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NHKが公平中立な報道を重んじているメディアではないことは、ちょっとした取り上げ方や書き方などに出ています。あからさまではないのです。
それは、パレスチナとイスラエルの停戦合意の覚書の取り上げ方にもあります。
・朝日新聞…①イスラエルによるガザ攻撃、暗殺作戦の停止②パレスチナの全勢力による対イスラエル・ロケット攻撃の停止
・NHK…①双方が暗殺行為やロケット弾による攻撃を含む敵対行為を停止すること
・読売新聞…①イスラエルは、暗殺を含めガザに対する陸・海・空からの戦闘行為を停止②ガザのパレスチナ諸勢力は、イスラエルに対するあらゆる武力攻撃を停止
NHKの書き方だと、双方が暗殺行為をしていることになり、事実とは異なります。これは間違えたのではなく、わざとそのように書いているとしか考えられません。
読売のほうは、「イスラエルに対するあらゆる武力攻撃を停止」と書いている。先(その1に掲載)に、ハマスのことを「武装勢力」と書いているのが効いているような…。なんだか「卑怯な攻撃でもしているのか」と思ってしまうところです。
また、「停戦発効後もガザからの散発的なロケット弾攻撃などは続いている」(その1に掲載)とあり、ここまで書くと、ハマスを悪者扱いしているように見えます。
実際には、ナブルス通信にあるように、「日本時間22日午前4時、イスラエルとハマスの間の停戦が発効されました。この4時過ぎには、ガザにまだ爆撃」(その1に掲載)がありました。
読売は、事実を確認していません。意図的にパレスチナのほうが卑怯だと思わせているのでは?
その後、23日に若いパレスチナ農民が死亡して8名が負傷というニュース(以下)があった。イスラエルのほうが停戦を守っていないのだ。
★イスラエル兵、パレスチナ人農民を射殺 8人負傷 ガザ http://goo.gl/jv7Qn
★ナルブス通信http://0000000000.net/p-navi/info/
今日11/30のナルブス通信では、まだガザへの攻撃は続いています。それに関しては、「イスラエル側の挑発行為で、ハマスがやり返せば停戦がご破算になることを狙っている」という他の人々のツイードが見つかりました。これは十分にあり得ることだと思う。
ところで、パレスチナのロケット弾とイスラエル陸軍の戦車隊と近代兵器ミサイルを見比べてみてください。以下…
★http://www.webdice.jp/dice/detail/1195/
ハマスのほうは、旧式で爆薬の量も少なく、手で持ち運べるロケット弾ですが、イスラエルのほうはなんと大型の2トン爆弾です。これでは爆薬の量が圧倒的に違っているはずです。
こんな爆弾を使うなど、ガザ地区は世界一の人口密集地ですから、軍人だけを選んで殺せるとは思えません。ホロコーストしようとしているとしか考えられません。
また、イスラエルのミサイル迎撃システム「アイアンドーム」によって、ガザ地区からのロケット弾421発を撃ち落とした(85%もの高率で迎撃)という報道がありました。
当然に、その結果としてガザ地区の犠牲者は多くなります。実態を知れば、まるで弱い者いじめしているように見えます。
・パレスチナの犠牲者は166人(うち43人が児童)、1235人が負傷。
・イスラエルの犠牲者は、4人、240人が負傷。
しかも、「アイアンドーム」の迎撃率を知り、他国が関心を示して製造元はフル稼働(A)だという。米国の軍需産業(以下)は大儲けできそうだ。
ガザ地区を迎撃システムの実験場にしていたと考えられる。たぶん、自作自演して金儲けしているのだろう。
そして、さらに新しいミサイル迎撃システムを開発して、他国に売り込もうとしている。栄えるのは軍需産業で、紛争の種をあちこちでばらまいている本家本元が米国のようだ。
★A http://t.co/zJZczAkM A http://goo.gl/jwmHT
A http://www.haaretz.com/business/israel-s-arms-industry-hoping-
success-of-iron-dome-will-bring-it-sales.premium-1.479718
★イスラエルとエジプトを称賛=ガザ停戦で米大統領 http://goo.gl/cbnRt
★NHKイスラエル 新型ミサイル迎撃実験成功
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121126/k10013746201000.html
ところで、一昨日、米国の俳優ロバート・デ・ニーロがコメントをだしているという報道が見つかりました。勇気ある方だったんですね。
★ロバート・デ・ニーロ氏「アメリカはガザ地区攻撃の元凶である」
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/33417-%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AD%E6%B0%8F%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AF%E3%82%AC%E3%82%B6%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E6%94%BB%E6%92%83%E3%81%AE%E5%85%83%E5%87%B6%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%8D
「事実を知りたい」という気持ちがさほどないとしたら、NHKなどのマスメディアの報道をそのまんま信じてしまう。また、狙い通りのところに誘導されてしまう恐れがあります。
真相を見抜く力を付けないと、本当のことは私たちのところに届かないような社会になっている、と考えざるを得ません。
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