはトンネルを完成させ、脱出することができる。(『グルジエフ・ワーク』K.R.スピース著)
私たちは何かで精神的に追い詰められて、あれこれ解決策を探したりもしますが、考えをまとめることができず堂々巡りばかりです。自分でも自分をどうしようもなく、まるで牢獄の中にいるようだと感じることがあります。
しかし、実は追い詰められていなくとも、たいてい、いつも牢獄のなかにいる囚人だということを知りません。
たとえば、タイプ4の人がタイプ8という人物を知り、その真似をして、タイプ8が言いそうな主張をしたとしても、その主張が通るということにはなりません。
何故通らないのかといえば、それまでの言動から、容姿、声、威圧感など、どれをとってもタイプ8とは違いがありすぎるからです。で、いくら他人を真似たとしても、自分という存在が変わることはなく、永遠にタイプ4であることから逃れられません。
つまり、「自分」からはけっして抜け出せない。タイプ4という「囚人」」だからです。むろん、なんでも思い通りにできると思いこんでいるタイプ8も、タイプ8という囚人です。その他のタイプもです。
しかし、エニアグラムは囚人である自分、精巧な生きる機械である自分を客観的に知らしめてくれます。エニアグラムというツールを知るだけで、10人力を得たようなものだと、その箇所を読んだときに私は感じました。
で、今日までずっと当会のエニアグラム理論を広めていこうと努めています。力量がないので、まるで、一歩前進二歩後退状態?なんですが。いつまで続けられるのかと少し心配しています。(つづく)
まず、女性は胎児期から卵巣に約700万個蓄え持っていますが、思春期頃までに減少して生殖年齢のころには約40万個くらいになるそうです。成熟して排卵されるのは、そのうちたったの400~500個らしいです。
その500個の卵子が毎月ひとつ子宮上部に降りてきたとして、その卵子にあるDNAがBであれば、369の3つのタイプのどこかになるはずです。
A B C
a 8 ・ 3 ・ 7
b 2 ・ 6 ・ 1
c 5 ・ 9 ・ 4
男性のほうは、1回に射精する精液は2~5億個もありますが、子宮上部に辿り着ける精子は100個くらいで、そのうちの一つの精子が卵子に突入できるだけです。
ちなみに、こういう事実、つまり、私たちが過酷な生存競争によって生まれ出たのだと思うと、私が私であることを誇らしくなったりしますよね。
そうして、卵子に突入できた精子がcであれば、594の3つのタイプのどこかになるはずです。つまりは、受精卵はBc型ですから、その子の気質はタイプ9となります。
ただし、複数の卵子が同時に受精することがあります。たまたまBとCの卵子が、bとcの精子と合体したとすれば、Bb型とCc型のDNAを持つ子どもが生まれて、それぞれにタイプ6とタイプ4の二卵性双生児になります。
1個の受精卵が発育の途中で2個に分化することもあります。その場合、たとえばAb型の受精卵が分化したならば、一卵性双生児となり、二人ともタイプ2の気質になります。
ところで、兄弟姉妹のエニアタイプが違うことはよくあります。それらも上記のように考え方ならば、うまく説明できます。事例を少しご紹介します。
1例…ある家族は、母親(4w5)で父親(2w1)です。子どもが4人います。長男(2w1)、長女(2w1)、次男(4w5)、三男(7w8)です。両親とはまるで違うタイプの子どもが生まれましたが、叔父に7w8がいたと聞いております。
2例…ある家族は、母親(9w1)で父親(5w6)です。子どもは長男(2w1)、次男(2w1)で、三男(9w1)、長女(6w5)です。
タイプ5の父親に似た子はひとりも生まれず、両親とは違うタイプの子が3人も生まれています。タイプ5はまずめったに出会えないタイプですが、ここからもタイプ5のDNAは少なそうな気がします。
そして、この長女(6w5)が結婚して、夫(父親4w4)との間に生まれた子は、長男(4w4)と次男(2w1)でした。
3例…母親(9w8)で父親(7w8)です。子どもは長女(7w8)、次女(2w1)です。
たくさんの家族のタイプを判定していくと、タイプ2w1とよく出会います。このように、多くの家庭に2w1が生まれているようです。多数派ゆえ当然だろうと考えられます。
なお、私の実家には2w1は一人もいないのですが、どうも聞くところによると、3歳くらいに亡くなった私の姉に当たる女児は2w1らしいのです。(注・乳児でも気質はクッキリと出て判定できます)
でも父親のほうの親戚には2w1が結構いますから、叔父か叔母からのDNAが甥や姪に出た可能性があります。
さらに、両親とはタイプが違うが、祖父や祖母などと同じタイプの子どもが出ることもよくあります。
まだまだ続きます。
このDNA という物質は遺伝情報で、身体を形作る遺伝情報を両親から受け継ぐように、当然に、気質(=性格タイプ)に関する遺伝情報も両親から継承します。
それゆえ、子どもは親に似ます。で、DNAの知識は広まっていると思っていましたが、生まれた時は性格などない、真っ白な状態で生まれてくるのだと思っている方はまだまだいるみたいです…。
ちょっとズレルかもしれませんが、エニアグラムでみたら、タイプ2w1は多数派で、この世の中で最も繁殖しているタイプと言えます。
(ちなみに、『私たちは繁殖している』という著書のあるマンガ家・内田春菊さんもタイプ2w1と判定しています。かつてタイプ3だと誤認していた女性です)
ですから、家族全員がタイプ2w1という事例は普通によく見かけます。その場合は、タイプ2の家系があるような感じがします。
しかし、子どもたちが結婚すると、タイプ2以外の婿や嫁となることがあり、孫世代ではタイプ2が少なくなることがあると考えられます。
そうなると、タイプ2の家系であったとしても、それが何世代も続くものではありません。
また。タイプ2w1はきつい気質で自己主張が強いためか、家族に他のタイプが存在したとしても影が薄くなり、タイプ2の家系らしさは数世代は保っているかもしれません。
知り合いの家族に、両親がともにタイプ4で、二人の子どものうち一人はタイプ4で、もう一人はタイプ1という例を知っています。タイプ2w1の家庭とはまるで雰囲気が違います。テレビドラマにしたらさぞかし面白いホームドラマになるような気がします。
たまに、タイプ7家系かと思われる一族がいるみたいです。こちらもなかなかです。
ところで、エニアグラム理論を通して各タイプがどのように遺伝するのかといろいろに考えてみたことがあります。
まず気づいたのは、父親の生産した精子の中にある遺伝子が3種あり、母親の持つ卵子の中にある遺伝子も3種あるのではという考え方です。
そうであれば、3×3となり、9つのタイプを説明できますからね。エニア研究家のリソさんの著書には、3×3が問題なのだと書かれており、ずっと、どこかに「3×3」はないかと考えていましたからね。
なお、それは、以下にある当会の基本理論の「その1」から考えられるものです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm
ア「母とは、自分は何者なのかを教えてくれる」ので、母親の持つ卵子には気質を決める3種の遺伝子を個々の卵子がそれぞれ1つずつ持つという考え方です。(→縦列)
「自分は世界の中心にいる人間である」…A(8・2・5)
「自分は世界とともにいる人間である」 …B(3・6・9)
「自分は世界の淵にいる人間である」……C(7・1・4)
イ「父とは、世界とはどのようなところかを教えてくれる」ので、父親の精子には気質を決める3種の遺伝子を個々の精子がそれぞれ1つずつ持つという考え方です。→(横列)
「自分にとって世界は否定的なところである」…a(8・3・7)
「自分にとって世界は肯定的なところである」…b(2・6・1)
「自分にとって世界は否定的であり肯定的でもあり、どちらでもない」…c(5・9・4)
A B C
a 8・3・7
b 2・6・1
c 5・9・4
つまり、性行為によって受精したものが、卵子Aと精子bであれば、生まれた子どもはタイプ2になります。
卵子Cと精子aが合体した受精卵であれば、その子はタイプ7という気質になります。
卵子Cと精子cが合体した受精卵であれば、その子が生れ出たならば、タイプ4という気質を両親から受け継いだことになります。
ただし、タイプ2に生まれたとしても、両親はタイプ2以外だったりします。片親だけタイプ2もあります。その他も同様です。そのメカニズムは血液型と同じです。
たとえば、両親がA型なのに子どもはB型に生まれたりします。ですから、確率的には両親と同じA型になることが多いように、両親と同じタイプ2に生まれる確率は高いと考えられます。
ちなみに、この事例は9つのタイプに分けた場合で、18タイプに分けたり、もっと細かく分けられます。ですから、9つのタイプしかいないのではありません。
事実、人の気質の多様性というか多彩さはハッキリしています。それゆえタイプ判定が難しくなっているのですから。
長くなりそうなので、続きは次回にします。
エニアグラムを紹介してくれた友人とは、今では会うこともなく数年に1回くらい電話で語り合うくらいです。いろいろな出来事が起きて、別々の道をたどることになってしまったのです。
でも、エニアへの興味は深まるばかりで、ある日、よく知られている或る会派のワークショップに参加してみました。
大きな会場で参加者は40~50人くらいで、ファシリテーターが8人くらいはいたような気がします。記憶が薄れていて人数は正確ではありません。
東京に出かけたのは、たぶん3、4度目くらいで土地勘もなくて道に迷って会場が見つからず、開始時間に遅れてしまいました。
また、メガネを持参するのを忘れてホワイトボードの字が見えないので、仕方なく真ん中辺りに進んで着席しました。
その日のことはほとんど忘れてしまったのですが、2つだけ覚えています。一つは幼児期の思い出のなかで最も楽しかったことを絵に描いて、それをみなの前で発表するというものです。
そこにタイプがわかるものが浮き出ているというのです。私が描いた絵は「6歳くらいの女児が4歳くらいの女児をブランコに乗せて背を押してあげている」という図です。
年下の女児は赤い服で、年長の女児は私のことでオレンジの服にしています。末っ子だった私は、年下の女児がブランコで楽しんでくれていることが、かなりうれしかったみたいです。(後に、9つのタイプのシンボルカラーを発見、タイプ2はオレンジ色)
よく覚えていることです。お母さん気質が丸出しです。そして、私は自分のことをタイプ2だと明かしましたが、ここでは受け入れられませんでした。
★9タイプのシンボルカラー
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-204.htm
★人類は9人家族http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
なんと! タイプ8(お父さん気質)だと思われたみたいです。遅れたのに堂々と真ん中の席に進み気後れした様子もなかったというものです。
その後、ワークショップも終わりエレベーター前で、ファシリテーター4人ほどから取り囲まれました。じっと私をみて「自分のことはわからないからね」みたいなことを言われました。
「あなたはタイプ8よ」と押し付けられている感じでした。私は何も言えないままその場を去りました。
他の人たちのタイプをすばやく正確に見抜く人たちばかりだと思い込んでいたので、驚いてしまったのです。
ところで、かの分かれ分かれになった友人に私は、「リソはタイプ2のことを、ユダヤ人の母だとか言っているけど、タイプ2のところを読むとまさに母親って感じがするよね」と、電話口で語ったことがあります。
友人も同意します。「リソの文章にあるタイプ8の全体像をみると、お父さんって感じだよね」と、さらに私が告げると、「そうだね」と、友人も活発に相槌を打ち返してきました。楽しいひと時でした。
この友人とは着目点がよく似ていました。彼女はタイプ4w5で、5のウイングはほんの少しです。2w3で3のウイングが少しある私とは、エニアグラム図では線が繋がっていますから、価値観が似ているところが多いと言えます。これも、後になってわかつてきたものなんですが…。
友人との会話から、その後になって私は「人類は9人家族」だという理論を見つけ出しますが、この理論が正しいのだと確認したのは、講座を開くようになってからです。
どの理論よりもわかりやすく正確なタイプ判定ができる理論だと次第にわかってくるようになりました。
しかし、その頃友人は、タイプ4のところに「魑魅魍魎」と書いて手紙を送ってきました。
タイプ9は「動物」だなどと、他のタイプは家族名になっているのにです。そして、電話で、どのタイプも家族名にしなければ変だよ」などと告げました。
「自意識過剰なんじゃない」と、ちょっと不快感を与えてしまったかもしれないことを言ってしまったような記憶があります。
それにしても、誰にとっても自分を知ることは難しいようです。が、他人を知ることも難しいのだと、東京での集まりから知るようになりました。
これが事実ならば、人間の気質を意味するだけではないはずだと、ずっと考え続けてきました。人間の性格というか、心という曖昧模糊として捉えどころがないようなものが、9つの気質として分析的に捉えることができるのですから。
また、人間だけでなく動物も同様に考えられることを知ってからは、自然界もそうに違いないと思ったという訳です。自然界にも、9という数が意味を持って存在しているはずではと考えざるを得ません。
また、エニアグラム図の中に示されている3という数も、何か大きな意味を秘めているのではないかとずっと考え
ところで、自然界のすべての力を統一すると言われている物理学の「統一理論」について見聞きした人は少なくないと思います。学問的なことはわからなくとも「4つの力」に関してはよく聞きますからね。
それゆえ、はじめて物理学の4つの力のことを知った時は、なぜ4つなんだ! なぜ3つじゃないんだって感じでした‥。
4つの力とは、重力と電磁気力、弱い力(原子核の崩壊をもたらす力)、強い力(原子核を構成する陽子や中性子をむすびつける力)のことです。
ですが、このうち電磁気力と弱い力に関しては、「電弱力」という1つの力に統一できる可能性があることを知って、「そうそう、そうあるべきだ!」と大きく頷いたことがあります。スティーブン・ワインバーグいという物理学者が考えたものです。
また、力は元々は1つだった、ということを証明しようとしており、それが「統一理論」と言われているもので、その研究はある程度は進んでいるみたいです。
エニアグラム図は「宇宙と生命のシンボル」だと説いたのは、グルジェフという神秘学者です。
なお、エニアグラム図は平面でみるのではなく、実際は球体だろうと私は予想していましたが、その頂点を見ると、そこは始まりの地点になっているように見えます。
つまり、世界は一点から始まったとエニアグラム図が示していると…。また、世界はあるときからはじまったが、いつかどこかにいく着き、やがて世界が終ると示唆しているかのようです。宇宙は膨張しているが、永遠に膨張し続けるものではないのだと。
さて、エニアの9つのタイプに関しては、以下のサイトに載せています。
「いつから9つのタイプに…」という項目があります。1つの気質が3つの気質に分化して、その3つがそれぞれに3分化したのではという捉え方で、やがて9つの気質になったという理論です。
犬と猫と9つのタイプ
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-216.htm
タイプ9(始まりのタイプ=おばあさん気質)が3つに分化する
その第一段階は、始まりの9つから、徐々に3つに分化。
9w1→1w9→1
9 → 9w9→→→ 9
9w8→8w9→8
第二段階は、その3つがそれぞれに3つに分化して9つに成ったというもの。エニアグラム図の中にある三角形がそれを現しているとみます。
3
9→ 9 行動タイプの9から感情タイプの3と思考タイプの6に三分化。
6
4
1→ 1 行動タイプの1から感情タイプの4と思考タイプの7に三分化
7 ( 同上 )
2
8→ 8 行動タイプの8から感情タイプの2と思考タイプの5に三分化
5 ( 同上 )
ところで、ワインバーグは「人間原理」の研究にも取り組んでいるそうです。
宇宙がたまたま人類が生存できるような自然法則になっていたから私たちが存在しているが、自然法則がそのようになっているのは、それ以上の深い理由などないという考え方によるとか。
ちなみに、私も、私たちがこうあるのに深い理由などないという唯物的な捉え方をしています。唯物論者とも言えます。
なお、ゆえに彼は、人間原理こそ最良の説明になると主張されているみたいです。
なんと!エニアグラムに近づいているように見えます。エニアグラム図が自然法則を現しているってことを、彼に示したいところですが、そんなことは到底に私には無理ですが…。
いやはや、まさか人の気質を知ることから、物理学まで行くとは思いもしなかつたことです。
東京電力(株)
社長 廣瀬直己殿
民間福島原発事故収束委員会
http://blog.goo.ne.jp/minnkannjikosyuusokuiinnkai/
主宰 立命館大学理工学部特任教授
山田 廣成
電話:077-561-2684
e-mail: hironari@se.ritsumei.ac.jp
国民はレベル3といわれる福島第一原発事故現場の汚染水問題について深刻に憂慮しております。
太平洋を死の海にし、漁業を壊滅させ、食卓から魚が無くなるのを黙って見ているわけには行きません。
この事故は、人類がかつて経験したことのない事故です。
原子力関係者だけで解決出きる問題では有りません。
様々な分野の科学者が関与して真剣に取り組むべき課題と考えます。
またその様な学際的な組織を作らなければ問題は解決しません。
私共は、前進しない現状を憂慮し、民間副島事故収束委員会を立ち上げました。
汚染水を作らない冷却法が必要です。核になる技術として鉛冷却法を提案しています。
冷却水を流さずに鉛の粉末を投入するだけで原子炉を100℃程度で維持できると考えております。
冷却のために圧力容器に注入している水と一緒に粉末の鉛を大量に投入します。
鉛が圧力容器や格納容器の中で高熱を発生している核燃料を包み込むと融解を始めますが、融解した鉛が燃料と水とを隔絶します。
冷却水が直接核燃料に触れなければ冷却水に放射能が移行することがなくなります。
次いで、融解した鉛は熱を効率よく圧力容器や格納容器に伝達しますので、格納容器全体からの放熱が起こりますから、冷却水の注入をやめても炉は100℃程度に保たれ安定すると考えられます。
つまり水冷ではなく空冷方式となります。
核燃料の発熱も半減期により徐々に減少しますから、100℃程度の物体が有るという状態が維持されます。
外へ放射性物質が漏れなくなりますから、維持費は大幅に減少します。
鉛を使うのは金属の中でも融点が低いためで、錫やアルミとの合金などの検討の余地があります。
この方法は、原子炉の具体的な構造を取り入れて本格的にシミュレーションする必要がありますが大した費用は掛かりません。
投入する鉛の量も100t程度のものです。民間収束委員会ではブログで説明をしていますのでご参照下さい。
今、国が成すべき事は、冷却水を使わない様々な方法を本格的に検討することであり、オープンな議論をすることです。
私共は、原発推進・反対を主張する前に、まず福島事故を終息すべきと考えるものであり、超党派にてこの国難に立ち向かうべき時だと考えております。
どうぞ真摯なご検討をお願いいたします。時間を頂ければご説明に伺います。
民間福島原発事故収束委員会メンバー一同
山田廣成、月谷小夜子、橋本はじめ、清水正彦、神成知実、村上 新
中学生の頃から心理学系の本を読んでいました。昔から興味がある分野だったようです。
最初に読んだのはクレッチマーの『体格と性格』です。
体格と気質に相関関係があるというもので、多くの人たちに読まれています。
エルンスト・クレッチマー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B
9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%81%E3
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上記に載っていますが、神経質型、粘着質型、顕示質型、偏執質型、分裂質型、循環質型という6つのタイプがあります。
しかし、自分に当て嵌まる型が見つかりませんでした。父や母に一致するものも見つかりません。
どうも体型と気質は関係あるように見えても、それだけでは説明できないと感じました。
身近な人たちをすっきりと当てはめられないでは、おかしいって感じです。
素朴な疑問ですが、そういう感覚が働いたのは正しかったと、今でも思っております。
それに続くのは多くの人たちと同じで、フロイトです。高校生の頃です。
性という本能的なことを重視しているという点では興味深かったのですが、どうも馴染みにくく、わかりにくかったので興味が続きません。
後年読み直しましたが、やはり惹かれるものがなくて、私の中では一つの理論に過ぎないものでした。
基本的に飽き性なのですが、読書好きの兄の影響もあったかもしれません。
が、興味のある分野として心理学関連の読書はずっと続いたのはどうしてなんでしょうね。とくに熱心に読むようになったのは、30代後半です。
ここで読書歴を披露するつもりはありませんが、エニアグラムに辿り着けたのは、やはり多くの心理学理論を、深いとは言えないが関心を持って読み続けていたからではと思われます。
あるいは、人間観察をするのが好きだったからかもしれません。
そうして、エニアグラムに出会ってから、それに導いてくれた友人といろいろと楽しみました。
「人類は9人家族」という基本理論を発見したのも、友人との会話からひょっこりと出てきたものです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
ところで、リソの『性格のタイプ』のタイプ2のところを読むと、なんとなく嫌悪する箇所が幾つかあります。
「尊大ぶった聖人」とか、「高圧的な支配者」と書いてあるところです。
嫌悪しつつも、自分も精神的に後退したら、あるいは堕落したら、そうなるかもと思いました。
「世話焼き」とあるところでは、自分はさほど世話焼きだとは思いませんでしたが、思い出したことがあり、それを友人に語ったことがあります。
職場の同僚の男性が給与を使い果たして、月給日前の一週間は昼食が食べられなくなったようです。
ただし、その頃は独身寮があり、朝食と夕食は寮で食べられるのです。
私自身も弁当持参で働いていたので、ついでにと、その男性に弁当を作ってあげました。
でも、誤解されてしまったようで1週間くらいで止めてしまいました。
好きな男性ではなかったので、そのように受け取られて困惑したからです。
しかも、誤解は解かないままです。今でも、その男性は「自分を好いた女性がいて弁当を…」などと自慢気に話しているかもしれません。
電話口で、この思い出を語り、二人して大笑いしました。
多くのことで誤解が生じていますが、誤解を解く努力をあまりしないようです。
それは、ウイング3によくある傾向だと後ほど知りました。
3のウイングは「世界と否定的に結びつく」で、誤解が解かれることはない、と否定的な見方になりやすいようです。
先日、2w1の女性が息子に対して、「問題だとしたら、それは解決しようよ」と言ったようです。でも、私は、「問題解決できるなどそれほどないのでは…」と思ってしまう…。
でも、ウイング1を持つ人たちを見ると、努力家だなと思うことよくあります。問題を解決しようとします。羨ましいところです。
さて、私は母親にとって40歳過ぎに生まれた娘で、末っ子です。
世話を受けるばかりで世話する立場になることはなかったので、「世話焼き」になることは少なかった、と思います。
しかし、そんな思い出があり、「世話焼き」なところはある、と思っていました。(つづく)
でも、自分を知ることは、自分の嫌なところを発見したり、それを認めることですから、苦しくもなります。それでも、知らないままでいることなどできるでしょうか。
さて、今回はエニアグラムとの出会いや、自分のエニアタイプをどのように見つけたのかを少し取り上げたいと思います。
個人の体験を知ることで、自分の体験を振り返るきっかけとなることがあります。ここを読むあなたにとっても、自分の正しいタイプを知るきっかけになるといいな、と思うのです。
個人的なことをお話するのは恥ずかしいのですが、ご要望がありましたので致し方なく(笑い)、観念してご披露させて頂くことになりました。
なお、私は記憶忘れがひどくなってきましたから、今のうちに書きまとめねばという気持ちになっていたことは確かです。
認知症なの?と疑われるかもと思うのですが、実は幼い頃からずっと忘れものが絶えない子どもでした。
「忘れ物をしない日は無い」という女の子で、1つとは限らず2つ忘れるなども普通にありました。それは現在でも続いています。
いつかどこかで書きまとめたいことだと思っていましたから、よい機会を与えられたと感謝しております。
エニアグラムを知ったのは、今から20年前のことです。友人の一人がエニアグラムにはまっていました。
彼女は、ドン・リチャード・リソの「性格のタイプ」の初版本を既に読んでいました。発売されたばかりの新刊本です。
その頃、電話には深夜料金というものがあり安いので、友人は深夜にちょくちょく電話をかけてきました。私は電話嫌いなのですが、彼女との会話はとても楽しくて、つい長電話になりました。
彼女はエニアグラムに夢中で、事あるごとにエニアのレクチャをします。
しかし、私には、人間が9つのタイプにわかれるなど「なんだか怪しい」という感じで、拒絶もしませんでしたが、話半分に聞いておりました。
彼女は、私のことを勝手にタイプ2w3だと断定しており、ある日、リソの本のタイプ2のページだけをコピーして送付してきます。
「(私の)性格が記述されているページ」なのだそうです。で、当たっているところもあり、そうでもないところも多々あると感じました。
ただし、妙にゾクッと感じるような記述も無くはなかったのですが…。
ある日、彼女は仕事のついでに我が家に立ち寄り、リソの本を置いて帰宅してしまいました。
私は本を前にしたら、関心がない分野でもつい手を出してしまう習性があります。読み始めは「つまらない」という感じでしたが、なんと明け方まで読み続けてしまいました。
約500頁という内容の濃い本でしたが、その一夜でエニアグラムに開眼してしまったようです。眠気が吹っ飛んでしまったのです。
この本には「どこか真実があるように見え」ました。読み終えるだけでは済まないという予感もありました。
彼女は電話で1年間、ずっとエニアグラムのことを語り続けてくれました。押し付けられた本とはいっても、その1年間の蓄積が、私をしてハタと立ち止まらせてくれたのだと思います。
それからの深夜の会話は、エニアグラムのことばかりです。楽しい日々でした。ちなみに、エニアグラムにハマると、大抵の人は「エニアの話がしたくて仕方がない」という感じになるみたいです。
現在このようにあるのも、彼女と出会ったことから始まったのであり、彼女には感謝しても感謝し尽くせません。
★バンダジェフスキー(元ゴメリ大学長)会見
〜内部被ばくに警鐘
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=z9ptFpWJ_eo
チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシ住民の健康被害を研究してきたユーリー・バンダジェフスキー元ゴメリ医科大学長が19日、東京都内で会見し、福島第一原発事故の影響で高い線量が計測されている汚染地域では、全住民を対象に内部被ばく調査を徹底するよう訴えた。
☆バンダジェフスキー博士 ウィキペディアでは…、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
チェルノブイリ原発事故の影響を調べるために、被曝した人体や動物の病理解剖を行い、体内臓器のセシウム137などの放射性同位元素を測定する研究を行った。
ゴメリ医科大学では1986年のチェルノブイリ原発事故以来、セシウム137の人体への影響を明らかにするために、被曝して死亡した患者の病理解剖と臓器別の放射線測定や、放射能汚染地域住民の大規模な健康調査、汚染食料を用いた動物飼育実験、などの研究に取り組む 。
この研究は、セシウムなどの放射性同位元素が体内に取り込まれたときの現象と病理学的プロセスを解明するとともに、旧ソ連時代からの放射線防護基準を改訂することに寄与した。
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