[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日、外出先でコーヒーを飲み、朝日新聞を広げたら第一面に、「ユニクロ柳井会長が世界同一賃金を導入する」とデカデカと載っていました。
なぜ、こんな記事が第一面なのか理解できません。朝日新聞の購読をやめていてよかった、と再確認したところです。
★「年収100万円も仕方ない」
http://www.asahi.com/business/update/0423/TKY201304220465.html
かいつまんで言えば、こういうことらしい。
ユニクロでは柳井社長はランク1位で年収4億。最下位は年収100万円で、中間を無くして世界同一賃金にする、ということらしい。
つまり、ほとんどの社員は年収100万円の安月給に抑えられるということ。そして、一部の人間に望みを与えて、死ぬ覚悟で働け、と言っているのです!
柳井社長いわく、「グローバル経済というのは『Grow(グロウ)or(オア) Die(ダイ)』(成長か、さもなければ死か)。非常にエキサイティングな時代だ。変わらなければ死ぬ、と社員にもいっている」
ついでに、「柳井正は人として終わってる」という記事も見つけました、以下。
★「柳井正は人として終わってる」
鬱→休職→退職の新卒社員が語るユニクロの人材使い捨てぶりhttp://www.mynewsjapan.com/reports/1734
世界に冠たるブラック企業ですね。ユニクロの不買運動をしたいです。もう決して買いません。
でも、ちょっと変です。ユニクロの服は年収100万円の人たちが買うでしょうか。結構高いと私は思っています。リサイクルショップとかフリーマーケットで買ったほうがお得です。
一方、年収4億円の人なら絶対買わないと思う。この戦略を続けたら、ユニクロは自滅するかもしれないなどと想像して、I am excited!です。
こんな経営者が増えたら、兵庫の小野市が作った条例にあったように、生活保護受給者がパチンコなどに行くと密告されてしまう、という、情け容赦のない社会がすぐに来そうです。
実際、働かない人に厳しい社会になりつつあります。
… 弱者や無能者は生存ギリギリの生活をするしかないのでしょうか。競争に負けたら死ぬしかないのでしょうか。
働かないでブラブラしている人がいてほしい、と私なぞは心底、思っています。
怠けものが一人もいない社会は、息苦しくて生きて行けないような気がします。
みんなが競争心一杯で、意欲的で、明るく元気でハキハキして、知能指数が高くて、敏捷性があって、よく気が付いて…。
周囲を見わたすと健康オタクばかりで、休憩時には一斉にジョキングする…、
そんな社会になったら、怖くて生きていられないような気がするのです。
ついて行けません。それに生理的に嫌です。
善人も悪人もいて、無能な人や優秀な人もいて、必死に働く人や適当にやり過ごす人や、生真面目人間やグータラ人間がいるっていうのが、人間社会の正常な姿ではないかと思うのです。
そして、逃げ場がない社会は、どこかおかしくなるような気がします。
自殺者はむろん増えて、社会はよりいびつになり、テロが頻繁に起きる…、
ユニクロ社長、自分のことを賢いと思いこんでいるだろうが、社会を破滅へと導く加担者だとも認識できない、ただの阿呆に過ぎないとわかりました。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |