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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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友人がメールで教えてくれたお話しです。以下…、


たとえば車に乗っていて、スリップして壁に激突しそうになったとします。どうしたら助かる可能性があるのかわかりますか?


壁以外を見ればいいのだそうです。そうすると自然にハンドルがそちらに切れるのだそうです。


それと同じことが人生でも起こります。どこを見るかで決まるのです。


「できない」を見れば、「できない」が壁のようにせまってくるのです。つまり、できない理由はいくらでも見つかりますからね。


「できる」を見れば、「できる」に向けてハンドルが切れるのです。



これに似たようなことを私もカウンセリングの時にお話することがあります。子どものことで相談に来られたお母さんに、

「子どもの一挙手一頭足を見ていませんか? しかも、お子さんにもっと勉強してほしいとか、身辺の整理整頓してほしい、などと期待して見つめていませんか?」と。


こんなことをずっとしていたら、
確実に子どもの短所しか見ていないことになります。それで、口うるさく注意してしまう。
すると子どもも腹を立てて、意地になって勉強をしない、片づけもしなくなり反抗的になる恐れがあります。


子どものことを思っているつもりが、子どもを追い詰めてしまうのです。
しかし、実際はそうではありません。相手ではなく、自分で自分を追い詰めているのです。
が、人は、なかなかそれに気づかない。


同様に、夫の日頃の様子ばかり気にして見ていると、確実に夫に不満を持つようになります。

また、母親の言動にいつも翻弄されていると思って、しばしば母親だけを注視していれば、当然に、その人にとってのその母親は、「問題の母親」に成ってしまうのです。


そういえば、大型トラックが自分の車の横に並ぶのを見て、なんだかそのトラックに吸いつけられてしまうような気がすることがあります。
あなたにもありませんか? 


意識して、真正面を見るようにしないと危ないことになる。

つまりは、人は意識の持ちようで、なんとでもなるんですね。



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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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