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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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「あなたたち日本人は、リビアのことを何もわかっていない。西側のマスコミしか見ないからです」



チリ出身で東京在住のヴェロニカ・ランソデールは、リビアについての間違ったイメージが日本に広がっていることに警鐘を鳴らす。


「私はリビアに沢山友人がいるけれど彼らは高学歴・高福祉の国である
リビアを誇りに思っています。


アフリカ大陸で最も生活水準が高い
リビアでは、教育も医療も無料で、女性も尊重されている。


日本の人たちは、そういうことを知っていますか? 


国民は、電気代の請求書など見たことがありません。42年間も政権を維持できたことには、ちゃんと理由があるんです」


カダフィは全ての国民にとって、家を持つことは人権だと考えており、新婚夫婦には米ドル換算で約5万ドルもの住宅購入補助金を、失業者には無料住宅を提供し、豪邸を禁止した。


車を購入する時は、政府が半額を支払う。


電気代はかからず、税金はゼロ。教育、医療は質の高いサービスが無料で受けられる。


もし、国内で必要条件に合うものが見つからなければ、政府が外国へ行けるよう手配してくれる。


大家族の食料費は固定相場、全てのローンは無利子でガソリンは格安。


農業を始めたい国民には土地、家、家畜、種子まで全て国が無料で支給、薬剤師になりたい場合も必要経費は無料だ。


42
年間、カダフィが権力の座に就く前に10%以下だった識字率は、今は90%を超えている。


これらの政策を可能にしていたのは、アフリカ最大の埋蔵量を誇る石油資源だった。


………………………………………………………

以上は、堤未果さん著の『政府は必ずウソをつく』の中にある文を転載したものです。


リビアがこんな国だったとはまるで知らずにました。カダフィ大佐は何度も整形手術した醜い顔で、まさにアラブの狂犬と言われただけはあるような…。



リビアは北アフリカにあり、日本よりも社会福祉が遅れた、砂漠の貧しい国だと思い込んでいたのではないでしょうか。



彼の破壊されたかつての豪邸が、テレビ画面に何度も映し出されたと聞いています。


そして、「独裁者は倒された」という感じで、「アラブの春」と言われていたはず。


この本のタイトルは、政府の嘘ですが、政府の意を受けたマスコミも嘘をついていたようです。


欧米の通信社の流すニュースを何の疑いもなく日本のマスコミも流した。


嘘だと知って流したマスコミもあったかも…。見事に私たちは騙されてしまったのでしょうか。


イラクが大量破壊兵器を持っていると言う名目で戦争を仕掛けたのはアメリカです。


しかし、大量破壊兵器は無かった。大嘘をついたブッシュ政権。イギリスもだ。



そのアメリカの家来として日本の自衛隊は兵站を任されて遠いイラクにまで行った。



つまりは、私たちが支払った税金がイラクの人々を殺すのに使われた。


騙されて、言いように利用された。当時の自民党政権、大嘘だわかった現在でも加担したことを謝罪しない。


そこに使った税金を返せよ! 死んでいった罪なき人の命を返せ!と言いたい。


これだけではないのだ。9.11も大芝居だった。


嘘で固めて、でっあげをして、自国民何千人もの犠牲もなんのその…、


ことほどさように、嘘、嘘、嘘の連発、連続、連打であったとは…。


まずは、以前のリビアがどういう国だったのか、私たちは知る必要があると思う。




★堤さんのオフィシャルウェブサイト
http://mikatsutsumi.org/

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