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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 臼井さんのエニアタイプを7w8と判定しています。また、タイプ7に関しては、目立ちたがりとか、注目を浴びたがり、かまわれたがりなどと紹介しています。

 ところで、タイプ7にとっては、目立つことは自己防衛戦略の一部です。有能でやり手な目立つ人間だと見られることで、他から攻撃されないように防御しているタイプです。

 ですから、弱いところダメなところでは目立ちたがりません。たとえば、学校の成績が一位であるならば、どこかに大々的に発表されたいものです。しかし、徒競走でビリならば、その記録はどこにも公表されたくないものです。

 まあ、全タイプの傾向ではあるのですが‥、より顕著なのが「8・3・7」の3つのタイプと言えます。「自分と世界は否定的に結びついているタイプ」です。警戒心が強くて自己顕示欲が強い気質であれば、必然的にこのようになります。

 しかしながら、目立つことはある意味で危険なことです。それで、目立ちたいタイプ7なのに、ふだんでも目立たないように行動したり、よく雲隠れもします。
 
 つまり、自作が急激な大ヒットをで飛ばしたら、大変にうれしいことではあるが、いきなり著名人になるのは「危険と背中合わせ」です。

 熱心なファンは、ストーカーに変身する恐れもあります。ねたみ心から攻撃対象にされることも実際よくあることです。当然に、怖がりで臆病、神経質な気質であれば、警戒して顔を知られたくない、と思うのではないでしょうか。

 一方、タイプ7とは逆の傾向があるタイプ4は、目立ちたくない思いが強く、つい気づくと身を隠してしまうのですが、実はかなりの目立ちたがりでもあるのです。

 一見、矛盾したおかしな行動にみえるかもしれませんが、「隠れる・顕れる」は、表裏一体のものです。いつでもヒョンなことから、表が裏になり裏が表になってしまうのです。

 この精神作用が理解できないと、臼井さんの行動が理解できず、タイプ誤認にも繋がります。

 たとえば、タイプ7はプライバシーに強い関心を示します。普段から、自分のことはあまり語りません。秘密主義的とも言えます。他人のことは知りたがり、よく観察しており、よく情報収集する人でもあるのですが‥。

 タイプ7はタイプ5とエニアグラム線上繋がっていて、このところがよく似ています。人づきあいもよいほうには入りません。ウイング8のほうは一人行動をするほうのタイプです。

 また、女性に関しても、明るくオープンな気質の女性を好む場合もありますが、ペラペラと自分のことをあけすけに話す女性は好みません。その1にもあるように、「謎の女性がいい」というタイプ7の男性をしばしば見かけます。

 あるタイプ7w8のブログを読むと、自分のことを語ってはいるが、肝心なところでは隠して正体を掴まれないようにしています。煙に巻いて話題を転換させるのです。謎の人物
に見えます。

 その場の空気が険悪になりそうとか、 なんとなくヤバイと感じると、「ちょっとトイレ‥」とか「たばこ買ってくる‥」などと言って、姿をくらますなど日常的によくあります。

 なお、
後から入ったニュースによると、「(臼井さんは)しんちゃんとは対照的に、もの静かな人柄だった」というものもありました。タイプ7は落ち着きのない騒がしい人もよくいますが、落ち着いて物静か、そして無口な人たちもたくさんいます。

 そして、臼井さんのことが書かれているものを読むと、大変に評判がいいのですが、優等生気質(714)の人たちは、外ではよい子になるのですから、評判がよいのです。

 しかし、いつもどこでも良い子などやっていられません。疲れます。雲隠れしたがるのも当然なのです。あなたのタイプ7に関する印象が、こうではなかったら、訂正されたほうがよいのではないでしょうか。

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 注文していた漫画「だらくやストア物語」が配送されてきました。それは9月16日のことです。この漫画の作者・臼井儀人(うすいよしと)さんが、失踪したかもしれないと報道された日でした。

 臼井さんのエニアタイプを確認しようと思って、彼の最初の作品を取り寄せたところで、消息不明のニュースを聴いたので少し驚きました。

 ところで、現在、著名人のタイプを洗い直す作業を続けています。漫画家の場合は、できるだけ、その漫画家の初期の作品を探しています。それは漫画家がただ一人で描いた可能性が高いと考えられるからです。

 たとえば、「クレヨンしんちゃん」も、初期の頃の漫画と最近のアニメでは、内容的にはかなりの違いがあります。彼らしさが無くなってしまったというべきか。

 PTAから非難の的にされたためなのか、編集者やその他の人たちの意見を取り入れたのか、それは分かりませんが、とにかく、彼の気質(=性格タイプ)がくっきりと出ていないのです。

