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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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エニアグラムを知ってから、有名人のタイプ判定(多くの方々もたぶんすぐにやりだしている)をすぐに始めました。20年くらい前のことです。

その頃から、ナポレオンをタイプ8と判定しており、現在も変わりません。詳しくは8w7です。

なお、偉人伝はしばしば映画化されるものですが、それは日本だけでなく他の国でも同様のようです。以下にあります。

ナポレオン1/25字幕つき
http://www.youtube.com/watch?v=odXGXli64yE

今回は『ナポレオン言行録』(岩波文庫)の中にある記事を取り上げて、このタイプと判定した根拠を示したいと思います。

著者オクターヴ・オブリはナポレオンを手放しで賛美しています。ものすごいです。

人類をその最も完全な点において代表している・人間の中で最も幸福な男でさえある・彼は全的に自己を完成した・この名の反響は人類とともにしか滅びないであろう。

日本ならば、織田信長(タイプ8)か豊臣秀吉(2w1)に近いのかもしれませんが、これほど賛美されてはいません。

ちなみに、ナポレオンについては以下のウィキに書かれているものをお読みください。

ナポレオン・ボナパルト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%8A%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%88

1769年生まれで1821年に死亡、52歳です。動乱真っ只中のフランスで皇帝にまで上り詰めた男性です。

世界史を学んだことがなくとも一般的によく知られており、いわゆる絵に描いたような「英雄」です。

最もタイプ8らしいシーンとしては、皇帝になる戴冠式において、自分の手で王冠かぶったところと言えるかもしれません。

通常はローマ
教皇から王冠を戴くはずのもので、実際、教皇ピウス7世は戴冠式に招かれていたのです。教皇もそのつもりでいたはずです。

しかし、そうではなかったので、式に参列した人々はアッと驚いたに違いありません。

エニアで性格分析すれば、タイプ8は「唯我独尊」の独裁者タイプです。

自分が一番偉い人間だと思っているのですから、教皇から王冠を授かるなどあり得ないところです。

それをウィキでは、「政治の支配のもとに教会をおくという意志のあらわれであった」という解釈を掲載しています。

私からは、それは単なる後付に過ぎないと考えています。

なお、下記の映画では、戴冠式の場面が見られなくなっています。

この場面はとくに見たいところですが、たぶんDVDを買えってことなのでしょう。

ナポレオン16/25
http://www.youtube.com/watch?v=dWzsURio7Os


つづく……

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