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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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  知人の息子さんは小学6年生です。ケータイ電話を学校に持っていくことは禁じられていますが、たまたま、間違えてある荷物と一緒に持って行ってしまったようです。

 困ったことに授業時間中に呼び出し音が鳴ってしまいました。どうやら間違い電話らしかったようです。先生も事情はわかっていたみたいで、少し注意されたくらいです。でも、本人は、「ビックリして真っ青になった!」と言います。


  その日は一日中ずっとドキドキして、ケータイの電源は切ってあるのに、時々ケータイを手で確認せずにはいられなかったようです。
 
 この男子のエニアタイプは、タイプ1w2です。タイプ1にとって学校の決まりは絶対守らねばならないものです。こんなミスをおかすと落ち着けないだけでなく、その日は「一日中、授業をしっかりと聴けなかった」ようで、母親に嘆いたみたいです。

 タイプ1は真面目な気質だとよく説明していますが、その他のタイプが不真面目というのではありません。全タイプがみな真面目だと私自身は見ています。

 ただ、「真面目度」というものを数値で表せられるならば、防御タイプ(7・1・4=優等生気質)の真面目度は1000で、攻撃タイプ(825)ならば、10になるかもしれません。調和タイプの真面目度は100くらいだと言えるかもしれません。

 この数値については厳密に考えないでください。この3つのグループの気質を比較してみると、違いがあまりにも大きいので数値も大きくしない限り理解できにくいからです。理解に苦しむほどに、落差が激しい、違いが大きいと考えられます。

 上記のエピソードから男子の気質を、「真面目」だと表現すれば「長所」となりますが、「小心」とか「神経質」「怖がり」と表現すれば「短所」となるでしょう。「優等生気質が自分の過失に過敏であったから」と説明するならば、長所っぽく感じるものではないでしょうか。

 「長所と短所は表裏一体」と言いますが、本当は表も裏もなく、ある性質を別の方向から観察すると「長所」になり、他の方向から観察すれば「短所」になるに過ぎません。

 ところで、「不真面目」に見える人はたくさんいます。でも、基本的にはみな真面目人間ではないかと考えます。真面目であればこそ何かの否定的な体験から、反作用が働いて不真面目にならずにはいられない心理状態に陥るのです。

 どうして不真面目になるのか、それがまるで分からない人がいるとしたら、タイプ1から探します。他のタイプにもいますが、元祖真面目人間をタイプ1とみています。

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