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今から40年ほど前になるでしょうか。雑誌に水俣病患者の写真が掲載され、はじめて水俣病のことを知りました。写真家の名はユージン・スミスさんです。
幼い子どもが痙攣しているというか、もがいているような様子が写っていました。あまりのことに動揺したというか狼狽したこと、昨日のことのように覚えています。いつまでも忘れられない写真です。(以下のものではありません。が、こちらの写真は世界的に有名なもの)
★A Selection of Photographs by W. Eugene Smith
入浴シーンです。
http://www.afterimagegallery.com/smithprints.htm
http://www.atgetphotography.com/Japan/PhotographersJ/EugeneSmith.html
20年ほど前に水俣に行ったおりに、大変な辛い体験をしていると予想していたら、患者の皆さんがとても明るく楽観的だったことから、少しホッとしたものでした。しかし、つい最近に水俣の病院に勤務している医師がツイッターに書かれていることを知りました。ずっと続いていたのです…、
「本日の天草での水俣病検診。水俣病特措法の指定地域外の方々。全身どこを針でつついても痛がらないし、テッシュペーパーで触っても分からない、指を上下に動かしてもどっちか分からない。周りも見えてないし、話す言葉も分かりにくいし、耳も遠い。こんな人は珍しくはないが、今日は特に多かった」
さて、スミスさんの連れ合いであるアイリーン・スミスさんがインタビューに答えている中に印象的な内容の文が載っていて、その部分だけ転載させて頂きました。
★かつて水俣を、今福島を追う アイリーン・美緒子・スミスさんに聞く
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120227dde012040007000c.html
「水俣と福島に共通する10の手口」
1、誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する
2、被害者や世論を混乱させ、「賛否両論」に持ち込む
3、被害者同士を対立させる
4、データを取らない/証拠を残さない
5、ひたすら時間稼ぎをする
6、被害を過小評価するような調査をする
7、被害者を疲弊させ、あきらめさせる
8、認定制度を作り、被害者数を絞り込む
9、海外に情報を発信しない
10、御用学者を呼び、国際会議を開く
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