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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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オットセイはオス同士が闘い、勝ったオスがメスを独占する動物です。そして、ボスとハーレムのメスたちは海岸に近くて荒波の少ない獲物もよく取れる恵まれた場所を占有します。

一方、メスをめぐる闘いに負けたオスは、海岸からは遠いちょっと不便な場所に同性たちと集団生活しますが、やがて体格が大きくなりトレーニングも積むと、ボスとの闘いにチャレンジすることがあります。なお、一生メスと交わらないままのオスもいるみたいです。

ある日のテレビ番組で、このボスオットセイを大勢のメスが取り囲んでいるシーンが映し出されていました。また、別の一組のカップルも映っていました。こちらのカップルが棲む海岸は、波が荒くて良い餌場ではなさそうです。

このメスはハーレムの一員にはなりたくなかったようです。私はこういうメスに惹かれます。自主独立派です。私がメスのオットセイなら、こちらを選ぶような気がします。

ハーレムに入ったほうが、餌もたくさんあって、同性の友達もいるならば、たとえボスが嫌いな奴だとしても、我慢できるというメスもいるのではないかと思います。

しかし、メスたちにいじめられたり、ボスから寵愛を受けられず、食事のおこぼれも貰えないかもしれません。

タイプ8も女の選り好みはします。礼儀知らずな女を嫌います。女なら誰でもいいってことはありません。

一方、貧しくとも、好きな男と暮らすほうを選ぶ女性もいます。配偶者が強くなくてもかまわない。気弱で頼りなくても、優しい男のほうがいい、と言う女性がいます。

どちらを選んだ方が幸せになるか、それはわかりません。

タイプ8はボス型タイプです。女性には優しく接する男性です。美形でなくとも、礼儀正しく、自分に従順な女ならば選んでくれます。


一方、優しいと思って一緒に暮らすようになった男が、ときに女に暴力的になることがあります。または、気弱で頼りないと思った男が、結構、世の中をうまく渡っていく能力があり、頼れる男だった、ということもあります。

やはり男を見る目は、肥やしておくべきだと思います。

ところで、昨日のニュースは、「スコットランドが英国から独立するかどうかを国民投票にかけることになった」というものです。

★スコットランド:独立是非を問う住民投票 14年末までに
毎日新聞 
http://mainichi.jp/select/news/20121017k0000m030036000c.html

「最近の世論調査によると、スコットランドでは独立反対派が賛成派を上回っている」とある。

世論調査は世論操作だ、と思っているので、調べられた数字は信じないが、沖縄でも独立反対派のほうが優勢でしたからね。

「強いものには巻かれろ派」は、どこでも多数派なのでしょうか?

ちなみに、ごく最近ですが坂口恭平さんという青年を知りました。坂口さんの著書『独立国家の作り方』が面白くて、お奨めです。

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