[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前回は8/12に書いていますから、ちょっと間延びしてしまったかもしれませんが、続きを書いてみようと思います。
ところで、エニアグラム講座を開いた当初は、「羞恥心」というものにあまり注目していませんでした、タイプによって違うことはわかっていたのですが、あまり意識していなかったと言えます。講座を開いて仕事にするようになってから、次第に明確になって行ったものです。机上の研究だけをしていたら、気づかなかったと考えられます。
さて、防御タイプ(174)は優等生気質ですから、羞恥心が一番に強くて、シャイな気質です。自分に関してさまざまに噂されたり、ちょっとした非難でも、自分が的にされると「大ショック」になりやすい気質です。
攻撃タイプ(825)も羞恥心は当然ながら持っていますが、防御タイプと比べれば格段と少ないと言えるくらいです。生まれながらに違いがあり、生後10ヶ月でも、シャイな子どもとそうではない子を識別できます。(それゆえ、「性格=本能」だなどとよく紹介しております)
ただし、見るからに恥ずかしいという様子を示すのは、タイプ2のほうかもしれません。たとえば、「はにかみ王子」と言われているゴルファーの石川遼君をタイプ2w1と判定しています。少し恥ずかしがっているので、「はにかみ」という形容はマッチしているのではないでしょうか。
しかし、かなりの恥ずかしがりやではあれば、無愛想とか無表情に近く、体を硬くしていたりします。たとえば、こんな様子をしているタイプ4の人たちを見ると、まさか恥ずかしがっているとは、攻撃タイプには思いもよらぬことではないでしょうか。ここら辺りでタイプ間違いをしやすいと考えられます。
ちなみに、防御タイプは、大変に困った気質だとか、辛そうだとか、このタイプに生まれたら損だ、というようなことを言われることがあります。しかし、防御タイプは、同級生からのちょっとした褒め言葉でも有頂天になるという一面もあります。
違う表現ならば、防御タイプは苦しみも大きいが喜びも大きいとも言えます。些細なことで一喜一憂する人たちとも言えますが、感情の起伏が大きいとも言えます。しかしながら、こちらの「喜びも大きい」という一面を忘れがちではないかと思います。
逆に、感情の起伏の少ないのは、タイプ9とタイプ5です。「おばあさん気質」と「おじいさん気質」の人たちです。あまり苦しまないが、あまり喜んでもいないように見えます。「それは本当なのか」などと問われたら、ちょっと言葉に詰まります。しかし、身近な家族に両タイプの人がいたら、まさにその通りだと同感してくれるのではないでしょうか。
「性格」とか「気質」というものを扱う学問は、これまでは科学的に立証できにくいものでした。現象面だけをみて「感情の起伏が小さい」などと言っても、信用されることはないのは当然なのです。しかしながら、いずれ科学的に立証されるだろうと考えています。なお、立証できないことが多いので、「見える」などと書いて少し誤魔化しています。お察しください。
さて、タイプ2はオリンピックに出場できたら有頂天になるのかもしれませんが、同級生に褒められても、ちょっとばかり喜ばしくなるだけかもしれません。ちょっとからかわれたら、ちょっと腹立たしくなる、つまり「小ショック」になると言えるでしょう。
その違いがあるので、そんな自分のちょっとした過失に対して、「ちょっとのことで許してくれないなんて酷い人だ!」と、許してくれない相手に、タイプ2は憮然としてしまうのではないでしょうか。タイプ2本人にとっては、さして悪気がなかったことなのです。しかし、他のタイプにとっては、そのように受け取れないものになっていることを知る必要はあります。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |