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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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全村避難~飯舘村 ある家族の150日 録画です。
  ↓    ↓   クリックすれば飛べます。

http://www.dailymotion.com/video/xl8bje_yyyy-yyy-yyyyyyyyy_news 
 
飯舘村は、美しい緑豊かな高原の村だと聞いています。主な産業は畜産と農業です。原発に依存するような村ではありません。

d3bf2f81.jpg村には、どぶろくや凍み餅をこしらえる農家レストランがあります。間伐材のチップボイラーを村の施設に導入するなど、自立した農村です。

食とエネルギーの自給力の高いこの村は、3月11日の大震災にも揺るがず、当初は沿岸部の被災者を受け入れていたそうです。

飯館村のホーページ →http://www.vill.iitate.fukushima.jp/


ところで
、「までいの力」というタイトルの本が、4月に出版されました。(写真は飯館の花塚山918m)

飯舘村の近年の様々な地域づくりの取り組みを紹介していますが、震災前の飯舘村の頑張りや笑顔がいっぱい詰まった本です。

「までい」とは、「真手」という古語からきたことばで、「両手」という意味。それが転じて「心を込めて、手間暇惜しまず」という意味の方言となったそうです。

f44550cb.jpg1年間にわたり、村内をくまなく取材し、飯舘村の在り方の理念『までい』を徹底追究したルポルタージュです。2500円で、アマゾンからも購入できます。

この本を多くの人たちに紹介して、飯館村を応援しませんか?


6000人の村人の3人に1人がお年寄りのこの村は、平成7年に「クオリティライフいいたて」と題して自立した村作りをめざした。

くおりてぃらいふってなんだべ? スローライフってなんだね? ある時、お年寄りが「スローライフって“までいの力”でないかね」とつぶやいた。

それからずっと「までいの力」で、子どももお年寄りも一緒になって素晴らしいむらづくりを進めてきた。

子どもの食育、村営の本屋さん、村人がもてなす田舎体験、医療制度や公共交通も、ユニークで飯舘らしい試みがたくさん生まれた。


その成果の集大成をまとめた1冊の本ができあがったその時あの、大きな災害が村を襲ったのです。」

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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講師・カウンセラー・ライター
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