The end of fish, in one chart

私の好きなサカナはサカナですが、昨年からさっぱり食べなくなりました。むろんのこと、汚染された魚は食べたくないからです。 (＊肴と魚)

そのトシなんだからいいじゃないかと、人は言いますが、放射能汚染されているから、食べたくないのではありません。

チェルノブイリ原発事故以降は、原発推進という国策そのものにずっと反対し続けていましたし、ましてや、大事故まで起こしたのに責任を取らない人間がのさばっていると思うと、どうにも食べる気にならないのです。

現在は、食べるとしたら外国産のものばかりです。その他は、放射能測定をしている共同購入会のものを買っています。

ただし、普段はほとんど野菜ばかりの食事です。家庭菜園をしており、地場野菜も豊富に出回っていますから、さほど心配は無かろうと思っております‥。

ジャマイカ人の友人も魚好きです。刺身が大好きだという。でも、「どうしたらスーパーで外国産とわかるのか教えて！」と尋ねられました。「カタカナで書いてあるものですね」と答える。でも、彼はまだカタカナを認知できないのでした。

サバ寿司は家族の大好物でよく料理しました。さんま寿司もよく作ります。今頃ならば、庭から柿の葉をとってきて「柿の葉寿司」にしていました。

イワシは大好きで、アジのタタキも大好物。高級魚ってあまりウマイと感じないんです。

これまで、安くて体によいもの、頭がよくなるという青魚ばかり食べていましたが、これからはどうなるんでしょうか‥、

また、魚の缶詰は、3.11以前の日付を探して食べていましたが、今では見つかりません。で、缶詰類についてはグリーンピースの缶詰調査が見つかりました。

★グリーンピース缶詰調査http://bit.ly/JKuzm8


そこには、３５サンプル中３３は、NDで、セシウムが検出された３サンプルは、いずれも1缶を食べても１Bq程度だそうです。

実はグリーンピースは、なぜか気に入らない組織で、それをうまく説明できません。それでも、公表している数値については他のところよりも安心できると思います。

スーパーではたくさんの方が、「国内産」という表示しかないのに次々に買っていきます。絶対に子どもたちに食べさせないでほしい、と思ってしまうのですが…。

そして、漁獲量が途方もなく増えているみたいです。全世界中で漁獲の制限をする必要に迫られるのは、そんなに遠くない気がします。

以下、魚に関して得られた情報を掲載しています。
 

★武田邦彦ブログ　サカナの汚染状態
（2012年4月）http://takedanet.com/2012/04/20124_dbd0.html

武田さんの結論。
「やはり神奈川沖から北海道太平洋沖までのサカナはもう少し様子をみること、川魚、海藻、貝類も避けた方が良いでしょう」

★７割が海に、大型魚で濃縮　長期化懸念
　5/14　産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120514/scn12051408150001-n1.htm


★漁業団体が実施した水産物の放射性物質検査結果について
千葉県
http://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/press/2012/dantai240423masaba2.html

回遊魚が汚染されている。5.6Bq/kg検出

★またイワシからセシウム　市内小学校の給食　使用を中止
5/24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120524/CK2012052402000104.html

★「獲れない、売れない、安い」深刻な事態に直面する日本の漁業
　5/15
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1880
 
お奨め！　片野 歩　 著　(株式会社マルハニチロ水産・水産第二部副部長）

★The end of fish, in one chart
　ワシントンポスト　5/20
http://www.washingtonpost.com/blogs/ezra-klein/post/the-end-of-fish-in-one-chart/2012/05/19/gIQAgcIBbU_blog.html?wprss=rss_ezra-klein

私たち人間が魚を求めて、どれくらい必死に海洋を捜し回っているか確かめてみるべきです。赤いエリアは、最も集中的に乱獲したところで、1950年から劇的に拡大したことが2006年の図表と比較すればよくわかります。