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「疑わしきは罰せず」は、刑事裁判における原則だと知られています。
であるならば、「活断層の疑いがあれば、まずは原発の稼働を止めるべき」ではないでしょうか。
大飯原発の活断層評価で意見が分かれたというニュースを聞いてイライラさせられています。
★「活断層評価、7日に再会合=調査の専門家、意見分かれる-大飯原発問題・規制委」
時事通信11/4
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012110400058
以下、一部のみ転載
以前から危険性を指摘してきた渡辺満久東洋大教授が「敷地内に活断層があるのは確実」と断言。一方、重松紀生産業技術総合研究所主任研究員や岡田篤正立命館大教授は、現時点では結論が出せず、さらに調査が必要と指摘した。
さらに、岡田篤正教授は、「『地層のずれ』は地滑りでも起きるので、活断層による『断層運動』とは即座に判断できない。やや広い目で見ないと全体像は分からないし、特定の要素だけで先走って結論づけるのは危険だ」と訴えた。以下。
★http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121104/k10013238561000.html
危険かどうかまだ判断できない場合でも、まずは原発は止めるべきだ、というのがまっとうな考え方です。議論の余地なしです。再会合して決めるなど、のんきなことを言っている場合なのでしょうか。
福島原発事故を体験すればわかるはずなのに、まだわからないというか、わかりたくない人たちが、まだまだたくさんいるみたいです。
リスクの高い原発を稼働するということは、慎重にも慎重を期さねばならないはずです。世界一安全な原発にすると、誰かが言っていましたが、その人はこの事態をどう受け止めているのでしょうか。
また、「先走って結論づけるのは危険だ」などと、この人、どう考えてもおかしいことを言っています。稼動している時に地震が起きたらどうなるのでしょうか。
なお、原発とは2700度まで熱くなる核燃料を、1000度で溶ける鉄製の圧力容器で包んでいる装置です。ですから、冷却装置は常時、正常に動いていなければすぐにメルトダウンします。
その大切な冷却装置が、大飯では活断層を跨いでいるのですから、断層が少しズレても冷却できなくなる恐れがあります。危険と隣り合わせの恐ろしいプラントです。
また、明らかに地震活動が活発な時期に入っています。それなのに、原発を稼動しようとしている…。
人は追い詰められると、おかしなことを言いだすものです。つまり、「活断層ではない」と否定できなくなったのです。
また、原発の危険性を国民に明らかにしないまま、先走って建設してしまったのは誰なのかと…。
原発を推進してきた自民党の責任は重いのに、福島原発事故に対しての責任を口にする人が自民党内には一人もいない。情けない政治家たちばかり…、
そして、規制委の田中俊一委員長は活断層の疑いが、「黒か、濃いグレー」の時に関電に運転停止を求める考えだ、と述べています。
「薄いグレー」なら稼働してよいのでしょうか。そんなことで「安全な原発」になるのでしょうか?
原発に関してはあまりにも非常識なことばかりです。自分の頭のほうがおかしくなったのか、と混乱するくらいです。
田中委員長が、こんなことをぬけぬけと言えるのは明らかに原子力村の住民だからであり、また、委員たちは金をもらっていることまで報道されているのに居座ったままです。
しかも、AP通信も取り上げているので世界中に日本の恥ずかしい実態が晒されている。
活断層だと判断した渡辺満久教授が、今回、調査団のメンバーに入っていなければ、関電が主張した「活断層ではない」が通ってしまうところでした。
渡辺教授は原発に反対している方ではありませんが、事実を追及する本物の科学者だったようです。残念なことに、こういう人はいつも少数派です。
しかし、一人でもメンバーにいれば誤った判断がスンナリ通ることはないと言えそうで、少しほっとするところです。
ところで、大飯原発を緊急に止めてほしいという要望書を出すそうです。インターネット署名ができます。締切が11/7の朝6時です。
★規制委の4人、電力会社から報酬や寄付金
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012110201002261.html
★APが報道 「日本政府の原発安全基準検討チームが電力マネーを受け取っていた
Japan nuclear safety team took utility money
→http://www.suntimes.com/business/16134023-420/story.html
The Nuclear Regulation Authority said Friday that Nagoya University Professor Akio Yamamoto received 27.14 million yen ($339,000) over the past three years for research on reactors. That includes 6.28 million yen ($79,000) from a subsidiary of Tokyo Electric Power Co., the utility that runs the Fukushima Dai-ichi plant sent into meltdowns last year. The authority said Friday that three others on the six-member standards team received industry funding. Getting such money is not illegal, but it could call the neutrality of the team into question, since the industry would benefit from laxer standards.
★緊急55時間署名★大飯原発の即時停止を求める緊急署名
https://fs222.formasp.jp/k282/form2/
締切 11月7日(水)朝6:00
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