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これまでに見たところでは、ウィキペディアにある記事から、王位を捨てた男性のエニアタイプはタイプ7w6の可能性があります。
ウィキの下ほうにある記事からも7w6らしいところを見つけています。
エドワード8世Edward VIII
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%898%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%8E%8B)
「幼少期に乳母から虐待を受けた経験から、長く神経性胃炎と双極性障害を患っていた。また大人になってからも、何か自分に気に入らないことがあると、すぐに大声で泣き叫ぶなど、年不相応に幼い面が多く見られたという」
当ブログで5年前に、「双極性障害」に罹りやすいタイプとして、タイプ7を揚げています。ですから、この箇所を見てビックリしました。
「ブログ内検索」にかけて、一度ご覧頂けたならばと思います。
また、「双極性障害」に罹りやすい子は、「分離不安」があると言われています。
タイプ7という判定が正しかったとしたら、マザコンタイプですから母親から離されてしまうのは他のタイプとは違い、大ショックと考えられます。
しかも、母親代わりの乳母につねられていたのですから、トラウマになっているかもしれません。
以下のサイトはもう少し詳しい記事があります。(以後の情報はこちらから取り上げてます)
http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=1514
こちらには、「母親のメアリーは、ヴィクトリア女王が見込んだほどの才女で、完璧な国王のサポート役に徹するあまり、子供を父親からかばうような母性に欠けていた」
つまり、王子は、母親の愛に飢えており、精神的に不安定だったのではと思うのです。従って、成人後も、母代わりになるような優しくてシッカリ者の年上女性に惹かれやすくなっていた、と考えられます。
「ウォリスは、欲しいものを意のままにし、慇懃無礼でもあった。しかし、彼女のそんな支配的な性格にエドワードは、他の女性にはない強烈な魅力を感じ、詰ったり、叱ったりされればされるほど、ウォリスに依存していくようになる。15分でもウォリスが席を外せば、彼は不安になり、彼女の姿を探さずにいられないほどだったという」
これが本当ならば、エドワードは超さびしがりでかなり依存的と言えそうです。
エドワード8世は、はじめて自分の求めている女性に出会った。
つまり、「女性の支えがないと生きていけない」というのは本当のことで掛け値なしだった…。
ところで、当時はドイツと戦っていたのですから、ドイツにしばしば招かれていたエドワード8世は顰蹙をかってました。
「1937年10月、ウィンザー公夫妻はイギリス政府の忠告に反してヒトラーの招待を受けてドイツを訪問し、ヒトラーの山荘に滞在した。夫妻の訪独はドイツのメディアで大々的に報道され、滞在中の挨拶はナチス式敬礼で通していた」
「大戦後に自ら認めた回顧録『ある王の物語』の中でウィンザー公は、自らを親独派であったことを認めたうえで、決してナチズムを支持していた訳ではない、と記した」
王族の頃とは違い扱われ方がすっかりとダウンしていた。しかし、ドイツでは一級の王族扱いをされた。
そう考えたならば、殆どの人がうれしくてホイホイとドイツに出かけてしまうのではないかと思います。
タイプ7だとしたら、目立ちたがりで注目を浴びたがる気質です。
寂しいのも嫌います。夫婦二人で隠棲するという、そういう気質ではありません。
実際、パリ在住の頃は、毎晩のようにパーティを開いたこともあるようです。
であれば、招いてくれた国に肩入れしてしまうのではないでしょうか。
ドイツでなくとも王族扱いしてくれる国ならば、大のお気に入りになったのではと想像しています。
さて、当会の1つ目の基本理論には、「愛を求めるタイプ」としてタイプ7を揚げています。
「女性を強く意識するタイプ837」でもあり、女性が大好きになりやすい気質でもあります。
実際にも、王冠を捨ててまでも女性の愛を求めた男性がいたのですから、当会の理論の正しさが実証されたということになります。
さて、あなたは納得できますか?
★1つ目の基本理論http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm
・世界と私は否定的に結びついている3タイプ(8・3・7)
絶対愛を求める
(条件をつけず、どんな自分でも愛してほしい)
・世界と私は肯定的に結びついている3タイプ(2・6・1)
権威に認めてもらいたがる
(役に立つ人間と認められ、必要とされたがる)
・世界と私は両価的に結びついている3タイプ(5・9・4)
世界を知り、自分を知りたがる
(自分を正確に理解してほしい)
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