 デビュー作の「だらくや‥」を読むと、当初の「クレヨンしんちゃん」と似ているところがたくさんあります。過激ないたずらとか下ネタもあり、ブラック・ユーモアが満載です。


 全体としてはアイデアが豊富で、視点が面白くて好奇心が強くて、ブラックユーモアで人々を笑わそうとしている人だとわかるものです。お金に関心が高くて、女性を強く意識していると考えられるシーンもたくさん見られます。

 ちょっと攻撃的なところも見られます。よって、エニアタイプは7w8で8のウイングは軽いほうだと考えられます。なお、ウィキペディアでは、臼井さんのことは次のように紹介されています。

 「
漫画家は“謎めいていたほうがいいから” “夢を売る仕事”という理由で、“決して顔出ししない漫画家”として知られるが、本人を知る人からは極めて普通の人と言われている。」

 しかし、当会では、
タイプ7は有名人になりたがり、目立ちたいという意識が強い気質だと紹介しています。そうなると、タイプ7という判定は間違っていることになってしまいます。

 がしかし、タイプ
7という判定は間違ってはいなかったとお知らせしたいので、早速に取り掛かろうと思いつきました。でも、長くなったので続きは次回にまわしたいのです。m(・ω・m)ソーリィ

 遅くなりましたが、臼井さんのご冥福をお祈
りします。(-∧-)

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 マイケルさんは、「食の細さで知られる」という記載もあります。実は、食の細いタイプ4はしばしば見かけているものです。友人にも、鳥の餌か!(これを読んでも笑いとばしてくれると思います)と言われている女性がいます。

 ある40歳の働き盛りの男性も、あまりにも小食なので恥ずかしいのか、家族以外と会食しないようにしています。それゆえなのか、サプリメントに関しては大変な博学です。むろん、他のタイプにも小食の人たちはいます。また、タイプ4にも大食家がいますから誤解しないでくださいね。

 
最近の報道で、元恋人の女優ブルック・シールズさんが、2人の思い出を語ったとあります。「サンテグジュペリの“星の王子さま”で花の素朴な美しさに魅了された主人公と、マイケルさんが重なる部分がある」と。

 サンテグジュペリさんに関しては、このブログ(2008/4/21)でも取りあげており、タイプ4と判定しております。再度読んで頂きたいところです。なお、星の王子の年齢についても、考えてみたら幼児か少年未満くらいではないでしょうか。

 さて、マイケル・ジャクソンさんのエニアタイプついて、まだまだ取りあげられる情報はたくさんありますが、この辺りで留めておきたいと思います。

 次は、朝日新聞(6/26)の「天声人語」に掲載されていたものです。
「僕はステージ上が一番安心できる。できることならステージで眠りたいぐらいさ。本当に、まじめにだよ」

  その日のコラムニストは、「(マイケルは)実際の人生より、舞台という虚構に住まって夢を観ていたい人だったかもしれない」とコメントしています。

 
ステージを降りたら現実と向き合わなくてはなりませんからね。ホームページには、タイプ4の基本的な性格は、「
現実的な判断力が低く、現実逃避的になりやすい」と掲載しています。

 しかしながら、生前はいろいろな悪評があったようですが、今となってはたくさんの人たちから愛されていた、と実証されたみたいです。
 でも、あまりにも有名になり巨額の収入を得るようになると、辛く苦しいことも増えてしまうのではないでしょうか‥。

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 マイケル曰く。
「ピーターパンは僕が心の中に持っている特別な象徴なんだ。ピーターパンからイメージするのは若さ、子供時代、大人にならないこととか、Magicとか、空を飛ぶこととか、僕はそういったものにずっと魅力を感じ続けていて、そして何よりも大切なものだと感じ続けているんだ(青字はWikipediaからコピー)

 
マイケルの整形後の顔をみると、幼児顔になっています。それも後のほうがより幼児に近い顔つきです。美容整形医師はマイケルからの要望から、そのように施術していると考えられます。

 つまり、マイケル自身が言っているように、「大人にならないこと」ではないかと。末っ子気質のタイプ4は、幼児から小学生、あるいは14歳くらいまでと、個々人によって幅がありますが、どこか幼い考え方や言動が垣間見られるタイプです。

