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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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ブータン国王夫婦が来日していますが、インターネットの中での評判はいいみたいです。

私にとってもブータンは、20代ころから行きたいと思っていた国の一つで、しかも、行ってもいないのに馴染んでいる国です。

元々に中央アジアに興味を持っていたせいもあったとのだと思いますが、きっかけは、中尾佐助さんの著書を読んで一段と深まったように思います。

『照葉樹林文化』・『秘境ブータン』・『栽培植物と農耕の起源』などはとても面白く読んだことを覚えています。

中尾佐助さんの「照葉樹林文化論」は、現在では否定的に見られています。でも、当時はかなり魅力的に見えるものでした。

ブータンと日本の類似はよく語られています。納豆のような発酵食品や餅を好むところや、ダイズ、アズキ、サトイモ、シソ、エゴマ、ヒョウタン、茶の栽培も。竹かご、漆器など、実によく似ています。

顔つきや着物だけでなく、習俗も似ています。農作業をしながら若い男女が歌のかけあい(歌垣)をしたり、夜這いや妻問婚なども同じです。この習俗は、ブータンでは地方にまだ残っているようです。

「夜這い」(Night Hunting)した結果、妊娠すると結婚することになりますから、「できちゃった結婚」です。これも昔からあるみたいで、そういうところも似ているかもしれません。性規範がユルユルなところが似ているのか!?

また、チベット仏教は大乗仏教なので、そこも日本と同じですが、男根信仰というものも同様にあるみたいです。

愛知県の小牧市には、田縣神社(たがたじんじゃ=縣(あがた)神社」)があり、五穀豊穣と子宝を祈願する神社として知られています。

田縣神社http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E7%B8%A3%E7%A5%9E%E7%A4%BE

8e4997c0.png3月15日の奇祭の日だけでなく、なぜか外国人観光客の多いところです。記憶では確か一様にうれしそうな顔つきで参拝していましたね。

ところで、ワンチク国王が、相馬の小学生に対して語った言葉が印象的です。

「僕は龍をみたことがある。龍は君たちの心の中にいる。そして、その龍は、君たちの経験を食べて大きくなる。この震災を経験として、龍を大きく育てて欲しい」

さすが、雷龍の国ブータンです。 でも、ワンチク国王は 竜の頭を見たことはないだろう! (笑い)  写真はブータンの国旗

話があちこち飛びましたが、ブータンへの興味が強かった頃は鎖国しており行けませんでしたが、いつかは行くつもりです。そのいつかはいつなのか…う~ん高山病に罹りやすい体質が……、

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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