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もっともわかりやすい理論で、タイプ判定をする場合に有効です。
9つの気質の人たちを深く知ると、その気質には「役割」というものが備わっているのではないかと考えざるを得なくなり、そうして発見した理論です。
また、タイプの呼称を数字ではなく「家族名」で表しているために、イメージ的にもより正確に伝わるものと思っております。
★7つ目の理論 「人類は9人家族」
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
ところで、最近の報道で、「男性と女性ではものの見え方が異なる」という興味深い記事を見つけました。
女性は色の違いを見分けることに優れているが、男性は素早く動く物体を目で追ったり、遠くの細かいものを見分けたりすることが得意だとあります。(以下、青字が転載したもの)
「研究チームは、男性の被験者が“細部や、動きの速い刺激に対して有意に高い感度”を示したことを指摘した上で、狩猟を行っていた彼らの祖先は“捕食者や獲物かもしれないものを遠くから見つけ、また、それらを識別、分類することに長けていなければならなかった”と記している。
一方、“採集者”であった女性の視覚は、野生の木イチゴなど、手近な動かない物体の認識により適応した可能性がある」
★男性と女性、物の見え方に違い
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article
.php?file_id=20120910003&expand#title
上記の考え方では、男女の視覚の在り方が少し違っているのは、「人類が狩猟採集生活を送っていた過去と関係している可能性がある」というものです。
「人類」と呼べる人間が登場したのは600万年前~700万年前くらいと言われています。
それから約2千年前まで狩猟採集生活をしていましたが、時代を経るほど減っています。でも、現在もアマゾン流域やパプアニユーギニアその他に存在しています。
この研究者は、700万年くらいの間の狩猟採集生活で、「進化的適応」したという考え方のようです。しかし、私はこれに異議を唱えています。
何故ならば、類人猿もメスとオスとは違いがあります。その生態を知れば、人間よりずっと鮮明に違いがあるとわかります。
もしも、チンパンジーにも同様なテストができたならば、同様に、物の見方が違うという結論が見出されるだろうと考えています。
まあ今のレベルでは無理ですが。
また、視覚だけでなく、聴覚その他にもオスメスに違いがあるのではと想像しています。
むろん、それはヒトにもあり、性別だけでなく、タイプ別にもあるのではと予想しています。
以下に関連した理論を載せています。
★「自我の座」理論
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory6.htm
なお、チンパンジーもゴリラも永遠の狩猟採集生活をしていると言え、その彼らとの間にある共通の類人猿の遺伝子を受け継いでいるのがホモサピエンスのヒトです。
哺乳類の起源は3億~4億年前くらい前ですから、この長い長い年月によって、オスメスの違いや役割的な気質が、次第に定着したのではないかと思うのです。
となれば、「人類は、狩猟採集生活の時期が長かったので進化的適応をとげて、ものの見方が女と男では少し違ってきた」とは結論づけられません。
「人類に成る以前から、物の見方はオスメスでは少し違う」と思うのです。また、哺乳類以前の「類」にも、オスメスの違いがあるのではと想像しています。
これまで観察したところでは、エニアタイプのタイプが同じで、ウイングも同じであれば、基本的な気質の男女差はあまり見られません。それゆえ、「男女差は無い」と一応書いていますが、少々の違いはあるのではないかと予想しています。
しかし、これは、統計学的な調査をしない限り発見できないだろうと考えられるので、予想することしかできません。
猿やゴリラにも「気質」というものがあり、おおまかに9つのタイプにわけられます。犬猫も9つにわけられるので、9つの気質は哺乳類だけにあるものではないと考えています。
魚類でも、攻撃的な個体とそうではない個体をくっきりと識別できます。魚を飼ってよく観察していれば納得できるだろうと思います。
以下のサイトに取り上げていますので、一度読んで頂ければ幸いです。
★犬と猫と9つのタイプ
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneag
ram/active/page15/15-201~/15-216.htm
犬も猫も、他の哺乳類も、9つの気質があり、タイプを識別できます。
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