 一般的に「心の中に少年を持っている」という言われ方がされています。ある妻がタイプ4の夫に関して「幼稚園児だとみると理解できることがよくある」と語っています。

 この夫は4w5で5のウイングが軽い40代の男性でしたが、社会性もあり賢い方です。子ども性が強くとも、それが悪い方向には行かず、仕事に活かしているためか、周囲の人たちから高い評価を受けています。

 ところで、一番年少型タイプは4w4になりますが、これほどの幼児顔に整形することを求めていたならば、こちらのタイプだと考えたほうが理解できます。 

  そして、ディズニーランドが好きなようで、なんども目撃されている」と掲載されています。遊園地好きは、どちらのウイングでもよくある傾向です。そういう幼い気質がタイプ4に共通にあることは、どのエニアグラム理論にもないものです。

 
父を見るだけで失神して、ボディガードに助け起こされたこともあった。すごく憎んだ。だから「自分の子供たちには、絶対に手をあげないんだ」などと語っている。

 
当会では怖がりな気質について、それはそのタイプに生まれたならば必然的なこととみて、「気質=性格タイプ=本能」と解いています。

 
かなり怖がりな気質              7・1・4
 上下の中間くらいな怖がりな気質   3・6・9 
 少し怖がりな気質               8・2・5

「父親を見るだけで失神」とありますから、それが事実ならば、7・1・4と絞ります。そして、タイプ1は父親を恐れるほうですが、「長女気質」と言い、青年期にあたります。

 タイプ7は父親を恐れないほうで、「長男気質」と言い、思春期にいる人たちと解いています。ですから、幼稚顔にしたがるとしたら、1と7の可能性は低くなります。

 ところで、マイケルは父親に似たくないから整形したのだとか、誰かから鼻の形でなにか言われたので整形したのだといろいろに言われているようです。しかし、幼稚顔になっていることに着目した人はいないみたいです。

 整形のきっかけは鼻の形を変えたかっただけなのではと思います。容貌コンプレックスもあったかもしれないと考えます。

 しかし、もっとも根幹にあったのは、彼の自己同一性が「幼児・子ども」であるために、次第に老けていく自分の顔を受け入れられなかったのではないかと私は想像します。
 

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  前回、取り上げたものの中に何か疑問を抱いた方がいるのではないでしょうか。

「超恥ずかしがり屋の人が何故、舞台の上では歌ったり踊ったり、うまく話したりできるのか」ということ。しかも大胆で堂々として見えたりもします。マイケル・ジャクソンもそんなふうに見えます。


 これは身近でもよく見かけるものです。あるタイプ1は、普段は控えめでちょっとしたことでも恥ずかしがっています。ところが、大きな集会で司会担当となると、とたんに堂々とうまくやり遂げてしまうのです。

 あるタイプ4も職場で「プレゼンができない」と言って死ぬほど怖がっていたのに、実際には、そんなことは微塵も感じさせないくらいに立派でした。タイプ7にもむろんよくあることです。

 優等生気質(7・1・4)の人たちは、優等生ぶりを発揮できる晴れの舞台であれば、開き直れるのか、かえって堂々と演じられることがあります。むろん、最後まで怖がり、ついにはドタキャンをする人もいます。当然のことながら同じタイプでも、人それぞれに違いがあります。

 さて、次は、逸話の中にあるものとして。
 マイケル曰く、『ぼくはお金に固執はしない。たとえば、その辺の子どもが、ダイヤを見て「これきれい」と言ったら、「いいよ、持って行きな」と言っちゃうだろうし』。また、マイケルが子どもの時、彼が泣きながら帰ってきたので、父親が聞いてみたところ、マイケルは自分のお小遣いを全部つかって、まわりの子どもたちに色々なものを買ってあげたそうである。(青字はWikipediaより)

 講座などでタイプ4の金銭感覚について、冗談めかして説明することがあります。「タイプ4にとってお金は天から降って来るものらしい!」と。

 一般的に言えることとして「少年少女はお金の心配をあまりしない」ものです。ですから末っ子気質のタイプ4も、金銭感覚がどこかおかしいと言うべきか、あまりお金の心配をしない傾向はあります。

 むろん、貧しい経済状況にいるタイプ4や、周囲に支えてくれる人がいない場合は、しっかりと金銭管理ができています。タイプ4といってもいろいろに違いがあります。

 なお、マイケルは泣きながら帰宅したようですが何があったのでしょうか? 書かれていないのでわかりません。ただ、自分のお小遣いで、まわりの子どもたちに喜んで買ってあげたようには見えません。

