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今日からは、後編を取り上げますが、まずは二人の会話を取り上げています。ただ、長くなるので省略しています。正確に知りたい方は以下をみてください。
★「はるかなる息子へ言葉を届けたい」歌人は詩人に相談をした(後篇)(PDF)
http://www.bungaku.net/wasebun/read/pdf/tanikawa_masuno02.pdf
谷川:自分の内部にある「抑圧している子ども」を外に出そうというふうに発想が転換した。そういうことってある? 自分のなかの幼児性、子ども性を意識すること。
枡野:僕には子ども性は欠けているかもしれません。僕自身は「どうしてこんなに」って不思議になるくらい、子どものときのことをほとんど覚えていないんです。
谷川:ぼくも記憶で書いているんじゃないんです。現在ただいま自分のなかに、子どものときに感じたベーシックな感情がいまだにある。寂しいとか不安とか、そのころと変わらないんです。
谷川さんは率直な方ですね。ですが、タイプ4で自信と余裕を持っている方は率直な物言いをしますが、そうでない人たちは、自分を隠してしまうので、最も率直になりにくい気質です。「自分を隠して自分を守るタイプ」です。
4は自分を隠すhttp://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm
枡野さんは、タイプ2でお母さん気質ですから、子どものときからお母さんゆえ、「子ども性」というものは無いと言えます。
しかし、タイプ2の人たちのなかには自分を全くわかっていない人がいて、子ども性があると思い込んでいる人がいます。そういう場合、よく「かわいい子ぶりっ子」をしています。
そうしてみると、枡野さんは自分をまだ知っているほうに入るかもしれません。
枡野:谷川さんは対談集のなかで、「人間の年齢を木の年齢の比喩で考えるようになった」と言っていましたよね。子どもの部分が中心にあって、その外にどんどん広がっていくように歳をとっていく。
谷川:そう、ぼくは「年輪説」なんです。意識下にあるから、すぐに取り出せないけれど、それがあることを知っていると、ぼんやりしているときにぼっと出てきたりするんです。
「年輪説」は、子どもタイプ(17634)にとっては非常に受け入れやすいものになると、わかると思います。以下に理論掲載。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
しかし、お父さん気質のタイプ8は、生まれついてのお父さんですから、「子ども性」というものは幼児期であっても見かけられません。かわいい子ぶりっ子もしないだろうと予想します。
たとえば、5歳児を比較してみるとよいでしょう。5歳のタイプ5(おじいさん気質)やタイプ9(おばあさん気質)の子どもと、5歳のタイプ4(末っ子気質)とタイプ3(次男気質)の子どもたちを比較してみれば、くっきりと違いが出ると考えられます。
親の姿を見かけなくとも泣きもせず、甘えることもない子どもが前者です。(大人タイプでもタイプ2はよく泣くほうです)
一方、親の姿がちょっと見えなくなるだけで大泣きして片時も離れたがらず、甘えたりすねたり何かと親の手を煩わせているのが後者です。
たとえば、子役で妙におとなぶって生意気そうにみえるとしたら、その多くはタイプ2の子役です。ほとんどタイプ2だけかもしれないと思うほど、このタイプで占められています。しかも、2w1です。
なぜならば、2w1の人たちが最も多数派だという点でそうした結果になると思われます。
また、テレビ大好きなのもタイプ2で、テレビに出演しているのも、このタイプが多勢を占めていると考えられるほどですから。
しかし、それだけでなく、タイプ2は、気質として、人好きするというか、人慣れしやすいためか、人の居るところに居たがる気質ゆえもあり、かつまた、大勢の大人たちがいる中でも臆せずに入っていける、という気質があるからと考えられます。
ちなみに、2w1の子役、斉藤こず恵さんが主演した「鳩子の海」の動画を、次に(同日)取り上げています。よかったら、併せてお読みください。
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