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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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東日本女子駅伝が中止になることは無いだろうと、分かってはいたんですが…。なんだか虚しくなります。

私のほうがおかしいと言う方がいるようです。でも、次のようにたとえると、少しは理解してもらえるのではと思うのです。

チェルノブイリ事故の半年後に、その近くの放射線量の多い避難地区に該当するような町で、「チェルノブイリ女子駅伝が開かれた」と報道されたら、あなたはどう感じるのかと…、

あまりのことに口をあんぐりさせてしまうとは思いませんか。諸外国の人たちがどんな目で日本を見つめていたのか、推して知るべしだと思うのです。

または、この駅伝が一年前(2010年)のことで、テロリストによって微量ではあるがその辺り一帯に放射性物質がばらまかれたとしたら、みんな大騒ぎをしたはずです。

マスコミも大々的に取り上げて、スポンサーも付かず、中止になったと思うのです。それなのに……、みんなマヒしてしまったんでしょうか?

微量だったのだと思いたいのでしょうか? 「ただちに健康に影響……」というフレーズに犯されてしまったんでしょうか?

なお、実際にも、危険な線量だったのです。駅伝のコース第1区から第3区までの空間線量をガイガーカウンターで計測してくれた人がいます。以下です。

http://ameblo.jp/c-dai/entry-11075263388.html
http://togetter.com/li/214283


(ちなみに、原発作業員以外は立入禁止のJヴィレッジの放射線量は、毎時0,91マイクロシーベルトです。)

「東日本女子駅伝」は、あとで体調不良などがあっても、賠償等を¬一切求めないという同意書にサインさせられているのです。10年後にガンにおかされても、駅伝出場との因果関係など立証することはできません。誰も責任を負うことはないのです。

スポンサーは、ケーズデンキ JR 産経新聞、東京電力、東北電力、福島テレビ(フジテレビ系列)、福島民報 福島市教育委員会、等々。

なかでも福島市教育委員会が主催に協力していたことは許せません。教育委員会は一体何のためにあるのでしょうか?

さらに、福島では、競馬は中止されていたのだそうです。女子駅伝のほうはなぜ中止にならなかったんでしょうか?

馬以下なのかと怒りだし中止せよ! と騒いでいる人たちのほうが、おかしな人間に思われてしまっている…。

しかし、諸外国はそのようには見ていないことを知っておくべきです。「Deadly ekiden…」と書いてあります。.


仏紙ル・モンド「福島で“死の駅伝”が行なわれた」
http://junebloke.blog.fc2.com/blog-entry-243.html 

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