 仮に、断れなくてそうなってしまったとしたら、タイプ4にしてよくあることです。人々から求められると拒絶できにくい気質ですから。その他ならば、2・6・7・9などにも少しはある傾向ですが、タイプ4ほどではありません。

 周りの人々から受け入れられたいが、人々が怖くもなります。また、かわいがられたいとか必要とされたい思いも強いが、正対せずに避けたり隠れたり逃れたり‥、相反する精神作用が起きやすい気質です。

  
当会では、それらについて、「タイプ4は人間一般コンプレックス(複雑な心理)に陥りやすい傾向があるタイプ」と説明しています。これに関する理論は以下のアドレスにあります。面倒でなかったらお読みください。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

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  引き続き、Wikipedia(青字)の情報から性格タイプ(=気質)を絞ってみましょう。

 
1981年頃、ポールとはプライベートで一緒になることが多く、2人ともアニメーションが大好きで、一緒にたくさんのアニメを見たとマイケルは語っている。

 
ポール・マッカートニーと親交があったようです。ポールについては既にタイプ4と判定しています。同じタイプであれば意気投合しやすいものですが、それだけでは判定材料にはできません。

 当会では、可能性の低いタイプを先に消していくという消去法を先に用います。それゆえ、 「
アニメーションが大好きでたくさんのアニメを見た」というところは、3つのタイプ(5・8・9)の可能性が低くなるとみます。

 大人タイプ(9582)の中でも、とりわけ大人びた気質ゆえ、少しくらいならアニメを見るかもしれないが、これでは可能性が低いと考えます。

 
1982年8月頃、クインシーによると、この頃彼は相当の恥ずかしがり屋で、レコーディング・スタジオでも、灯りを消してソファの向こうでしか歌おうとしなかったと語っている。そうしてできあがった「スリラー」は、アルバムの売り上げの世界記録を更新した。

 
マイケルは、1966年に「ジャクソン5」としてデビューし、1971年にソロデビューして、コメディ番組にも出演しています。デビュー後15年も経ち、レコーディングも始めての体験ではないのですから、この羞恥心の強さは異様に感じられるほどではないかと思います。

 これくらい恥ずかしがり屋であれば、防御タイプ(1・4・7)と絞ります。当会では、以下のように分析していますが、3グループごとの羞恥心の程度の差は、かなり大きいものです。

羞恥心がかなり強いタイプ‥ 7・1・4
羞恥心は少し強いタイプ ‥ 3・6・9
羞恥心は少ないタイプ  ‥ 8・2・5 
 
 たぶん、これは他のエニアグラム理論にはないもので、他の性格類型論にも、各心理学の理論にも見当たらないものです。羞恥心の強さというものは生まれながらに備わったものと考えています。それゆえ、性格タイプ=気質と解いています。

 さて、テレビニュースで幾度も「スリラー」を歌い踊っているマイケルの姿が映し出されています。そんなにも恥ずかしがり屋さんがしていたことなのかと、驚いたり意外に感じる方は多いのではないでしょうか。

 なお、二回で判定を終わらせるつもりでしたが、そうもできませんでした。この続きは次回に!!
 
 

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 一昨日、「どのようにタイプ判定をするのか、一度ブログで公開してほしい」というメールがありました。なんと! マイケル・ジャクソンさんのタイプを判定してほしいというのが本音みたいです。

 外国の有名人の気質を判定するのは大変に難しい。本人の言動なのか確かめにくいためです。ただ、彼は顕著な特長がある方なので、以前、ホームページにて「有名人のエニアタイプ」にて載せておりました。その折にタイプ4と掲載しています。

 今回は、Wikipedia(青字)に書かれているものだけで、タイプが絞れるかもしれないと思い、二度に分けて取り上げてみることにしました(掲載順です)

 (ちなみに、ウィキペディアに掲載される情報は信頼できるものなのか、という疑問を持つ方もいると思いますが、それに関しての見方などは今回言及せず省かせてもらいました)

 まず、1970年代半ば、マイケル本人も背が伸び声変りもして性格が急変。ラ・トーヤは「元気な少年だったマイケルはこの時内気な青年に変わってしまった」と後に語っている。

 上記には判定できる情報はありません。ただ、タイプ4は「末っ子気質」といい、最年少タイプと当会では分析しています。自己同一性は少年時代にあり、もっとも自分らしくいられる年代です。

 (ちなみに、この理論は以下に掲載しています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htmt)

 ところで、元気活発な少年時代を過ごすタイプ4は、よく見かけるものです。しかし、生まれてからずっと内気なままという方もいます。


 タイプ4は思春期以降になると、自分が自分でなくなるというべきか、元気を無くし内向的になることもよくあると聞いています。むろん、生涯にわたって元気なタイプ4もいるようですから誤解しないでください。

 197810月。「あの娘が消えた」のレコーディングでは、何度レコーディングをやっても、マイケルが最後に泣いてしまい、収録し直しを何回もしたが、結局そのままアルバムに収録されることになった。

 これではかなり泣き虫です。感情的な気質だと絞れるようなところです。また、仕事場で泣きやまないとしたら、大人気ない振る舞い方に見られるところかもしれません。

 当会の性格分析では、「泣き虫」の筆頭にあげられるのは末っ子気質のタイプ4です。その他ならば、3・6・7になります。年少タイプから探します。あまり泣かないタイプの筆頭は年寄りタイプで、95です。

 年寄りタイプは感情的になりにくく、心の揺れ動きの振幅が狭いというべきか、かなりの安定型タイプです。仕事場でならば、さらに感情的になりにくい気質ですから、この2つのタイプは消去できると考えます。

 また、「強い人間であらねばらない」という「ネバ人間」のタイプ8ならば、このようなエピソードは考えられず、こちらも消去できます。ここまで絞ると残っているのは、1・23467 の6つのタイプです。続きは次回に!

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    米国のオバマ大統領のタイプ予想は、当エニアグラム性格学を長年受講されている方ならば容易なほうに入るでしょう。タイプ2w1と「予想しています」。顔相や演説での話ぶり、また、その内容からもタイプを絞れます。

 確実な情報が得られないと、「判定している」とは書きません。しかし、今回から得た情報からは、より2w1と予想させるものばかりだったとお知らせしたいと思います。

  19日の時事通信(青字)によると、米ホワイトハウスで料理の腕前を披露するオバマ大統領。“もし子供の成功を願うのであれば、まず父親が進歩する必要がある。男を父親たらしめるのは子供を育てる力だ”と熱弁を振るった」

  「料理の腕前を披露」とあるところと、「子供を育てる力」と、「熱弁を振るった」とあるところに注目します。

 タイプ2に関して、当会では「お母さん気質」という名称をつけており、子育て担当者ですから、「子育て」とか「教育問題」にしばしば言及する人たちと分析しています。 また、さながら「お料理遺伝子」を持っているかのような人たちです。

 
次に、「熱弁を振るった」というのが正確な描写であれば、情熱があるように見えるのはこの2w1に多いものです。「情熱」というものの価値が高いと思い込んでいる気質の人たちです。熱血漢が多いタイプです。
 
 
 「父の日を迎えるのを前に、地域の父親や子供たちをホワイトハウスに招き、子育ての喜びとともに、父親が不在だった自らの経験を語り、子供にとっておやじの存在がいかに大切かを訴えた。

 2歳で父親と別れて暮らしたオバマ大統領は、“父親が家から去った後にできた心の空白が埋まることはなかった”と振り返った。また、わずかな期間、再会した父親から大好きなバスケットボールをもらったエピソードを紹介。“ほんのささやかな父親との出来事が、子供の心に深い思い出を刻み付ける”と話した。

 一方で、育児の難しさを認め、“わたしは完ぺきな父親ではない・父親の務めは義務ではなく、特権なのだ”と訴えた」

 
 
ここでは、「父親の務めは義務ではなく、特権なのだ」とあるところに注目しています。それ例外のところはあまり重視しません。他のタイプでも言及する可能性があるからです。

 「父親の務めは義務ではなく、特権なのだ」というものは、子育てに対しての熱い想いがありそうな発言ではないでしょうか。

 そして、彼が確かに2w1であるならば、「父親が去った後にできた心の空白が埋まることはなかった」というのは、本当のことになるでしょう。父親の存在が大きいタイプだからです。

 なお、タイプ2とともに親的な資質の強いタイプ8(お父さん気質)は、どちらかというと「子どもは勝手に育つ」という考え方をしやすいタイプです。また、子育てに関しては、父親よりも、母親の役割を力説する可能性が高いタイプです。

 タイプ2は「父親や男性」を強く意識するタイプであり、タイプ8は「母親や女性」を強く意識するタイプです。

 尤も、当会のこれらの理論は間違いであると思っている方ならば、当サイトは、勝手な理論を作って勝手な性格分析しているおかしなサイトになるでしょう。

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 ロック歌手の内田裕也さん(7w8)が、自分の父親のことを新聞のコラムに載せています」(2007/12/16朝日)。

