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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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面白い文章が書けたらなあと、つくづく思うこの頃です。そこで、少しでも上達したいと、これまで関心がなかった随筆などを、暇を見つけては読むようにしています。

たまたま、友人から佐藤愛子さんの文は面白いと勧められ、あまり気乗りしないまま読みました。タイトルが「丸裸のおはなし」(大和書房)とあったので、気質がクッキリと出ているのではないかと予想して選んでみたのです。

そうしたら、ほんとに赤裸々です。佐藤愛子さんは「憤怒の作家」として知られているみたいです。ケンカ大好きらしいのです。タイプ2w1と判定しています。

「人の喧嘩の話を聴くのも好きだし、自分の喧嘩の話をするのも好きだ。喧嘩の話をしていると、なにか自分が勇気ある人間に思えて来る。それがたいそう気持ちよいのである」

「喧嘩をしない人間というのはおそらく、立派な人なのであろう。しかし、そういう立派な人は、私はなんとなく怖い。中には臆病ゆえに喧嘩をしないという人もいるが、修養の力でいつもにこにこ、誰とも仲良くなどという人にはあまり近づきたくないのである」

ケンカしない人が立派な人だなんて、そんなの「関係ない!」のではと思うのですが…。また、いつもニコニコ誰とも仲良くして、愛想もよく、率先して挨拶をする人がいます。

たいてい同じ2w1と判定できる人に多い行動パターンです。そうだと知ると、なぜか面白い。

ケンカばかりしていてはいけないと、わが身を戒めるために修養を決意する2w1の人たちがいるだろうと…。


ただ、佐藤愛子さんは、同じ場に居合わせたり、同じ体験をしても、それが腹が立つようなことには思えないという、怒りを抑えようと我慢している訳でもない、そういう人間、そんな気質の人がいることを知らないらしい。

ケンカをする人が勇気ある人とは思えず、愚かな人だとか、恥ずかしい行為だと思って観ている人たちがいることも、知らないらしい、と、思う…、

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木下博勝さんの妻・ジャガー横田さんは、女子プロレスで大活躍したレスラーとしてよく知られています。

あるテレビ番組にご夫婦が出ているところを見て、まず顔相を読み、お二人が話している様子からも判断して、タイプ6ではと予想しました。その後に著書の情報から判定しています。

ところで、タイプ6の男性は、きつい女性を配偶者に選ぶ傾向がある、とよく紹介していましたが、木下さんも該当してしまったようです。

著書「ボクに宇宙一の幸せをくれたジャガー」によると、2回目に会ったときに食事に誘い、そこでプロポーズしたみたいです。

はじめて会ったのは、格闘技大会のリングドクターとして観戦した時だという。「とても怖い感じ」と本に書いています。

また、「うっかり失言でもしょうものなら刺されるのではないか、そう思うくらいの緊張感を漂わせた人でした(怒るかなぁ 怖いなぁ)」 

 ええっ! それでは丸々と「怖い女が好き」ってことになってしまいます。

ところで、ある幼稚園児のタイプ6の男児が、園の先生から尋ねられました。「将来どういう女の人と結婚したい?」と。「お母さん(タイプ2)みたいなきつい人がいい!」と答えていました。しかし、タイプ7の男児は、「お母さん(タイプ2)とは違う、やさしい人がいい!」

このように、タイプが違えば、妻に求めるものも違ってきます。でも、なぜ、きつい女、怖い妻を求めるのでしょうか。理解できない人も少なくないと思うので、次に、木下さんが書いている文を転載しています。

「お互い踏み込む、それは理解し合うための行為です。実際、結婚後大きいケンカも既にいくつかありますし。それでもボクらは大丈夫です。あ、でも…暴力的なところは少し控えてもらえると正直うれしいですけど。テレビなどでもよく殴られていますが、正直、家ではもっときついですから。でも、それを割り引いてもいいところがあるから一緒にいるんです。それが夫婦です」

夫婦って、そういうものですかね? でも、怖い人に惹かれるっていうの、わからないでもありません。ジェットコースターも、怖いけど、乗ってみたい乗り物ですから…。

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タイプ6は、よくタイプ2と間違えられることが多い。でも、タイプ2をタイプ6と間違える人たちも結構よく見かけます(たとえば、さくらももこさんです。現在2w1と判定済み)。むろん、私もそうだったんですが…、でも、あやまちから学べたことはたくさんあります。

さて、木下博勝さんは、読者によく語りかけをしています。たとえば、以下は9/28付けのもの。
久しぶりに吉野家さんへお邪魔さま。いつ食べても美味しい味は流石です。キャンペーン中で、写真のセットが500円。得した気分です。皆さんは、吉野家派ですか、松屋派ですか?

「皆さんの思い出等を、教えていただけませんでしょうか」というものもあります。それに対するコメントは211個もあります。

ある日のブログには「加湿は感染対策にも、お肌の対策にも、有効です。ネットで探して、一番安いお店で購入しました。こう見えても、お買い物上手でしょう」

タイプ6は庶民的な気質で、偉そうぶったりしません。食事のことを比較的よく取り上げていますが、好きな食べものも庶民的なものが多そうです。

タイプ6は次女気質と言い、菓子類を好むことがありますが、グルメ志向もあまりないほうです。

ちなみに、タイプ8と2はグルメになりやすい気質ですが、本性が父と母なのでパワフルな方が多く、それゆえか食に関心が深くなり、おいしいものを食べたいという欲求が強くなるように思われるのです。

また、木下さんのブログには値段に関する記事が多いのですが、ウイング7の人に多いもので、銭勘定が細かいところがあります。

そして、読者への語りかけが多いのは、人との関係作りにまめというか、大切にしているところであり、そこは「絆の人」と呼称している所以です。また、人へのサービス精神が強い気質でもあるためでしょう。

たとえば、有名人の公式ブログを結構よく読んでいますが、勝手に一人でしゃべり続けているだけとか、読者サービスなど全く考えたこともない、というようなところが少なくありません。

よくタイプ6と間違えられるタイプ2のブログには、このようなものが多いんです。言葉使いもまるで違います。全体的にみても、控えめという感じの人はめったにいません。むろん、ゼロではありませんが、両タイプを比較すると歴然とした違いがあります。

ところが、木下さんのほうは、「ちょっと恥ずかしいのですが、宣伝をさせていただいてもよろしいでしょうか」とか、「申し訳ありません今日はブログをお休みさせてください。明日の午後に、更新させて下さい。本当にごめんなさい」等々。

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タイプ6がなかなか見つからないと、以前このブログで書いています。また、かつてタイプ6だと公表した人たちは、他のタイプの間違いであったことが多くて…。ずっと点検作業をしているのですが、なかなか思うように進みません。

でも、今日はようやくのこと有名人のお一人を紹介できるようになりました。ジャガー横田さんの夫君で医師の木下博勝さんです。エニアタイプは、タイプ6w7と判定しています。

彼の著書「ボクに宇宙一の幸せをくれたジャガー」から判定しています。なお、以下に木下さんの公式ブログがあります。
http://gree.jp/kinoshita_hirokatsu/blog

公式ブログ(5/24)のなかに、僕は孔子が大好きで、論語に関する本を沢山所蔵しています。毎日、必ず論語に触れています。

6/23にも
僕の勝手な最近のおすすめですが、一冊目はヘタな人生論より、万葉集です。もう一冊は、…中略…勉強の仕方の本です。本文中で、一番なるほどと思ったのは、古典の勧めでした。過去から学ぶ事は、大切だと気づかせて頂けます。論語的に言えば、温故知新でしょうか。
 
おすすめ本が「論語」と「万葉集」なんですから…、やはり、タイプ6は伝統を大切にしていると言うべきか、古(いにしえ)のものに関心があるんですね。

なお、当会の講座用のテキストには、タイプ6の気質を紹介するための四文字熟語として「温故知新」を載せています。これって偶然の一致だと思いますか? 

以下は、12/10にあるものです。
何度か、僕が論語に深く共感しているとブログで紹介させていただきました。

「先生がおっしゃった。若者よ、家では、親孝行、外では目上の人に直従う。何事も度を越さないように控えめにし、約束を守る。多くの人を好きになり、善き人について学ぶ。そうした上で、まだゆとりがあるなら、本を読んで学んでいけばいい」

「子曰く」で通じると思うのですが、そこを「先生がおっしゃった」と、誰であってもわかる言葉にしているところは、なんとなくタイプ6らしいところに見えます。

難しい漢字を使わないのは、賢くとか偉そうぶらないところで、庶民的で控えめな方に見えますね。また、論語の中で上記のものを選んだとしたら、やはり自分の感性に合っていたからなのではと予想します。

当ブログ(12/12)でも、タイプ6は伝統志向があるのではと書いていますが、木下さんはズバリ嵌ってしまいましたね! 

なお、これだけでタイプ判定しているのではありません。続きがあります。


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顔写真は並べて見るべきだと思います。お二人が似ているのかあまり分からなかったのですが、以下の画像をコピーして並べてみたら、やはり似ています。
 

さいとうたかをhttp://www.shinjukuloft.com/galaxy/archive/e/2008/post_20.php
梶原一騎
http://homepage3.nifty.com/slowly/newpage45.htm


ともにタイプ8w7と判定しています。巨漢
で猪首、顔が大きくて目も怖そうです。この漫画家を知らない人はいないと思いますが、顔は意外と知られていないみたいです。


ちなみに、さいとうさんは漫画「ゴルゴ13」が大ヒットしており、現在も続いています。梶原さんは「巨人の星」が代表作になると思います。


巨漢の二人が出会ったら、どうなるんだろうかなどと想像していたら、なんと見つかりました。「劇・男‥劇画を作った男‥」(リイド社)の中でさいとうさんが書いています。


出版社のパーティー会場らしく、「あるとき、梶原一騎氏に初めて会ったが、挨拶しようと近づく、ところが梶原氏はなぜか知らんぷり。以来、梶原氏に声をかけることはなかった」とあり、


続けて「マンガ界の二大強面“東の梶原一騎、西のゴリラ”と言われていた時代の話」とあります。


う~ん、さもありなんですね。意気投合するなんてことにはならないと思っていましたが。


ところで、タイプ8に該当する人はめったに出会えないので、マンガだけでなく著書などがあれば必ず読むようにしています。


なお、
上記の中でインタビューに応えているものがあり少し転載してみます。


(子どもの頃は)メチャクチャ、ワルでしたよ。近所のおばさんから“あんたが大きくなって行くところは刑務所しかあらへん”と、いつも言われてました」


「なぜか子分みたいなのが大勢集まってきましたね。でも、大人からは嫌われていましたよ。ワルのくせに理屈っぽかったですからねえ」


他のところには、「学校(中学)へは手ぶらで行っていた。決して学校に何も持って行かなかったわけではない。カバンを持ちたいという輩が後を絶たなかったのだ」


もうビックリです! それに、カバン持ちになる子がいるんですねえ。マンガや小説の中でしかお目にかかれないような人物です。「タイプ8にはめったに出会えない」というのは本当のことなのだと納得できますよ、ね?

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「愛妻の死に饒舌な長門に疑問の声」などというタイトルのニュースが目に飛び込んできました。

ある芸能リポーター曰く。「視聴者は長門の南田への愛情は十分にわかっている。それに、こういう場合、人は言葉も出ないのが普通で、なぜあんなに冗舌で南田を見せたがっているのか、不思議に思い始めている人だっている。過ぎたるは……ですよ」

たぶん、このリポーターと長門裕之さんはエニアタイプが違うように思われます。エニアグラム類型を知ると、「普通」は一つではなく、「9つの普通がある」と講座などではよく紹介しています。

辛いときに、言葉が出ないと悩む人もいれば、言葉がツラツラと出てしまい、後からしゃべりすぎたと後悔する人もいます。いろいろです。

それは単に気質が違うだけであり、相手をよく理解できるようになれば、相手の言動に不審の目を向けることは、理解度が深まるほど減ると考えられます。

ところで、長門裕之さんのエニアタイプをタイプ7と判定しています。ウイングは未明です。7w8で8のウイングが中間くらいなのか、軽いほうか、またはウイング6が軽くあるのか、という辺りまで絞っています。でも、これ以上はまだ絞れません。

