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「自分を客観的に知ることができない」ということは、残念ながら本当のことです。また、「他の人たちの身になって物事を捉えることも容易ではない」ということも、多くの人たちが実感しています。
たとえば、8/21に載せた辛淑玉さんのお話にありました。おとぎばなしの「桃太郎」です。「桃太郎は、鬼が島へ、鬼の征伐に行きました…、」となっていますが、他の身に立てば、「僕のお父さんは、桃太郎に殺されました…」です。
自殺した中学2年の男子が残したノートから、苛められていたことを知りながら、担任や学校が何の手も打たなかったことが分かった、というニュースが入りました。
★「見殺しにしたも同然」「ダメ教師」
岩手中2自殺事件で学校に怒りの声多数
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150708-00000001-jct-soci
遺伝子研究が凄い勢いで進んでいるみたいです。でも、まだまだ分からないことばかりのようです。ご存知かもしれませんが、人間とチンパンジーの遺伝子は98%が同じで、違うのはたったの2%です。
でも、私たち人間からみたら、チンパンジーは見かけだけでなく、全く異質な動物に見えています。私からは、感覚的には50%くらい遺伝子が違うような気がします。
光遺伝学という分野での発見みたいです。初めて聞く分野です。神経回路の機能を調べるため、光学と遺伝学を融合した研究分野で、脳神経系の情報処理を理解できるものだとか。
それは昨年、佐世保の同級生殺害事件を起こした少女A(16歳)と同じ供述です。どちらも家族関係や成育歴なども知る機会がないので、原因が分からないままです。
未成年者の場合は裁判などを通して一般に明らかになるものではないので、私としては気持ちがザワザワ波立ちます。
どのような家庭に生まれて、どのような不幸な体験をしていたのか知りたい。エニアタイプも知りたい。そうなった真の原因を突き止めたいという思いが募ります。
「サイコパス(反社会性人格障害)」とか、「反社会性パーソナリティ障害」なのかもしれませんが、障害の原因も分かっていません。判断基準や定義づけだけは進んでいるが、根本原因は解明されていないのです。
★精神病質
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%97%85%E8%B3%AA
家族関係や成育歴などと関係があると書かれていたりしますが、それも定かでない。脳のある箇所が損傷を受けていた可能性があるという見方もありますが、それさえもまだ未明のままです。
本人に関しての情報はネットで探すと少しは見つかりますが、事実とは言えないものが多いと見ていますから、参考にはなりません。
ただし、本人がツイッターに書いていたものですが、「日常を失わずに殺人を楽しめることが理想なんだと思う」、「なんかこれまでの人生を振り返ると、神様が悪ふざけで自分を作ったとしか思えない」というものがあります。
ここら辺りからは、冷静で客観性があるように見え、家族関係とか生育歴に拠るものとは考えにくいのですが…。
わからないことほど怖いことはありません。むしろ、ISなどのテロリストのほうが理解しやすいと言えそうです。
で、本物のサイコパスが、テロ組織だとか拷問人などにいるかもなどと想像してしまう‥(゚ロ゚屮)屮 あるいは凡庸な人なのかといろいろと悪夢を思い浮かべる…、そういう類が得意かもしれない。
さて、このような事件を知って、怖い思いをされる人は少なくないと思います。死体を撮るとか死体損傷などがあると、さらに気色悪さが深まってしまいます。
原因を明らかにするしか、この気味の悪さから逃れることはできません。ゆえに、このような事件を調べる立場になりたいと常々よく妄想しています。
しかしながら、わかるものだけでもよいので、いずれは、刑事事件をひき起こした人たちのエニアタイプを見つけ出し、事件の真相をあきらかにできるようにしたいと思っております。
なお、通信講座では、受講生が取り上げた犯罪者たちのエニアタイプを調べることはよくあります。
読むと疑問に感じるものがほとんどです。今回も唖然としたもので、ちょっと取り上げてみようと思います。
★学校の成績は、知能ではなく性格で決まる(研究結果)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/07/personality-is-a-better-predictor
-of-success-_n_6427292.html?utm_hp_ref=mostpopular
オーストラリアの研究チームは、「ビッグファイブ」と呼ばれる性格5つの特性(外向性、情緒不安定性、協調性、勤勉性、経験への開放性)を測定した値と、大学生の成績やテストの点数を比較した。その結果、成績に最大の影響を及ぼしていた要因は、「経験への開放性」と「勤勉性」だった。
しかし、私はこのようには導かない。というか、導けないと考えています。小中校という子ども期において、学校の成績がよい子どもは、成績の悪い子どもよりも意欲的になれる傾向があります。
