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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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マンガで人の心理や気質(性格タイプ)を知る方法があり、それをいつか著書として出版したいと、致し方なくマンガをたくさん読むようにしています。というのも、独創的で優れたマンガは少なくて…。

なんだか、みな同じ人が創作したものに見えてしまうのです。ストーリーだけでなく、キャラクターその他もほとんど見分けがつかないくらいに似ています。また、読む気になれないものが多くて困っています。

これじゃあ日本マンガ界は失速するのではないかと危惧しています。いや、もう失速しているのかもしれません。でも、心理や気質を知るためには、いい資料には違いありません。

さて、女性漫画家の秋里和国(あきさとわくに)さんの作品はずっと以前に読んだきりです。現在52歳。マンガ界も高齢化が進んでいますね。

秋里和国の公式サイトhttp://akisato-wakuni.com/

『空飛ぶペンギン』という作品が一番記憶に残っていますが、現在も連載物『蛇蝎 -DAKATSU-』を持っていて、なかなかガンバッテます。でも、これは未読です。

『TOMOI』シリーズも少ししか読んでいませんが、この作品に限らず、この人の作品には、ゲイやおかまがたくさん登場します。

いえ、秋里さんだけでなく、なにしろ女性マンガには「ゲイ・おかま・少年愛」といったものがメチャメチャ多いことはよく知られています。

当会では、「男性を強く意識するタイプ(261)」という理論を発見しており発表していますが、この3つのタイプに該当するマンガ家たちの作品に多いものと考えられます。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

ところで、藤本由香里著の『少女まんが魂』(白泉社)の中に、マンガ家のインタビュー記事(青字)が載っています。秋里さんが語ったことを以下に転載しています。

秋里→中学3年からアニメの影響を受け始めて高校で『ガンガードA』(松本零士原作)をみて、完璧にハマリました。出ててくるのは男ばっかりじゃないですか。男が好きで見ているわけだから、真似して描くようになる。それでだんだん描けるようになってきたんです。そうすると、「もう女は描きたくないな」となっちゃう。 

インタビュアー訊ねる→男の子が圧倒的に魅力的でいろんなタイプが出てくるが、女の子は主人公と女友だち一人くらいで比重が軽いじゃないですか。あれは一体なぜですか?

秋里→なぜなんでしょうね(笑い)。根本的に私は女が出てこないマンガを描いていれば幸せなんですよ。だけど、少女マンガだから、そういうわけにいかないでしょ!

ホント そうなんですよね。何故なのか自分でもわからないものが本能的なものなんですから…。私も、自分がどうしてそんなこと言ってしまったのかわからないってこと、よくあります。

ホント 当会が見つけた理論、といっても私一人が見つけたに過ぎないのですが…、このエニアグラム理論でしか説明がつかないことがよくあります(笑い)。  

なお、本能的な振る舞い方ゆえ、性格とか性質とは言わずに、「気質」と名づけていますが、気質がおおまかに9つにわかれているので、「性格タイプ」となり、当会だけにしかない「性格類型論」ってことになると思います。  続く

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