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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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  豊田美術館で開催されているものですが、友人が観に行ったというので、私も出かけてみることにしました。帰路はなんだかよい気持ちになり、気力を取り戻せたような感じがしています。以下にあります。
http://www.museum.toyota.aichi.jp/

 今回の企画展では、座り心地のよいイスやソファーなども備えられていて、ゆったり横になったり寝転んだり‥。館内にはせいぜい10数人程度いたくらいですから、かなりリラックスできました。閑散として人間たちがあまり居なかったのがベリーグッドです。

 愛知県はブラジル人が最も多く住んでいるところですが、その割には一般の人たちのブラジルへの関心は少ないのではないでしょうか。この企画展は、ブラジルの庶民の暮らしぶりのわかるアートがあり、ニッコリと笑顔になって観ている人たちが多かったように思います。

 最近は、映像作品が多いように感じられます。また、体験型の鑑賞というべきか、ただ見るだけではなく、触れられるものや、よい香りが漂ってくる作品も見かけます。

 また、「クジ」を引くときに、コインで削り取って「当たり・外れ」が出るものがありますが、作品の一つも同様な仕掛けのものがあります。鑑賞者たちが大壁面をコインで削ると絵が出てきます。
 ですから、大当たりもあります。スクラッチすると聖母マリアが描かれているところだそうです。残念ながら私が行ったときは、大方のところが削り取られた後でした。

 多彩に面白さを追求してくれているようで、そこが最近の「現代美術」のよさかもしれません。また、地方都市の美術館のほうが面白い企画展があるように感じます。それは資金力とか集客力などの関係で、努力と工夫を重ねる必要があるからと考えられるのですが‥。

 建物のほうも優れているというべきか、私好みのものです。展望のいい館内の喫茶室でコーヒーを飲むか、庭園内の茶室のほうに行ってお茶を飲むのが、もう一つの楽しみになっています。以下に豊田市美術館の写真が多数、掲載されています。
 
http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20080805/1218019086

http://www.flickr.com/groups/yoshiotaniguchi/

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