よく学ぶほどに称賛され認められるので、さらに意欲的になりますから、勤勉性はいや増すと考えられます。そうして、受験競争に勝ち余裕で一流大学に入れば、自分に自信を持ち情緒も安定すると考えられます。
それがひいては、他者との関係でも余裕を持てるものになり、本質的には内向的であった者でも外交性が備わるようになると考えられます。
また、経験を多者とも共有できて開放的に見えるようになるだろうと予想できます。実際にも、そのような人間を私は多数見ています。
むろんのこと、子ども期に学業成績が優秀でも、自分に自信を付けられず精神的な余裕も持てない人間もいます。親の言いなりで無理して勉学に励んでも、自信というものがつくとは考えられません。
学業成績が優秀であっても、親に理解されず、いじめにあったり、健康に恵まれないとか、さまざまな不幸な体験から精神的に不安定になる人も実際にはたくさんいるはずです。
ゆえに、子ども期から学業成績が優秀だったというだけでなく、家庭環境だけでなく、教師や友人にも恵まれて、さらに幸運もあって、確たる自信をつけて精神的な安定を得られた人間は、ビックファイブを必然的に得られるようになると考えられます。
従って、その逆の「ビックファイブが備わった性格の人は成績優秀」だと、どうして結論づけられるのか?理解不能です。
エニアグラム性格学でみたら、各タイプがそれぞれの成長の方向に一歩踏み出した人であれば、どのタイプもビッグファイブを獲得するだろうと予想できます。
なお、5つの特性(外向性、情緒不安定性、協調性、勤勉性、経験への開放性)は、獲得するものであり、「後天的に得られる性格」と言えます。
従って、研究者たちが取り上げている「性格」というものが、「先天的な性格」も含めているのであれば、大きな過ちだと私は考えます。
当会のエニアグラムでは、おおまかに9つのタイプがあり、それは「先天的な性格」ですから、「気質」と呼んでいます。気質として見た場合、内向的で協調性が低い人がいます。
たとえば、防御タイプ(714)は怖がりで神経質、羞恥心が強い傾向がありますから、外向的になりにくい気質です。
ただし、個人的につきあうと、依然として怖がりなところが見えます。神経質で羞恥心が強く、なにか起きたら協調性など微塵もなくなり、すぐに精神不安定にもなり、開放性も当然狭まります。しかし、このタイプの勤勉性は本質的なものゆえ無くなりにくいものです。
攻撃タイプ(825)の中では、協調的と考えられるのはタイプ2です。他の2つのタイプは容易なことではありませんが、超少数タイプですから研究対象に入っていないと考えられます。
また、タイプ2は気質的には協調性がないほうですが、超多数派で価値観も同じ人たちに取り囲まれているために、協調性がない自分を自覚するには困難な環境にいます。
そして、本質的に外向性がありオープンな気質ゆえ、本質的に「経験への開放性」が備わっています。さらに、根拠もないのに自信を持ちやすい気質でもありますから、学業成績がよければ自信と余裕を付けることができるでしょう。
ただし、傲慢になりやすくジコチュー性は増す恐れがあるタイプです。このタイプは、暴力的なワガママ人間にもなりやすい気質です。
ちなみに、調和タイプ(369)は、学業成績が高ければ、ビックファイブは比較的早く獲得できそうな気がします。しかし、誰もやらない事や創造性などオリジナル性が重視される時代になっているために、それが不得意になりやすい傾向を持つタイプです。
なお、調和タイプもあまり見かけることはなく、多数派ではありませんから研究対象に入っていないと考えられます。
ゆえに、エニアグラムからみたら、気質としては良い特性もあれば悪い特性もあり、気質は平等です。人生の落とし穴はどのタイプにも平等にあると考えられます。
しかし、生まれつきの能力は平等に備わっているとは考えられません。これがあるか無いかで人生は大きく変わってしまうでしょう。
なお、ビックファイブを定めたのは、タイプ2が多数派で、タイプ2の成績優秀者も当然に多数派であるために、タイプ2によくあるビッグな特性だとして取上げられたに過ぎないと考えています。
とくに、「外向性、協調性、経験への開放性」がビックで必要不可欠な性格などとは、到底思えません。エニアグラムを知らなければ、真実は見つけ出せない!ということを彼らに知らないのです。
以前、知り合った女性ですが、賢くて美形で背丈もスラリとして、素晴らしいお嬢さんに見えました。一流大学も出て一流企業に就職した、という誰もが羨むような女性だと思うのです。
でも、本人は自分を全く評価していなかったので、かなりビックリしたことを覚えています。職場を辞めて自宅に引きこもりみたいになっていたのです。うつ病を患った可能性がありますが、確認していませんし、あれ以来、お会いする機会もないままです。
現在はどのような暮らしをされているのかわかりません。自分を卑下しているような、でも目標は高かったようで、夢と現実の落差が激しいみたいなことを述べていました。
この女性の場合、自分を卑下されていたが、実際には自分に自信があり、自分は高く評価されるべき人間だと思い込んでいたのかもしれません。しかし、現実では高く評価されなかった‥。期待通りではなかったので落胆した?
