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後編の21ページに載っている対談(青字)を取り上げています。
★「はるかなる息子へ言葉を届けたい」歌人は詩人に相談をした(後篇)(PDF)
http://www.bungaku.net/wasebun/read/pdf/tanikawa_masuno02.pdf
谷川:ぼくはそこまで相手の仕事に親切じゃなかった、ただ、感心するだけで。
枡野:夫としては、妻を守ってあげなきゃという気持ちで、「この作品のこの部分は世間から批判されてしまうから、このまま発表するのは絶対やめたほうがいい!」とか熱く言ったりして、嫌がられたり。
ここに、二つのタイプの特長がよく表れています。谷川さんのように、タイプ4は相手の話に感心したり驚くだけで、相手に意見することがかなり少ない人たちです。
一方、タイプ2は、自分の感じたこと考え方を述べるだけでなく、意見してしまう傾向があります。世話焼きな気質がそうさせているのです。
お母さん気質の人は世話焼きにできているので、相手に良かれという気持ちから(善意から)、ついつい意見が多くなるようです。
タイプ4は、相手の話を聞きおくだけになりやすく、いい意味ならば「よき聞き手」です。共感能力はとても高い人たちです。
しかし、極端には自分の考えを一方的に述べるだけで、相手の話にはまったく関心がないことがミエミエで、それをかなり露骨に出す人がいます。
ところが、タイプ2のなかには、おしゃべり好きなために相手の話に耳を貸さずに、一方的にしゃべり続ける人がいます。
相手がしゃべり終えないのに途中から口を挟むという人は、タイプ2w1にとても多い。有名なのは田原総一朗です。
ただし、相手の話に関心はありそうなフリをして、君の言うところはよくわかるよと相槌などをする人が多い。善い人間に思われたいからです。そこがタイプ4と違うところです。
タイプ4のほうは、「自分をわかってほしい」という欲求が強いために、自分のことばかり並べ立て必死になってしまう傾向があります。
相手が自分に関心を持っていないことさえ気づかず、また、相手が善意で意見を差し挟んでも不快になります。
かなり短気な気質ですが、怒りを出せる人とそうでない人がいるので、身近な人間からも短気だと知られていない場合が多いように見受けられます。
親にも兄弟にも親しみを感じていないだけでなく恐れてさえいるタイプ4がいるからです。「自分の居場所がない」とたぶん思っているタイプ4です。
そして、タイプ2w1で1のウイングが重い人ほど短気になりますが、こちらは怒りを出しやすい気質ゆえ、身近な人たちにはよく知られています。学校や職場では「よい子」をするので、それを知られていない人もいます。
次は、最後の23ぺージに載っていることです。
枡野:きょう改めて自分のなかで固まった目標は、「子どもに宛てて書くこと、プラス、お金を稼ぐことです。本が売れたら息子が読む可能性も高まりますし。
枡野さんは子どもの事ばかり述べていることが、上記だけでなく全文からわかるだろうと思います。
そして、この対談にもあるように、たいていはタイプ2がしゃべり続けて、タイプ4は少し口を挟むだけになりがちです。(むろん、この逆のケースもあります)
エニアグラム性格学は、学べば学ぶほどいろいろなケースを知るので、タイプ判定は、やればやるほど難しくなります。
私自身も数年前と現在では、タイプ判定するに際してのポイントや注意点、引用する理論などが全く変わってしまいました。
早くも講座を持ってから17年くらいは経っています。あの頃はまだよくわかっていなかった、と今さらながらに自分の至らなさを感じるばかりです。
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