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「放射能」とか「放射性物質」と呼ばれるもの、どこか不可解で理解しがたいものというイメージがあるのではないでしょうか。得体の知れない怖い奴って感じです。
得体の知れないものならば、正体を明らかにすべきだと思うのですが、政府や行政機関が明らかにしようとしない。それでは「風評」を作り出しているのは彼らのほうではないでしょうか。
さて、実りの秋になり、放射能測定するところが次第に増えており、検出されたというニュースもグンと増えてきました。
福島県二本松市の旧小浜町の米から、500Bq/kg(Cs134/137合算? )検出されたというNHKニュースがありました。
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110923/k10015809271000.html)
日本の米の暫定基準値は500Bq/kg ですが、チェルノブイリの基準値は40ベクレルです。毎日食べるものに、これほど高い基準値を設定するなど、日本政府は、国民を守る気など無いってことではないでしょうか!!
福島県の9/22発表によると、カブ・40Bq/kg レンコン・49Bq/kg 柿・142Bq/kg ゆず・73Bq/kg,ギンナン・64Bq/kg,ごぼう・25Bq/kg。(http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon230916-21v.pdf)
厚労省9/23発表によると、岩手の原乳・14~22Bq/kg 埼玉の原乳・1.4Bq/kg 茨城の玄米・85Bq/kg 山形のリンゴ・3Bq/kg イノシシ・359Bq/kg シカ・218Bq/kg等々。
(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001pjjx-att/2r9852000001pjno.pdf)
その他、千葉県のサツマイモから 6.3Bq/kg,青森県八戸漁港のゴマサバから 7.6Bq/kgのセシウム検出など。
そんな中、農水省は、「被災地応援キャンペーン 食べて応援しよう」なんてことをしている。maff.go.jp/j/soushoku/eat
「ふくしまのくだもの体感ツアー」などいう、トンデモナイ企画もある。
http://shinsai.city.fukushima.fukushima.jp/?p=9618
福島の農家を応援したいという気持ちはわかるが、実際には福島産であると買い叩かれているという。福島の農家を支えていることにはなっていないのである。
こんなキャンペーンに乗って、福島の農家に同情して買って食べてしまえば、内部被ばくで健康被害が起こります。
おとなは食べてもよいかもしれないが、子どもには食べさせられないし、家族に子どもがいれば、おとなだけ食べるなどできるものではない。また、おとなだって、本音としては毒入り食べ物など食べたくないのだ。
つまり、流通業者が儲かるに過ぎず、日本国内の食品暫定基準や、その他のヒドイ状況は、あまねく世界中に知れわたっていくだろう。それでは、食品輸出に影響を与えて、農業の再生と復興を妨げる恐れがあると予想せざるを得ない。
長い目でみても決して得策とは言えない。政府担当者は、目先のことしか考えていないのだ。世界からは、クルクルと変わる「回転ドア」と言われているが、回転ドアでは責任を持てるはずもない。
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