よくある話です。ただし、これは単なる私の想像で、勝手な妄想をしているだけで、真相は違うかも…。
一昨日ですが、この女性とは正反対だと思われるような三十代に入っている女性と知り合いました。自分の人生に期待していないが落胆もしていない。
自分が貧しく学歴もなく、性的魅力にも乏しいことを自覚しているようですが、溌剌とした活気ある香りが漂っています。独身で、職場はなんと清掃関係で、他の人に職種を尋ねられても嫌がらずに回答している姿は印象的でした。
ある種の感動を受けたくらいです。これほどの差は一体どこからやって来たのかとしばし考えてしまいました。
たぶん、幸不幸は自分自身で作り出すものなんでしょうね。人は自分勝手な妄想にふけることができる。自分を卑しめる妄想もある。しかし、自分に自信をつけて人生を楽しめる妄想にふけることもできる…。
ではなぜ、ある人は否定的な妄想しか思いつかないのだろうか。しかも、どうやら、それはほとんど習慣性で、脳の神経ニューロンはいつも同じところを使っていると考えられる。違う部位を使うようにするか、新たな回路を作りだす必要があると思う。
妄想するならば、できるだけ肯定的な妄想をしようと訓練すれば、後者のような女性に近づける…などと、そんな妄想ばかり延々と続けています。妄想は得意なほうだと自覚していますが、逆に、それを妄想だと気づいていない人も少なくないのではと思う。
ところで、昨夜、ネットで見つけだした以下の動画ですが、「世界で一番醜い女性」と言われた娘さんの溌剌さは、一昨日に知り合った女性と共通しており、偶然とはいえ驚いてしまいました。
感動的で、みなさまにもお知らせしたいと取り上げてみました。英文を画面で読めますが、大方は以下のサイトで説明されていますから、ぜひ観てくださいね。
リジー・ベラスケス「世界一醜い」と呼ばれた女性の美しい話
http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/20/lizzie-velasquez_n_4630244.html
Sarah Barness(English) 日本語版:遠藤康子、合原弘子/ガリレオ]
友人の息子さんから、「つき合っている女性がしっと心が強いのか知りたい」とのことですが、聞いた限りではしっと心は強そうに見えます。「羨ましい!」と声に出して言える人のほうが、しっと心は少ないと考えられます。
ただし、価値感の違いや年齢性別その他から、しっと心の強さは違ってきますから、他のことでは他の人のほうがしっと心が強い場合があります。
ちなみに、「嫉妬」とは書きません。正しくないからです。できたら、「男疾男石」と変えたいと思っているくらいです。男性のしっと心のほうが強くみえるからです。これに関しては以前にも書いたことがあり、ここでは省かせて頂きます。
ところで、競争心は誰にでもあります。人によって程度の差はむろんあります。競争心があるからしっと心も起きますから、両者は表裏一体とも言えます。そして、競争心は人間だけでなく、動物にも植物にも備わっている生得的本能的なものです。
オス同士が順位を決めるのも、メスをめぐってオス同士が闘うのも、競争心があればこそです。メスも同じです。生き物が進化したのは競争心があったからで、もしも競争心がなければ、世界は今日のような様相には成っていなかったでしょう。
私は家庭菜園をしていますが、タネを蒔いて芽が出てしばらくしたら「間引き」をせねばなりません。弱くて細いものを引っこ抜きます。これが面倒な作業です。農作業をしたことがある人なら皆知っていることですが、苗の頃には互いに寄り合っていた方が育ちがよいのです。
植物も孤独に弱いのかなって思うこともありますか、競争したほうが大きく育つとも考えられます。樹木も同じで、最初は密植して苗を植えますが、ある程度育つと「間伐」をして、残した木が大きく育つようにします。
また、ヒトも、何億という精子が競争して卵子に突入するからこそ産まれ出ることができます。そして、老人になれば気力が減るかもしれませんが、何かで競争心を強く持てるならば気力は減退しません。やる気を起こさせる原動力です。
ゆえに、彼女のしっと心が強いというだけで、否定的に見るのはいかがなものかと。競争心はすぐに妬み嫉みという否定的なものに転化する、裏返るとも言えますが、健全な目標を持って互いに助け合えれば、競争心が困難な時に支えてくれるのではないかと思います。
なお、オスとメスは協力し合う関係ですが、利害が異なる生き物です。オスはより多くの子孫を残したいがためにメスを囲い込みたがります。ゆえに男のほうがしっと心が強くなると考えられます。メスは子を得て育てるために強いオスを、人間ならば経済力などがある男を選びたがります。