なお、タイプ7が長門さんのような状況に置かれたら、たいへんに興奮します。他のタイプも興奮すると思いますが、とりわけタイプ7は興奮しやすい気質です。そして、タイプ7の中には饒舌な人もいれば、無口な人もいます。

饒舌な人が興奮するとさらに饒舌になることがあり、無口な人はよりいっそう無口になることがあります。長門さんは前者だったようです。むろん、普段とは逆になってしまう人も、少ないが無いわけではありません。

また、タイプ7は目立ちたがりで、注目を浴びたがる気質でもあります。ですから、100人もの報道陣を前にしてフラッシュを浴びることは、基本的に不快ではないだろうと思います。

ただ、不快ではなくとも、妻の存在はとても大きいタイプです。その喪失感は「世界が終わった」くらいなものではないかと予想します。

また、タイプ7は優等生気質があり、記者たちに質問されると、その期待に答えて何か語らねばならないと、期待に沿えるような行動をついとってしまう傾向があります。

それで、しゃべりすぎたと強く後悔しているかもしれません。興奮するということは、自分でも思いがけないことを言ったりしたりするものです。日頃、用心深くて慎しみ深い人でも、興奮すると、それはどこかにふっ飛んでしまうのです。

たとえば、私が家族を亡くして、100人の報道陣に囲まれて、1秒に100くらいのフラッシュを浴びている中で、なにか質問されたら、どうなるのか、それは全く分かりません。

あまりのことに呆然自失して言葉が出ないほうになるか、饒舌になるのか、堂々としずきてしまうか、それともおびえるのか、逃げ出すのか、ちょっと微笑むのか(これは意外によくある)。あるいは、よくある一般的な対応ができて非難を受けない適切なことが言えるのか‥‥。

他の人の置かれている立場になって考えれば、少しは理解できるのではないでしょうか。妻を亡くして絶望の淵にいる人に対して、追い討ちかけるみたいなことは、気持ちよく聞けるものではありません。

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 エッセイ「そういうふうにできている」は、さくらさん自身の妊娠と出産を一冊の本にまとめているものです。なんと188ページも。妊娠と出産だけで、そんなに書けるの?!

でも、さくらさんが「おかあさん気質(タイプ2)」であれば納得できるところです。おかあさんにとっては一世一代の大事で力を入れたくなるところでしょう。

なお、さくらさんの文章を読むと、文章力があり、面白い言葉使いもありますが、全体として大人っぽい文章だと感じさせられます。このエッセイ集を読んでいたらタイプ誤認しなかったのではないかと‥、悔やんでも遅いのですが‥。

アニメに登場するキャラクターを見ると、愛らしく、また心配性らしいところが多々あります。そこでタイプ6だと思い込んでしまったと考えられます。

でも、さくらさんはエッセイ内で自分のことを「不安感が強い」と書いています。自己申告の性格をそのまま鵜呑みにすると、タイプを見間違うということが、ここでもわかります。

また、父親を「ヒロシ」と呼び捨てにしていると知ったのも原作マンガを読んでからです。かつての調べ方がどれほど雑であったのか、また、少しの情報で判定していたように思います。

タイプ6にとって欲しいのは「おとうさん」です。仲間みたいな呼び方はしにくいタイプです。なお、現在の公式ページには、「ヒロシ」ではなく、「おとうさん」と紹介されています。

現在は、以下のように公表しています。人の呼び方から、少し気質が垣間見えることを明らかにしています。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-401~/15-407.htm

15年くらい前に、有名人のタイプ判定を大量にやっておりました。その頃の研究会はエニア初心者の集まりに過ぎないのですが、なぜか皆がみな自分の判定に自信を持っておりました。

また、受講してからあまり日も経っていない受講生とか、当会に関心を持ってアクセスしてくる方々の多くも、自分のタイプ判定に自信を持つことが多いようです。これはもう一般的な傾向のようです。

その頃に判定した人たちをタイプ誤認していたと気づくようになったのは、講座やカウンセリングなどで、数多くの事例を知ったおかげです。目の前にいる人々から得られる情報を大切にしていきたい、と改めて肝に銘じているところです。

ところで、登場人物の名前から、何か発見されている方はいると思います。花輪くんとか、丸尾くんとか、ちょっと珍しい名前です。

どうやら、マンガ家の名前みたいですよ。花輪くん=花輪和一、丸尾くん=丸尾末広、みぎわさん=みぎわパン とし子ちゃん=土橋とし子  

もう知っているよって?そうですか。マンガをよく読んでいらっしゃるんですね。

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さくらさんのエッセイ「ひとりずもう」(小学館)でも、「男性を強く意識するタイプ=. 男性コンプレックスに陥りやすい261)」だとわかる文章が見つかっています。

「ほとんどの女の子は、かなり小さい頃から男子の事を軽べつしている。男子はホントにバカだ、くだらない、だらしない、関わるとろくな事がない、と思っていたが、その辺に男子がウロウロしていると、ついついからかいたくなってしまい、結局私は小学校の頃からけっこうよく男子と遊んでいた。弱目な男子をからかいすぎて泣かせてしまい、面倒くせえなと思いながら、ごめんごめんと100回くらいあやまったり‥、それでも面白かった」

男子をバカにしたり軽べつしながら、なぜ遊べるんでしょうか。関わるとろくな事がないと思うなら、関わらないようにすればいいのに‥、それだけでなく、ついからかいたくなると言うのです。

面倒くさがっているのなら、ごめんって1回言えば済みます。それなのにどうして100回も謝るのか? それでも面白がっているのですから、驚きです。

これぞ! 複雑な心理状態と言わずして、他になんと言えるのでしょうか。ちなみに、コンプレックスは意のままの「複雑な」を意味します。
 
ところで、
「ほとんどの女の子が小さいころから男子を軽蔑している」のでしょうか。有り得ないでしょう。男子の後ばかり追いかけている女子もいます。 
 
タイプ2w1の女性の中には、男子は頭がいい思っている方がいます。上記のように追いかけてばかりの子もいます。タイプ1とタイプ6の女子ならば、男子を怖いと思いつつも、憧れることもあるほどです。

バカ呼ばわりするなど、ちょっと過激で、きつい気質と思わざるを得ません。攻撃的な気質が出ています。弱目とはいえ、男子をからかいすぎて泣かしてしまうのですから。

次のようなことも書いています。
「女子校に入り、休み時間はワイ談で盛り上り、あんみつ屋に寄り道して、店内でワイ談で盛りあがった」 これでは羞恥心の少ないタイプと言わざるを得ません。

タイプ1と6の女子は、自宅にいてもワイ談で盛り上がるなど考えられないくらいですから、まして人目のある店内で話せるようなことではありません。いやはや驚きました。まる子ちゃんのイメージと違うよーーっ!

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アニメの「ちびまる子ちゃん」を見ていると、とにかく男たちがたくさん登場します。すぐさまズバリと、「男性を強く意識いるタイプ(2・6・1)」と絞れるくらいです。

原作マンガの1巻に登場人物紹介がありますが、そこからして13名中、男性は8名、女性は5名です。

現在、以下にある公式ホームページのキャラクター紹介のところでも、まる子ちゃんのクラス3年4組は、男子17名で女子9名です。http://chibimaru.tv/

こんなにはっきりした傾向が見えるならば、261という3つのタイプから探します。次は、3つの中のどのタイプを消すことができるのか、ですね。

原作の1巻では祖父を「ともぞう」と呼び、父を「ヒロシ」と呼び捨てです。祖母は普通に「おばあちゃん」で、母も「おかあさん」と、平凡です。

これを知れば、男性を怖いと感じやすい1と6の可能性は低くなります。これに関しての考え方は、以下に掲載しています。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-401~/15-407.htm

前回その1で取上げていますが、
「1ヶ月しか経ってないのに、私は幼稚園にあきていた」とあります。しかも4歳になったはがりの頃なんですから、「あきた」とは凄いものです。

