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「些細なことにも気質が出ていて、そういう些細なことが原因になってよく誤解が生じます」と、そんな話をしていると、ある受講生が手を上げました。夫のことで、結婚前に起きた出来事を語り出しました。
「変なのよねぇ、私とのデートの約束があったので、彼、無理してやってきたのね。お茶を飲んでしばらくしたら、“帰る”と言うので、驚いた私は“えっもう帰るの?”と言ったのね」
「それに対する返事はなくて、彼、何も言わないままいったんは帰ったのよ。でも、数分したら、舞い戻ってきて言うの“体調がよくないので帰りたい!”」
「そんなこと言っていたと思ったら、泣き出したんですよ。それがどうしてもわからなくて…、泣くほどのことだったのか? それに、また舞い戻る必要はなかったのに、どうしてなんでしょうか? わかるのならば教えて下さい! 夫とはお見合いで知り合いました。」
ところが、体調がすぐれないとはどれほどなのでしょうか。少しなのか、かなり悪いのか、そこをはっきりさせないと理解できないのではないでしょうか。
このケース。たぶん、かなり体調が悪かったのだろうと予想されます。彼が泣いたからです。しかし、彼はそれでもキャンセルできなかった。考えられるものがあるとしたら、次の3つくらいです。
①彼女に一目でも会いたかったのでかなり無理をした。
②結婚したいと思っていた女性なので約束を破ってはまずいと無理をした。
③互いに忙しくて会える機会は少ない相手だったのでかなり無理をした。
お見合いであれば②の可能性が高いと考えられます。そして、この3つはタイプとは関係ないもので全タイプにあり得るものではないかと思います。
さて、この男性を他の多くの情報からタイプ1と判定しています。
タイプ1は、優等生気質(7・1・4)で、この気質の人たちにとって、「約束」というものは重いものです。なお、「約束」というものが軽いものになるとしたら、攻撃タイプ(8・2・5)によくあるものです。
タイプ1は生真面目な気質ですから、体調が悪くても無理するということはよくあります。
まして、②だとしたら、また、つきあって間もない女性には、かなり気を使って疲れてしまうでしょう。また、緊張しやすい気質ですから、我慢の糸が切れてしまったのだろうと考えられます。
また、タイプ1は、女性との関係では粘り強くなれるほうではありません。帰宅するほうを選ぶでしょう。
ところが、タイプ7だとしたら、結婚したい女性とのデートならば、体調が悪くとも、我慢しつつ続けるほうになる可能性があります。それで倒れたとしたら、それは恥ずかしいことではあるが、彼女が看病してくれたら…それがきっかけで交際が深くなり、などと想像するかもしれません。
しかし、この男性は、相手の女性から非難と受けとられてしまったと考えたようです。そして、自分は非礼だったかもしれないと思い返して舞い戻りました。そして、きちんと説明しなければならず、つい泣き出してしまったのではと想像します。たぶん、かなりかなり無理をしていたのです。
タイプ7だとしたら、無理はしても疲れた様子を見せず、元気そうに振る舞って、デートを終えて帰宅してから、どっと寝込むということも考えられます。つまり、女性の前ではずっと礼儀正しくいい人をしているのです。
ところが、タイプ1のほうは、約束は守らねばという思いは強くとも、女性に対して正直な自分を出してしまう傾向があります。泣き出すなどということは男性の前ではしにくく、女性には出せる傾向があります。
一方、受講生(彼女)は、タイプ2w1です。たぶん気楽に何気なく、“えっもう帰るの?”と言ったのでしょう。相手の男性がかなり無理していることに気づいていなかったと考えられます。
タイプ2の中には、自分が話したいばっかりで、相手のことをよく観察していないことがよくあり珍しいことではありません。
ちなみに、観察力を付けるには、それを日記につけたり、レポートしたり習慣づけるのが最も効果的ではないかと思われます。
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