そして、オスとメスでは生存戦略や繁殖戦略が違うので、ぶつかりあうことがあると考えられますが、協力しなければならないという宿命もあります。そうでもしなければ幸せは得られません。ですから、“しっと心が強い”というだけでは問題にならないと考えます。
友人の息子さんが教えてほしいと言います。「僕は女運がわるいみたいです。しっと深くて怒りっぽい女性ばかりでした。今度、知り合った彼女ですが、しっと心が強いか強くないかを、早く見分ける方法があれば教えてほしい」とのこと。以前つきあった女性のことを話し出します。以下に、かいつまんで書きまとめてみました。
「はじめてつきあった女性は、僕の誕生日に職場の同僚たちからケーキで祝ってもらい、友人からもちょっとした品をもらって、そのことを当日の夜に彼女に話しました。すると怒りだす。涙目にもなりました。他の人に祝ってもらったことで不機嫌になるのでビックリしました」
「二人目の女性は、僕がキレイな女性を見ただけで不機嫌になりました。別れたいと言ったが受け入れてもらえず、半年くらいストーカーされました。それに、しょっしゅうケンカしてました」
「三人目の女性はキレイな女性でしたが、僕の予定はすべて把握しようとしました。いつも僕の居場所を確認しました。誤解されることが多く、怒り出すと手がつけられないほどで…、それで別れ話を持ち出すと“”別れないで!”と泣いて訴えてきましたが、土下座してコンクリートに頭を打ち付けたんですよ。血だらけで、ほんと怖かった!」
「今つきあっている女性は、キレイでやさしそうで穏やかな女性なので、いいかなと…ケンカをしたこともありません。友人夫婦のところに遊びに行ったとき、どうしてか少し不機嫌にみえました。夫婦仲もよくて子どもも愛らしく…歓待してくれたのですが、リッチな家で僕は羨ましいなと思ったんですが、彼女は何も言いませんでした」
これ以外にもたくさん報告してくれましたがポイントに当たるところだけ書き出しています。
なお、驚いたことにエニアタイプはみな2w1の女性です。友人の息子さんも2w1と判定できましたが、イケメンなので女性にモテるようです。息子さんの承諾を得て、少し変えてありますが、ここに紹介させてもらいました。
タイプ2は「男性を強く意識するタイプ(261)」です。基本的に男性大好きですが、男性への期待が大きくなりがちです。また、男性の言動に過剰反応になりやすい気質ですから、驚くような反応をすることがあります。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
まず、はじめてつきあった女性は支配欲が強いと考えられます。人づきあいがよく人気のあるイケメンの彼氏は作らないほうがよいのではと思うほどです。
二人目ですが、とかく2w1女性によくあるケースですが、自分のライバルになるような女性はリストアップしていることがあるらしいです。自分が美形に強く惹かれるように、誰もが美形に強く惹かれるものだと思いこんでいるからではと考えられます。
美形より、賢さや優しさ謙虚さなどに惹かれる人たちがいることを知らないのです。なお、この女性は美しいとは言えず、美人に対しての劣等感が強い可能性があります。
次に、三人目の女性は美形のようですが、美形であれば自分に自信があり、男性から捨てられるなど、彼女にとってあり得ないことです。その現実が受け入れられず大ショックになります。どんなことをしても取り戻そうとするかもしれません。
なお、「男性を強く意識するタイプ(261)」の女性は、男性に対する執着心も強くなる傾向があります。となれば、当然に「女性を強く意識するタイプ(837)」の男性は、女性に対する執着心が強くなる傾向があります。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
従って、彼氏がイケメンであれば、なおさら執着するだろうと予想できます。イケメンであることは多くの人たちから羨ましがられることではありますが、羨ましがられるだけで済むというものではありません。嫌な体験をしたり苦労も多くなるものです。
イケメンでなければ、このような体験はせずに済んでかもしれないのですから、まあ、人間の気質に関しては、公平にできている…、と、友人の息子さんにそんなお話をしてしまいました。(つづく)
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