タイプ6ならば、3ヶ月経っても6ヶ月経っても、幼稚園に慣れないまま、「ママのところに帰りたぁい」と言って泣いている可能性があるほどです。

でも、いつも一緒に遊んでいる子と同じ幼稚園に入ったとか、または担任の先生が以前からの親しかった、というようなことがあれば、3ヶ月以内に慣れることもあるかもしれませんが。それでも緊張は続くので、「あきる」ようになるとは考えにくい。

タイプ1ならば、1年くらい経たないと幼稚園に慣れないことがあります。防御タイプ(7・1・4)は、これくらいの時間を要します。

むろん、意外と早く慣れる子もいますから、誤解しないでください。また、それでも緊張しっぱなしになるので、「あきる」ことなど考えにくいのです。

場慣れの早いのは、タイプ2が断トツですから、ここでタイプ2と絞れるくらいです。とても簡単です。

それなのになぜ以前はタイプ誤認したのでしょうか。です。そういうところを衝かれると急に筆の運びが鈍ります。
が、なるべく近いうちに取上げてみます。

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  タイプ誤認していた有名人を調べなおす作業をコツコツとしています。とくに漫画家のタイプの再調査に力を入れています。

 そこで、最近になって調べてみた「ちびまる子ちゃん」の作者にはたいへんに驚かされました。さくらももこさんです。

 かつては「タイプ6でウイングは未明」と公表しておりました。テレビアニメを見て判定していたものです。現在ではアニメで判定はしないようにしています。

 なぜなら、アニメにかかる費用は莫大でたくさんのスタッフが協力して作っているものです。タイプが違うスタッフがいる可能性が高く、また、原作者が一人で作り出せるものでもありません。また、力関係からも作者の思うままにはできません。

 現在では、できるだけデビュー作品を読むようにしています。そのほうが作者が一人で描いた可能性が高いからです。デビュー作品であっても、編集者の介入というべきか出版社の意向から変更を余儀なくされる、それが当たり前みたいになっている業界です。

 「ちびまる子ちゃん」は長編ものですが、最初の頃と少しずつ違ってきています。それで、最初の1
~10巻ほうを重点的に見るようにしました。また、エッセイを書かれていたので、そちらも読みました。

 その他、インタビューされたものがあれば、できるだけ探して、正しいタイプ判定ができるべく努めています。

 さて、その結果、さくらももこさんを現在では「タイプ2w1」と判定しています。このタイプはあまりにも多く、どうか他のタイプであって欲しい!などと、妙なことを祈りつつ調べましたが、祈りは通じませんでした‥。

 彼女のデビュー作はなんと「
教えてやるんだありがたく思え!」です。教師をテーマにしたものです。言葉遣いからして少し横柄ですが、人に教えることが好きなタイプ2の人たちが好むテーマです。

 ところで、エッセイ「おんぶにだっこ」(新潮社)では驚くべきことを発見しています。さくらさんが幼稚園に入園してすぐの4歳になったばかりの頃のことを書いています。

「1ヶ月しか経ってないのに、私は幼稚園にあきていた。おゆうぎなんてバカバカしくてやってられないと思い、参親会の時に逃げ出したこともあった。なんで親の前であんな踊りを踊らなきゃならないのか。いつもと違う様子の不自然な自分の姿をほほえんで見ている親の姿にも、いたたまれず逃げ出した」

 これを見つけて本当に「エエーーッ!!」となりました。つい最近とり上げたばかりです。8/16マンガ家の
松本次郎(2w1)さんも、「おゆうぎなんてやってられない」と言っているのですから。

 二人のセリフも、読み比べてみてもらえばわかると思いますが、とても似ています。男女の違いがあるにも関わらず、です。

 エニアグラム講座では、よくこのようなことが起きます。「ブルータスお前もか!」という感じです(ありきたりで古すぎるなあ‥)。

 不思議に同じタイプが同じセリフを使っていたり、同じエピソードを残しているのです。本当は不思議でもなんでもないことなのですが、そういうところが面白く、エニアを楽しめているところかもしれません。

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