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イタリアで、大型クルーズ船が座礁した事故がよく話題になっているみたいです。とくに船長の言動が注目を浴びています。
なんと、船長は乗船客より先に避難しており、そこから母親へ電話しています。
“ママ、悲劇が起きた。だけど落ち着いて。僕は乗客を救うため頑張った。少しの間、ママには電話できないだろう”と話したという。
★「ママ、悲劇だ。僕は乗客を救うため頑張った」乗客置き去り船長、80歳母へ電話
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120116/erp12011611230006-n1.htm
緊急時に、真っ先に母親に電話するタイプはどこなのでしょうか。たぶん、当会の理論を学んでいる方ならばすぐに絞っているでしょう。
危機的な状況で思わず取ってしまう行動のなかに、その人物の気質がクッキリとでます。
9つのエニアタイプのうち、母親の存在が大きい気質の人だと予想それます。4つ(8・3・7・4)から探すような事例です。
★女性を強く意識するタイプ(837)と母親を強く意識するタイプ4
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
なお、事故直後に港湾当局者と船長による交信の内容の一部は以下です。
「今、船が傾いています」(スケッティーノ船長)
「分かった、聞け。今、乗客がはしごを下って避難している。引き返して船に戻れ!そして何人の乗客が残されているのか報告しろ! 分かったか?」(港湾当局者)
「何人残っているのか報告しなさい。子供は? 女性は? 乗客は? それぞれ何人だ? 」(港湾当局者)
「何人なんですか?」(スケッティーノ船長)
「それをこちらの教えるのが船長のすることだろう」(港湾当局者)
「お願いします・・・」(スケッティーノ船長)
「お願いしますじゃない。船に戻れ、戻ると言え」(港湾当局者)
「私は救命ボートに乗って船の下にいます。どこにも行きません」(スケッティーノ船長)
「何をしてるんだ?」(港湾当局者)
「いろんな段取りを・・・」(スケッティーノ船長)
「そこで何の段取りをするんだ? 船に戻って救助の段取りをしろ! 拒否しているのか?」(港湾当局者)
「拒否なんてしていません」(スケッティーノ船長)
「拒否してるんじゃないのか? 船長、なぜ船に戻らないんだ」(港湾当局者)
なお、船長は、沈没中の船に戻ると言ったものの、船上には上がらなかったと港湾当局は報告しています。
指導力のある人には見えませんから、タイプ8(ボスタイプ=お父さん気質)はすぐに消去できます。
客たちを誘導しなければならない立場なのに、いち早く逃げていますから、逃げ足の速い気質と言えそうです。
残り3つ(3・7・4)では、タイプ7が一番該当しそうです。
当会の理論では、タイプ7の自己防衛戦略は「敵からいち早く逃げる」です。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm
タイプ7は、逃げ足が最も早いタイプだと分析しています。
また、島に異常接近したために座礁したようですが、その理由は、「船長が乗員に郷里の島を見せるため」とあります。
また、「船を離れた、沈みそうだから」逃げたらしいのです。また、。「座礁した船の上で転び、偶然、救命ボートの中に落ちた」と言っています。なんか、言い逃れみたいな気がする言い方ですね。
★「船を離れた、沈みそうだから」と携帯で伊船長
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120118-OYT1T00049.htm?from=popin
この船長さん、かなり無責任な方ですね。でも、なんか憎めない言動です。
こういう危機的な時に本来の仕事を立派に果たせる人は、それほどいるとは思えません。
タイプ8でも恐怖を克服できるとは限りません。
人は誰よりも自分がかわいい、自分を守るようにできているのですから…。
なお、言い訳がうまそうに見えるので、タイプ3やタイプ4らしくないところですが、まだ、この2つのタイプは消去できません。
従って、タイプ7の可能性はありますが、これだけの情報で判定することはできません。
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