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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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林屋三平さんが逝ってしまわれてから31年も経っています。あの頃の若者は、将来に夢や希望が持てたような気がします。でも、この頃は、若者が職に就けなくなり、若者でなくともなんだか、お先真っ暗という感じがします。

そのせいか面白い落語を聞きに行きたいと思っています。
さて、三平さんに関してウッキペディアにある記事(青字)です。

「ネタやトークにおいても、品位に欠ける下ネタに分類されるものが一切無かった事も大きな特徴である。下ネタを「外道の芸」「芸を腐らせる」として徹底的に嫌う芸人としても有名であった」

三平さんは優等生気質(7・1・4)です。優等生というのは下品を嫌います。また、羞恥心もかなり強いほうですから、下ネタの類を口にすることは普段でもあまりありません。

それを多用するのはタイプ2w1の芸人です。マンガ作品も下品とか下ネタが多いのは、タイプ2w1にしかいないものと言えるくらいです。

たとえば、「浦安鉄筋家族」のような作品です。作者の浜岡賢次さんをタイプ2w1と判定しています。登場人物の全員がタイプ2w1で、キャラクターの性格分けができていません。みな元気いっぱいで図太くて…。主人公はダメ教師でかなり自虐的です。

タイプ7w6にも自虐的な作品はよくあります。たとえば、以前にこのブログで取り上げたそのものズバリの「自虐の歌」です。しかし、この作品には下ネタはありません。下品なところもありません。

尤も、タイプ7は興奮しやすい気質ゆえか、めったにはないが下品なことを言ってしまうこともあります。上記の動画からも見つけられます。きっと後悔しているだろうと予想します。

しかしながら、三平さんは芸人ですから、どうしても客席から笑いを取らなければならない職業です。それで、プレッシャーからなのか笑いを取るために無理をしているように見えます。追い詰められて下ネタをつい口にしてしまったのではないかと思われます。

タイプ4とは違い、周囲からの反応に敏感な気質ゆえ、自分のやりたいことを押し通せなかったのではないかと考えられます。人々から愛されたい願望の強さの表れだと考えるところです。

しかしながら、タイプ2w1とタイプ7w6はしばしば間違えられますが、下品を嫌うというタイプ7の傾向は普通人たちにはくっきりと見えます。それを忘れなければ両タイプを間違えることはないと思います。

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