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フランス気象局の福島原発シュミレーションが見られます。
でも、見るか見ないかを決めるのは、あなた自身です。
あなたの心に尋ねてから、判断してください。
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/irsn-meteo-france_19mars.aspx
(下線はありませんが、クリックすれば、そこに飛べます)
大沼さんが調べてくれたことをここを読む皆さまとシェアします。でも、読みたくない、怖いと感じる人ならば、当ブログは読まないように、覗かないようにしてくださいね。
なお、大沼レポートを、私のほうで短くまとめているものです。ご了解ください。
……………
産業技術総合研究所の活断層・地震研究センターの岡村行信さんが、平安時代の貞観地震での津波発生に関する研究成果をふまえて、東電の報告書が地震の規模や津波の想定が、過去の事例を無視していることを、繰り返し指摘していました。
東電のほうは、「塩屋崎沖地震のM7.9の想定で十分である」と繰り返すばかり。貞観地震は、現実の想定基準となりえないという認識しかしていないのです。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/107/3/107_3_index.html
(経済産業省原子力安全保安委員会の耐震・構造設計小委員会の「地震・津波・地質・地盤合同WG」の第32回WG)
……………
現在、菅首相もその他の政治家も、テレビの関係者も、みな専門家たちの意見を取り入れています。しかし、同じ道の専門家とはいっても全て同じ考え方をするものではありません。
楽観的な人もいれば悲観的な見方をする人もいて、さまざまに違います。しかし、災害対策などでは最悪を想定するものです。とくに、相手が放射性物質ならば…、
こんな当たり前のことを政府や電力会社が考えないならば、国民の安全のために取り組んでいる、などと言うのはどう考えても変です。異常です。
最悪を想定しているが、それでは金がかかりすぎるので、この辺くらいでいいだろう、という考え方をしているのではないでしょうか。
テレビに出てくる専門家などは、みな楽観的な考え方をしている人たちばかりに私からは見えます。今も、この瞬間も、被害とか危険度を低く低く見積もっているように見えます。
「原発は安全でクリーンなエネルギー」というキャンペーンが3月11日前までは、繰り返し報道されていました。
でも、「安全はない!」と、今回証明されたのに、まだ彼らを信用し続ける人たちがいます。私には理解できません。
なお、議事録にある岡村さんと東電とのやりとりのうち、一つだけを以下に載せます。
…………
岡村委員…プレート間地震ですけれども、1930年代の塩屋崎沖地震を考慮されているんですが、御存じだと思いますが、ここは貞観の津波というか貞観の地震というものがあって、西暦869年でしたか、少なくとも津波に関しては、塩屋崎沖地震とは全く比べ物にならない非常にでかいものが来ているということはもうわかっていて、その調査結果も出ていると思うんですが、それに全く触れられていないところはどうしてなのかということをお聴きしたいんです。
こんな調子で、のたりのたりとわかりにくい答え方で、議論をそらすばかり…。というのは役人たちによくあり、電力会社も同様です。こういう答え方って、特別な訓練をしているんでしょうか?
ちなみに、私はストレートタイプなので、なんでも率直に言ってしまうほうです。訓練されても、それは無理だと思うんですが、
はてさて、こんな惨いことを考えられる電力会社です。今、私はどれほど多くの人たちが不安に陥っているのかと、想像するだけで眠れません。
「悪い奴ほどよく眠る」という黒澤明監督の映画がありましたが、福島原発に出動するレスキュー隊に入れ!と命じられたら、彼らはやっと恐怖を実感して朝まで眠れないってことになるのでしょうか。
ケニアの首都ナイロビ郊外にあるキベラの小学校のこどもたちから届いた励ましの動画です。
「Prayers from kibara for Japan ~祈り~ キベラから日本へ」
涙が止まらなくなるかもしれませんが、きっと、あなたの気持ちを少し落ち着かせてくれる、ホッとさせるのではないでしょうか。
場所はスラムにあるらしく、親のない子どももいるかも…。たぶん、曲も作ったばかり、すぐに練習もしてくれたのでしょう。
この祈りに対して、コメントを返している人の文章や歌詞の意味が載っています。
http://illcomm.exblog.jp/m2011-03-01/
「ポレーニ」というのは、大勢の人たちに対して「ポーレ」という言葉をなげかけるときの云い方で、「ポーレ」はスワヒリ語を話す社会では、毎日かならずどこかで耳にし、また口にしない日がないくらい、暮らしのなかでよく使われる、ごくごくありふれた日常の言葉。
