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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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『ダークナイト』のジョーカーの演技を見て、「あの俳優はだれ! なんて上手い役者だ!」などと感嘆したことを覚えています。


見終えてから、元々に演技を評価していた男優で、ヒース・レジャーだと知りました。

でも、近頃はハリウッド映画にはうんざりしてます。

『アルゴ』がアカデミー賞の作品賞などを受賞していますが
CIA賛歌のような映画だそうです。

しかも、ミシェル・オバマがホワイトハウスからの中継という形で受賞式に登場しています。

ノーベル賞も政治的なものでしたが、アカデミー賞も同じだったんですね。

大統領選には膨大なお金が要りますが、一般市民からの献金は1/4で、3/4はグローバル企業から。しかも上限がないという。

企業献金を無しにしなければ、その社会はいずれ腐敗するはず…。

多額の援助を受けたのでオバマ夫人は協力した。呆れてしまいます。

監督のベン・アフレックは、元々好きじゃない俳優でしたが、アカデミー賞が欲しくて手を挙げたのに違いないと思う。

また、製作会社はジョージ・クルーニーだという。この人もお粗末な映画に出ていたので、やっぱりなと思いました。

ベンと親しいマット・デイモンさんのほうは、世界中のトイレの無い人々を救おうとしている(2/24のブログ)のに、なんて情けない男だろう。

ファンの人がいたら申し訳ありませんが、人は見かけじゃないんです。



ところで、イランに旅した時に、テヘランにある米大使館の前を通りました。

絶対にカメラを向けてはいけないと言われていた所です。

建物は壊れずにそのままで閉鎖されていました。

その大使館の壁に大きな看板があり、「WE DESTROYED」が読み取れました。

イラン学生の大使館占拠は197911月のことです。

実際の人質救出作戦は1980年4月にありましたが、作戦は失敗しています。

かなりお粗末な作戦だったようです。

しかし、作戦に成功するという映画を作り、それに賞を授けているのですから何をか言わんです。腐敗はもうかなり以前から始まっていたようです。

ちなみに、「ハリウッドがアメリカの安全に貢献するという信じられない物語」だなどと称賛している映画評論家もいます。

詳しく知りたい方は、以下をどうぞ


イラン米国大使館人質事件秘話

「アルゴ」が思い起こさせる米国の闇

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36493

30年前イランで起きたアメリカ人人質奪回作戦の大失敗
http://blogs.yahoo.co.jp/aberumind/52803442.html

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