 「高
2のときにロックンローラーになると決めて、次の日から学校に行くのをやめた。おやじにぶっとばされた。それで家飛び出してそれっきりよ。まあ、オレがオヤジにしてやることができたのは、死ぬまで緊張感を与え続けたってことかな。毎年、盆と年末に必ず墓参りいくんだぜ」

 まさに、緊張感を持つことは良いことみたいです。そして、優等生気質ゆえか義理堅く、墓参りを欠かしていないようです。

 ところで、石原都知事の発言が載っていました。3月28日の新聞です。北朝鮮が何か発射準備しているようで、それに対して「狂って東京に落ちてこないことを望む」としながらも、「怒られるかもしれないが、非常に拙劣な技術で彼らが打ち上げ、変な物が間近に落ちるほうが日本人は危機感というか緊張感を持つんじゃないか」と述べたとあります。

 なお、ここで石原都知事のエニアタイプを7w8と判定しましたが、現在はタイプ2w1と判定しております。タイプ間違いをしておりました。訂正させてください。

 日本は70年近くも平和を維持してきた国ですから、平和ボケしている、そんな様相があるとみてもよいかもしれません。私自身もしばしばそのように感じられます。ですから、どのタイプであっても「緊張感が要る」のだと主張することはあり得ます。

ただし、タイプ7は、当会の理論では「世界と否定的に結びついているタイプ
(837)」です。しかも、タイプ7は「自分は世界の淵にいると自己認識しているタイプ(714)」でもあります。

 これは全タイプ中で最も危機意識の高い、緊張しやすい気質だということになります。タイプ7にとって世界は怖いところで何が起きるか分かりません。しかも、崖っぷちにいるのですから‥。

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 オリンピック・体操個人総合で惜しくも4位になった冨田洋之選手。静かで寡黙で、その様子からはなんとなくストイックな印象にみえます。そして、「美しくないと体操ではない」という考え方をしていると知り、もしかしたらと思い、気質がわかる情報を探してみました。

 ちなみに美意識が高そうな発言をしているので、冨田選手をタイプ4ではないかと感じました。顔相もそれらしくみえます。気質がわかる情報をインターネットで探してみました。なお青字の部分はそこから転載したもの。

 まず、富田選手を8年間指導したという城間晃氏が語っていますが、以下のサイトに載っています。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/cover/olympic/080620_tomita1/

 体操選手たちの疲労度はテレビで観ていてもわかりづらいが、冨田は、45秒の一つ技で、50mダッシュを走ったような感じ。

 これは全力で懸命に取り組む超真面目な気質と考えられるところです。

 当時から真面目で黙々と練習するタイプでした。内気なんかなぁ。僕ら、あんまりしゃべったことなかった。同級生や後輩とはギャアギャア言うて走り回ってても、目上の人には話しにくいんでしょう。関西弁で言う緊張しぃやね。

 上記は、城間さんの解釈なので、事実、本当に緊張しやすい気質なのか判断できません。ただ、寡黙という傾向はあるみたいです。 

 アイツあいさつが下手でね。口の中でボソボソ言うからよう聞こえへん。それで何度も注意してました。「冨田ちょっと来い」「はーい」「なんや、その間延びした返事は100回練習やっとけ!」 僕がそう言うたら窓のほう向いて「はい」の反復練習を両手で数えながら黙々とやってました。

 指導者から「ハイ」の練習100回と命じられて、そのまま手で数えながら100回も練習するとは、生真面目というよりも、かなり子どもっぽい気質と考えられます。末っ子気質(タイプ4)から探すべきところです。挨拶ベタというか、ボソボソみたいになるのも、このタイプは多い。

 中学3年の鉄棒の試合のとき、選手は演技前に右手を挙げて、「はい、お願いします」と言ってから鉄棒の下に行く。冨田は緊張してたせいか、演技前に右手挙げて、「はい、ありがとうございました」って言いよった。

 このエピソードではやはり緊張しやすい気質だとみてよいでしょう。緊張しやすいのは怖がりで神経質になりがちな防御タイプ(7・1・4)から探すべきところです。

 さて、以前からタイプ4の受講生から社会で活躍しているタイプ4の人を探して欲しいと依頼されています。冨田選手が該当者になるのか、まだ判定できませんが、これまでのところ「タイプ4ではない」と言えるところは見つかりません。
 でも、疲れてしまったので、今夜はこれくらいでやめたいと思います。続きは後日
‥。

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