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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 人類が9人家族だとしたら、タイプ1は長女です。お母さん代わりができる人たちですから、母親が野良仕事に精を出している時は、家の留守を預かって弟や妹の世話をします。家の掃除も長女の役割ですから、さながら「掃除遺伝子」を持っているかに見える人たちです。

 さて、友人のタイプ1は魔法瓶をいつも持ち歩いています。質素倹約型ゆえか省エネを心がけ、また無駄使いを快く思わない堅実な気質です。それで自販機などでペットボトル飲料を買わないようにしています。魔法瓶が茶渋で黒ずむのが嫌らしく、湯だけを入れてティーパック類を持ち歩いています。「清潔」を優先させているのです。

 また、この彼は男性ですが、「長女気質」ですから、母親代わりになれるので、料理も自然にできるようになっています。夕食を調理した後は、調理道具や食器など全て洗ってからでないと、落ち着いて食事を取れないそうです。それほどに「清掃・清潔」に意識が向いているのです。

 もう一人の友人・タイプ1は一人暮らしですが、掃除したくないので二部屋だけを使い、他の二部屋は使っていません。また、風呂にも毎日入りたいが風呂掃除が嫌で、週2回に決めています。その代わり、体を清潔に保つためにウェットティシュを活用しているそうです。タイプ1は完ぺき主義で潔癖です。掃除するとなると徹底するために、くたびれ果ててしまうので、このように、いろいろ工夫せねばならないのでしょう。

 ゴミ問題にはとくに関心が深くなるみたいです。あるタイプ1の教師は、定年退職したら「ゴミ拾いをしたい」と言っています。受講生のタイプ1は、ゴミの分別を徹底しています。材質の違うものはできる限り分解します。そのためだけの小道具をいろいろ取り揃えています。

 仕事の書類にホッチキスがついていたら必ず取ります。瓶に紙のラベルが張ってあるとキレイに剥がします。
セロファンつきの封筒ならばセロファンと紙とにわけます。

 こんなですから、町内の人たちのゴミ分別が徹底していないことが気になります。なぜルールを守らないのか! とイライラしているのです。タイプ1と知り合えば、このような類のことはよく聞かされます。講座で教えられた通りだと実感できるでしょう。

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