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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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「輸血を経験された方は、まず検査を受けてほしいですね」と、高松市の県立中央病院の喜田恵治内科部長さんがインタビューに応えているサイトがみつかりました。

 また、次のように重大なことを述べています。 「(今回の納入先医療機関の公表で)フィブリノゲン製剤の投与の有無ばかりが問題視されているようですが、輸血による感染リスクの方がはるかに高い。それも過去にさかのぼれば、さかのぼるほど…」

‥‥さかのぼれば、さかのぼるほどだなんて!! さあ、これは大変なことです! そんな現実は初めて知ることです。さかのぼるほうに、タップリ入ってしまいます。集団予防接種を幾度も受けています。その時代は注射器の使い回しなど当たり前に行っていましたから、感染する機会は幾度もあったはず‥。

 「日本では100万~200万人がC型肝炎(HCV)の持続感染者と推定され、第2の国民病と言われている。厄介なことに自覚症状のないまま、20年から30年をかけて肝硬変、さらには肝がんへと進行。現在、肝がんの約8割はHCVによるものとされている」

‥‥むろん、私には自覚症状はない。しかし、4年前の人間ドッグでは肝機能がレベルC。要注意で再検が要るというレベルである。それに、義兄が肝硬変と他の合併症で8年前に亡くなっています。大酒飲みだったからではないかと安易に思っていましたが、そのせいではないかもしれません。

 「B型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)とあわせると、300万人以上にのぼると推計されています。そして、
HCV感染者数は、世界では1億7千万(世界人口の3%近く)がキャリアであると見られています」

‥‥なんということでしょう。世界の人口の3%がキャリア! これまで、まるで関心を持ってこなかったのが悔やまれます。残酷な事態が潜行していたことを、知らずにいたのでしたから‥。

 「
かつて輸血や手術を経験した際、その後、かなりの高率で肝炎を患う時代があった。それもそのはず。HCVは存在自体は知られていたものの原因までは特定できていなかった。1988年になってようやく発見。翌年、検査方法が確立された比較的新しいウイルスで、それまで抗体検査をくぐり抜け、血液や血液製剤を介して感染してきた」

‥‥他人事だった肝炎。「これではいかんぞう!!」と、ダジャレなど言っている場合ではありません。仕方なく肝炎ウイルス検査に先週でかけました。結果は2週間後だと言われました。この続きは、陽性だったら書かないかもしれません。ブログも書けなくなってしまうかもしれません。

 肝炎ウイルス検査、あなたも受けたほうがよいかもしれませんよ。ピアスしてませんか? 刺青をしていませんか?







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