そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰?
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以下の、ウィキペディアにある「榎本喜八」の情報から、エニアタイプを探そうと思います。
上から順序よく取り上げます。よかったら読者の皆さまも確認しながら何タイプなのか探して頂けたらと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%8E%E6
%9C%AC%E5%96%9C%E5%85%AB
些細なことであれば先輩の指導を取り入れないことは、全タイプにあると考えられます。しかし、それでも、打撃手になることを目的にしていながら従わないとは、かなり大胆な方です。攻撃タイプと一気に絞れる情報だと考えます。
当時の榎本はスラッガータイプであったにも関わらず、以降は1番打者が定位置となった。全国大会になると途端に打てなくなる。
これは本番に弱い緊張しやすい気質だと考えられるところです。緊張しやすいのは、防御タイプ(714)から探します。次は調和タイプ(369)です。
世界の淵にいると自己認識するタイプ(714)は、真剣になり懸命になり、余裕がなくなって緊張しやすいという傾向があります。
優等生気質とも呼んでいますが、できて当たり前、うまくできなかったら優等生と認めてもらえないと思い込みやすく、それで緊張しやすいのではと考えられます。
従って、基本タイプは攻撃タイプで、防御タイプのウイングを強く持つ気質なのかと思わされるところです。しかし、これだけでは絞れません。
合宿中の夜に他の部員が教科書を開く振りをしている中、榎本は牛骨でバットを磨き続けていた。当時チームメイトであった同級生は、榎本について「野球のことしか頭にない男」と評している。
皆と同じ行動を取らない人のようです。やはり調和タイプ(369)の可能性が低いところです。
榎本は「荒い打者」という評価から、どこからも声をかけられることがなかった。
これは防御タイプよりも、攻撃タイプの可能性が高いところです。防御タイプは神経質で細心になりやすいので、「荒い」と言われるのはちょっとどうかなと。「丁寧」と言われやすいのが防御タイプです。しかし、このようなことは、根拠が薄いので絞りません。
荒川は「毎日500本素振りすれば、世話してやる」と軽くあしらったが、榎本は口約束を真に受け、数年間素振りを敢行。卒業の直前に改めて「毎日振りました。プロに入れて下さい」と土下座して懇願。
このエピソードは面白いですね。1~3か月ではなく数年間ですからね。大真面目というか、一筋というか、一本調子で硬い気質だと考えられます。優等生気質がクッキリと出ています。基本タイプは防御タイプなのでしょうか?
チャンスになると肩に力が入り凡退する、打てないと給料が下がることを気に病む、といったことを繰り返して…
ここも緊張しやすい気質だと考えられるところです。
チームメイトの荒川博に合気道を紹介され、藤平光一に師事。そこで合気道をヒントにして得た打法と呼吸を研究して精神面の強化を図り、打席内で体の力を抜く方法を会得する。
タイプ8は「お父さん気質」で生まれついての唯我独尊タイプですから、誰かに師事することは考えられません。
次回に続きます。
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