その意味はとても多義的で、「おきのどくに」「かわいそうに」「ごめんなさい」「ごくろうさま」「おつかれさま」などのほか、このヴィデオの字幕でそう訳されているように、「元気をだして」「無事でいてね」という意味とニュアンスをもった、ひとを思いやり、誰かを励ますための言葉。もっとも、そういう言葉の意味なんか知らなくても、このヴィデオに映っている、こどもたちの声やしぐさ、その表情と涙をみれば、その思いは伝わるし、心に響く。
ナショナル・グラフィクニュースにあったものです。ちょっと要約している。詳しく知りたい方はそちらへ飛んでください。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110324004
http://www.nationalgeographic.co.jp/
「地球の地下深いところにある高温のマントルまで掘削して、史上初めてマントルのサンプルを回収するという計画が進められている」という。
科学者に言わせると、マントルのサンプルは科学的な重要性において、そして採取の困難さにおいても、月の石にほぼ匹敵するという。
適切な技術が存在せず、地殻に関する理解が不足していた。今では地殻についての知識が増え技術も進んだ。
日本の掘削船は10キロにも及ぶ掘削パイプを備えている。(ちなみに、これは雑誌サイエンスに載っている)
すべてが計画通りに進めば、2020年までに掘削に着手できるだろうとティーグル氏は言う。
掘削できてサンプルを採取できれば、地球の起源と歴史について多くのことが分かると科学者は言う。
マントルの岩石からは、現在のマントルの活動プロセスについて知見が得られる。これは、多くの地震や津波や火山の噴火を引き起こしているプレートテクニクスを理解するために非常に重要な知見となる」
昨日24日づけのブログに取り上げたことにちょっと関係している。
マントル調査に、着手が9年後で、しかもまだ地中深くの掘削ではない。しかも、それを分析して調べるにも時間がかかる。
つまりは、地球のことは何も知らないままで、原発建設していたんだ、と想像させるようなニュースだ。
以下のサイトで見つけた記事
http://labaq.com/archives/51638045.html
☆海外の専門家によれば、どのような防護服を着ていても現場では何らかの健康に支障が出る可能性があるといった見方をしています。ノースキャロライナ大学の疫学のデイビッド・リチャードソ教授は、「現在福島にいる作業員が1時間にさらされる放射能の量は、米国の原子力発電所に勤務する作業員が一生をかけて受ける放射能の量と同じである」とBBCに伝えています
☆アルファ粒子は紙によって止められ、ベータ粒子はアルミニウムによって止められる。ガンマ放射線は驚くほど周波数が高い(それより高いものがないほど)。そのため透過率が高い。宇宙服は少しは防護になるかもしれないが、完全ではない。
☆宇宙服の保護は雨の日の紙みたいなもんだ。
☆とにかく放射能から守るには鉛による保護とたくさんの水だ。放射線バンカーが周りに作られていると思うが、そこら中で実行されているわけじゃない。とにかくどうやって生き残るか、どうやって放射線から身を守るかを忘れないでいて欲しい。放射線にさらされる時間を短く、距離を長く、保護を大きく(時間、距離、保護)だ。
宇宙服云々と言っていますが、それは米国の原発用の防御服のことだろうか? それがわからない。
でも、私たちも原発に働く人たちの作業着は、宇宙服みたいな頑丈で完璧な防御服だと思っていたのではないでしょうか。
一方、平井憲夫さん(3/24付けブログにある)が書いているものは次です。
……………
原発は一回動かすと、中は放射能、放射線でいっぱいになりますから、その中で人間が放射線を浴びながら働いているのです。そういう現場へ行くのには、自分の服を全部脱いで、防護服に着替えて入ります。
防護服というと、放射能から体を守る服のように聞こえますが、そうではないんですよ。放射線の量を計るアラームメーターは防護服の中のチョッキに付けているんですから。
つまり、防護服は放射能を外に持ち出さないための単なる作業着です。作業している人を放射能から守るものではないのです。
だから、作業が終わって外に出る時には、パンツー枚になって、被曝していないかどうか検査をするんです。体の表面に放射能がついている、いわゆる外部被曝ですと、シャワーで洗うと大体流せますから、放射能がゼロになるまで徹底的に洗ってから、やっと出られます。
……………
ところで、昨夜24日の最初の報道では、作業員3名は靴から足が濡れて被爆したみたいな報道でしたが、理由が理解できるような内容だと、その報道を聞いて、平井さんの文章を思い出しました。
そうしているうちに、その後の報道は、「そのうち搬送された2人は、長靴ではなく作業短靴だった」とあります。
たくさんの作業員が働いているので、元々に備わっている防御できそうな長靴(?)は出払って無かった、という可能性もあるのではないでしょうか。
そうすると、放射能の危険性を十二分に知っていた作業員ならば、死ぬつもりで作業していたことになります。
それほどの危険性があると知らないまま作業していた人だという可能性も排除できません。
でも、2名の作業員は大慌てだったので、指定の長靴に履き替えるのを忘れてしまったのでしょうか?
