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エニアグラム性格学の理論を一度読んでみてください。ここで取り上げているものと関連する理論を掲載しています。
9つのタイプは強く意識する対象がそれぞれに違うことを発見し、それを理論化しています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
親タイプ(8・2)は、子どものことが気がかりになるよう運命づけられているんだと考えると、タイプ2の人たちの振る舞い方がよく理解できます。
(なお、お父さん気質のタイプ8よりも、お母さん気質のタイプ2のほうが、子どもを強く意識します)
表現の仕方に語弊があるかもしれませんが、とりわけタイプ2は、子どもに対してもストーカーになってしまう恐れもあります。
子どもに対して過干渉に陥りやすい傾向があるのが、2w1の人たちの共通によくあるものだからです。
一方、子どもタイプ(1・7・6・3・4)は、親のことが気がかりになるよう運命づけられていると考えると、タイプ4の人たちの振る舞い方が理解できるようになるでしょう。
また、タイプ4は、父親の存在はあまり気にならず、母親の存在がかなり大きいという特長があります。
母親の様子をよく観察しており、母親のことで不快になり不安にもなって、さながらストーカーみたいに後追いをしてしまうかもしれません。
ところで、子どもタイプは依存的なところがあると、「その2」で述べています。しかし、このように見ていくと、タイプ2だとて子どもに依存的だと言えます。
ウイング1の親たちは「子ども離れ」ができにくい」とも言えます。タイプ4はウイングにかかわりなく「母親離れ」ができにくい人たちです。
つまり、どっちもどっちなんです。人間はひとりで生きられない生き物なんです。いわば、「人離れ」ができないんです。
さて、4ページ7段目で枡野さんが述べています。「敵と味方が極端にわかれたり、物忘れが激しくて、いつも書類を無くしたり」
これもタイプ2w1の人たちによく見かけるところです。「敵と味方」によく区別しています。激しく議論して、終いには衝突してしまうのです。血の気の多さが見られます。
また、攻撃的で短気という傾向があるからです。また、タイプ2はウイングにかかわりなく、物忘れが多くて、あちこちに物が散乱、やりっぱなしで面倒くさがり、いい加減という傾向があります。
ちなみに、枡野さんの父親もタイプ2w1なのではと予想しています。
谷川さんの父親を、実はタイプ2w1と判定していますが、この親子関係は、「淡泊で、コミュニケーションが無くて済んだ」と、74ページ7段目の後半にあります。
2w1の父親もいろいろで、息子に対してあまり干渉しない人がいます。その場合はタイプ判定するのに時間がかかります。谷川さんの父親は、やかましく世話を焼くほうではなかった感じがします。
一方、タイプ4の息子(谷川さん)のほうは、父親のことはあまり気にならず、父も干渉しないのであれば、二人は衝突することもなく淡泊な関係になるでしょう。
つまり、一方が血の気が多くても、他方がそうではなかったら激しい関係にはなりにくんです。しかし、タイプ2の父親が子どもに過干渉であれば、タイプ4の息子は耐え切れなくなることもあります。
ただし、激しくやりあうことはあまり考えられません。父親を嫌ってもずっとおとなしく我慢しつつ従っている息子もいれば、逃げ出した息子もいます。
父親の押し付けがひどく暴力的になったので、父親を殺そうと計画を立て事件に至ったという事例もあります。
タイプ2の息子の中には、父に過剰反応して反抗的になる人がいます。父親もタイプ2であれば、息子を強く意識して、過剰に干渉しやすくなります。ですから、衝突してしまうのは必然的なことです。
同じタイプ2w1同士でも、父親も息子もおとなしくて控えめで、互いにあまり干渉しないと言う人たちがいます。その場合、同じタイプなので基本的には気が合います。大の仲良しになっている親子も少なくありません。
このように、実際の親子関係をたくさん見ていくと、タイプ判定はなかなか難しいものだとわかってくるのではないでしょうか。(続く)
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