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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 どのような経緯で日本において「大麻取締法」が制定されたのかと、ネット上で探してみると、思いがけないものを見つけることになりました。

 まず、
1937年の米国で「マリファナ課税法」が成立しています。その狙いは、大麻に課税すれば大麻製品の価格が上昇して、製紙原料を大麻から木材に移させられ、繊維原料を大麻から合成繊維に移させることでした。

 ですから、この法律はマリファナの害を防ぐ法律ではありません。しかし、この「マリファナ課税法」が別の法律にうまく書き換えられてしまったというのです。その経緯は以下のところに載っており少し転載しています。
 http://www.cannabis-studyhouse.com/02_about/about.html


 「米国では、1919年から10年以上にわたって続いてきた禁酒法が廃止され、それまで法の執行に携わってきた役人や警察が、自らの職業の維持のために、新たな禁止対象を必要としていた。産業界と役人の思惑が、カナビス(元からある一般的な名称)を禁止することで、手を握らせた。禁止の謀略は2年間にわたって秘密裏に行われ、カナビスやヘンプという広く知られた言葉を避けてあえて「マリファナ」という当時は馴染のない用語を採用した。

 19世紀末ころからは、医薬品としてカナビスはポピュラーに処方されてきたが、マリファナがカナビスのことだとは法案審議の直前まであえて明らかにされず、医師会ですらそのことを知らなかった。法案の根拠は、“マリファナを吸うと気違いになる”という全く根拠のない口実だった。当時、嗜好品としてマリファナを吸っているのが、黒人やラテン系の人だったこともあり、人種差別的な要素も加わって、歪められた世論操作が盛ん行われて、政治的な基盤を固めた。その後、アメリカの経済発展にともなってカナビスの禁止は、世界中に輸出されることになった」
 
 これらの全てが事実なのかどうか、米国へ行って自分の手で調べないと受け入れられません。がしかし、あり得るかもしれないとは思います。現在でも、日本では危険なものだと一般に信じ込まされているのですから‥。

 
日本での大麻の取締りは第二次世界大戦以降で、ポツダム省令として「大麻取締規則(昭和22年)」が制定されました。現在の「大麻取締法」の内容になるまで十数回も改定されています。

 
アメリカの要請のままに日本政府が「大麻取締法」を制定したようですが、敗戦国だったのですから、致し方ないのかもしれません。

 しかし、私たちは、そろそろ大麻に関しての正しい情報を得る必要があるのではないでしょうか。「無知」は最も怖いことですから‥。

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