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11/19の夜8時からの番組で、日本人留学生が強盗と間違えられて射殺された事件が取り上げられていました。皆さんの中で観られた方がいるだろうと思います。
事件は16年前、1992/10に起きたものです。留学生・服部剛丈君(ヨシヒロ)君の名前から、「YOSHIの会」と名づけられた会が翌年に結成されています。母親の服部美恵子さんと幼馴染だった女性が、私の友人だったという関係で、私もこの会にしばらく入っておりました。
事件の詳細などをホームページ(以下のバックナンバー内)にて取り上げています。ぜひとも、お読み願えたならばと思っております。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-221.htm
この悲劇を引き起こした基因には、当事者の気質が関与していると取り上げています。ヨシ君の気質が人間慣れしやすく楽天的な気質で、銃を発射した男性とその妻は怖がりな気質であったことが基因なのではないかと考察しているものです。
また、米国が銃社会であることが直接の原因だとも考えており、それは「YOSHIの会」の考え方でもあります。なお、前者の“気質が基因となっている”という考えは、この会の中で話したことは一度もありません。そのような場ではなかったためで、10年後にホームページにおいて初めて言及したものです。
ところで、米国内での銃撃事件の犠牲者はかなりのもの(毎日80人以上が銃で死亡)で、銃は規制しなければならないという世論はむろんのこと強くあります。しかし、銃の保持は「国民の権利なのだ・自分の身は自分で守る」という考え方は根強いらしい。
銃規制に関する論争は米国民を二分する恐れがあるほどのもので、たとえるならば、南北戦争に至った「奴隷制の存続か廃止」と似ているのではないかと思うほどです。
そうであるならば、この論争が高まればアメリカ社会は分裂する恐れがあります。そのためかどうなのか、大統領選では銃規制問題が争点になっていません。棚上げされています。
ちなみに、オバマ次期大統領や民主党は基本的に銃規制は進めるという考え方をしています。共和党はその考え方とは対立しています。ですから、オバマ政権が銃所持について規制をもっと強化するのではないかと見ている人が多く、「米国内で銃器の売り上げが急増している」と報道されています。
しかし、オバマ氏はアメリカは一つだというアピールをしており、また、金融や財政危機という難関を乗り越えるためには、できるだけ分裂回避しなければならないという考え方をしており、また、そのような状況の中にいます。
ということは、銃規制問題については後回しになるか、あるいはずっと棚上げされるという方向に行くのではと予測します。理想に燃えた若き指導者が大統領になったと歓迎している人たちが多く、また手放しで喜んでいる人たちがいます。しかし、私は事態が険悪な方向に行くかもしれないという不安を感じます。
ちなみに、2004年時点で、個人所有の銃は全米で2億8300万丁。テロリストの国とは、中東ではなくこちらなのではと思うくらいの数です。
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