そうであれば、出動する前に、チェックする人がいたのか、いたとしても気づかなかったのか、それとも、そういうことは各自わかっている、と任せていたのだろうか。
いずれにしても、被害に遭った者にとって、政府と東京電力の関係者、原発を推進した全ての指導的な立場の人間たちへの憎しみ恨みというものは、減ることはないだろう。
写真は、以下のところに掲載されていた作業員の服装
http://www.nationalgeographic.co.jp/
SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)がやっと公開された。
http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/030108.html
情報提供元は、日本原子力研究所です。
友人の中で情報をシェアしている人だけに、23日午前に紹介している。
しかし、ここのシュミレーションを知って皆さんとシェアすることに躊躇してしまいました。
でも、このことは23日に報道されたことなので、読んでいた方は既に見ていると思うのです。
で、考え直しました、ここを見るか見ないでおくのかは、皆さん自身で判断してください。
「国民の皆様からのご意見募集について」とある。
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_oubo.htm
上記に掲載されているルールに則っていれば、受け付けてくれて送信できるみたいです。皆さんぜひとも意見を出してみませんか。
下記運営ルールをご確認後、送信フォームへお進み下さいとある。
<お寄せ頂いたご意見の取扱いについて>
- 寄せられたご意見は、個人情報等を除き、原文を新大綱策定会議メンバーに資料として配付し、新大綱策定会議における議論の参考とします。
- 国民の皆様のご意見の動向を把握するためのものであり、ご意見に対して個別に考え方を表明することはしません。
- 寄せられたご意見は、原子力委員会ホームページ上で国民の皆様にもご紹介します。
- 下記に該当する場合、ご意見の一部を伏せること、または、ご意見として取り扱わないことがあります。
●住所:〒100-8970 東京都千代田区霞が関3-1-1
●内閣府 原子力政策担当室 新大綱策定会議ご意見募集担当 あて
msn 産経ニュースの報道です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110323/plc11032322450016-n1.htm
……枝野氏は23日の記者会見で金町浄水場での放射性ヨウ素検出は原発の放射能漏れが原因との見方を示した。その上で「こうした状況は一定期間続くことが予想される」とも明かした。
原発事故が終息しなければ「食の安全」も解決しない。とはいえ常に「最悪の事態」(枝野氏)を想定した割には政府の対策は後手に回った。むしろ各府省庁がバラバラに対応し、行政効率をより悪化させる負のスパイラルに陥っている。
浄水処理の段階で粉末活性炭を利用すれば放射性物質を吸着するとの研究結果があった。
が、厚生労働省が都道府県に活性炭処理を検討するよう求めたのは19日。福島県川俣町の水道水から基準値を超えるヨウ素が検出された後だった。……
関東近辺では、放射性物質を除去したいと必死に探しまくっている人たちがいます。東海地区にもいると思います。まあ、当たり前の反応と言えます。
この報道を読んで、粉末活性炭で放射性物質を吸着できるかも、と考える人たちがたくさんいるみたいです。本当に除去できればと思う。
でも、私には効果のあるものなのか判断できません。みなさまにこのニュースをお知らせするしか出来ません。
ただ、粉末活性炭は、浄水器などに使われているもので使用しても害はないと考えられます。3キロで5000~6000円くらいで買えるみたいです。
性能が高いと言われる浄水器は10万円とか20万円近くするので、貧乏人には手が出せませんからね。
あの日から13日経ちました。体の調子が悪い方も多いと思います。どうか、自分を甘やかせて体を労わり、できるだけ休養してくださいね。
唐突かもしれませんが、「人間とは何者? 私たちはどこから来て、どこに行こうとしているの?」と語られることがあります。
本当に、自分は何者なのでしょうか? 自分のエニアグラムのタイプを正しく見つけても、自分という人間がわかったというものではありません。
自分という人間、ヒトという動物のことは理解しようとずっとずっと努めねばならない対象なのに…、それはみなわかっているとは思いますが…。
では、私たちの住む星、「地球」のことを私たちはどれほど知っているのでしょうか?
たとえば、自分のタイプを知ったら、1%知ったという言い方を今考え付きました。同様に、地球のことも、現在までの科学の進歩から、約1%は理解できるようになった、という言い方も考えられます。
しかし、この数値は、今、勝手に私が考え付いただけのことです。実は、自分のことも、地球のことも、ほとんどわかっていない、のかもしれないと思うのです。
たとえば、わかっているのは、0.000001%なのかもしれません。でも、0の数がずっとずっと並ぶのかもしれないと想像します。あなたはどう考えますか?
人間にとっては、まだまだわからないことばかりなのに、知っても知らなくても普段の生活で困ることはないので、私たちはそのまんまにしています。
科学者たちにやってもらえばいいことだからです。自分のエニアグラムタイプだって、知っても知らなくとも生活に支障を来たすことはありません。
しかし、何か勘違いしている人たちが多いのではないでしょうか。地球のことはかなり調べられていて、大抵のことは辞典を調べればわかると思っていませんか。
地球のことを調べている専門家たちは、きっと70%くらいは把握しているだろう、などという印象を持っていませんか?
今回のような巨大地震を想定していた人はたくさんいるようです。でも、今回のような原発事故が起きると想定していた政治家や電力会社の関係者はどれほどいたのでしょうか。
ご存知のように、当ブログ3月23日づけで、静岡県三島市の市議会が議決して、総理大臣や原子力安全委員会に意見書を出しています。以下です。
「原発震災を未然に防止するため、今回の大震災を踏まえて巨大地震が想定されている地域にある浜岡原子力発電所の安全性に対しては、徹底した地質及び原子炉の調査を実施するとともに、最悪の事態を想定した抜本対策を行うこと」
地質を調べるというようなことは、2、3年で可能なのでしょうか。一部を知ったとしても、全体の何パーセントなのでしょうか。
小数点以下のゼロの数が予想以上に続くように思われます。百年かけて調べてもわからない、それ以上かもしれないと思いませんか?
原子炉に関しても、「最悪の事態を想定してほしい」とありますが、今回のような事故を起すことなど、想定していなかった人たちに、意見書を出しています。
いやいや想定していたが、それを知られるとまずいので隠していた、とも考えられます。
…… もはや、想定外のことが起きたのです。
これからは「最悪事態を想定して安全対策をしています」と、言われても信じることはできません。
でも、政府や巨大企業の言うことをそのまんま信じ込んでいる人たちが多数派らしいのです。
世界各地で未曾有の災害が起きることが多くなっている、と、人々は不安になっていると思いませんか。
その不安だけで手一杯なんですから、原発だけはとりあえず、止めてほしいと思います。地震は無くせないが、原発は無くすことができるんです。
静岡にある浜岡原発だけでなく、日本国中の原発を止めていただきたい。
不安を取り除くためには、節電くらい何でもないと思いませんか?
国内の全原発を無くしても、1985年代くらいの生活をすれば、十分に他の発電によって電気はまかなえる、と言っている人たちもいます。
『原発がどんなものか知ってほしい』という一部ではよく知られている文章があります。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/
著者は「平井憲夫」さんです。20年間原発で働いたという元1級プラント配管技能士の方です。2006年に書かれたみたいです。
1997年1月に、たぶん長い被爆の結果、ガンで亡くなられているのではと予想されます。原発の危険性を訴えていましたが、これは、その彼の遺書みたいなものかもしません。
平井憲夫さんの文章は、「嘘だらけだ」と書かれているサイトも見つかります。が、読む価値はあると考えられるので、ご紹介したいと思います。
それを読んで、真実が書かれていると思うか、嘘が並べられていると思うのか、それはあなた自身が判断してみてください。
さほど長い文ではありません。設計などの専門家の文ではなく、配管技師という感じがよく出ています。
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