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マンガ「20世紀少年」が映画化されて公開されているようです。原作を読んでいますが、作者の浦沢直樹さんをタイプ4w5と判定していますから、4w5の作品ということになります。
この5巻のことです。主人公のケンジは、少年時代にやン坊・マー坊という双子に出会い、図体の大きい彼らからプロレスの技をかけられて痛めつけられるという体験をしています。
成人した双子は昔の小学校の仲間に会う機会があり語ります。「よく遊んだよなあ、みんなで」「ああ、仲良かったもんなあ」「ケンジに伝えてほしいんだ。僕らは古くからの友だちだ」
一方、ラジオのDJをしているケンジは、それを聴いて怒りあらわにします。「おまえらだけは、ゼーーッタイ許さない!!」 しかし、その放送を聞いた双子のほうでは「なんだか訳のわからんこと言ってたよな」と顔を見合わせて、「あんなこと、ラジオで言われるおぼえないよな!」
こういう展開はかなりしばしば見かけます。受講生の9w8も、なんと子どもの頃に、弟にプロレス技をかけて遊んだそうです。自分は面白かったのだが弟から「面白くなかった、むしろ恨んでいる」と言われビックリしたとのことです。弟は4w5です。
さて、8/12のブログの続きの主題です。前回は、タイプ2の中学女子が、タイプ4の女子に謝ったのに許してくれなかった、というお話です。何故そうなるのか、私も最近まであまりわかっていなかったのですが、なんとか説明できそうなので、とり上げています。
タイプ4は人間関係では受け身になりやすい人たちです。タイプ2が主体的だとしたら、タイプ4は客体的と言えるかもしれません。相手の行為に対して「許す許さない」と決められるとしたら、主体的な発想ですから「許す主体」になりにくいだろうと考えられます。
つまり、タイプ4にとっては、許すとか許さないというようなことは、神さまのような存在がすることだという感じになるのかもしれません。また、相手から謝られても傷は癒えず、忘れることもできないのであれば、謝罪されたからと言ってスッキリとするものではありません。そんな様子を見られて、「根に持つ人」だと言われて、またも傷つくのではないかと思います。
タイプ2も相手の子が嫌がっているのなら、やめなくてはと思っているのです。たぶん!? しかし、その場のノリで、またも誰かをからかってしまうのです。そうして、数々傷つけたことを知ってか知らずか、気づいたら友だちが一人もいなかった、というタイプ2の人がいます。
タイプ2とタイプ4の違いを取り上げましたが、相手が自分とタイプが違う人であれば、いつでも誤解が生じてしまう恐れがあります。そして、誰かが傷つき、仲たがいをして、誰かが孤立して一人ぼっちになってしまうのです。そして、よく思うのです。実に実に誰もが自分の心をどうすることもできない、ということを。
「理性」というものはほとんど無いのであり、あるとしたら「自分のできないことをした!」場合のみに、「自分は理性があった」と言えるのではないでしょうか。
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