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最高では3泊4日で50万円くらいだそうで、庶民には手が届きそうでも届かないものです。
JRはここまで来たのかと。ここまで差別化することに、私たちは違和を感じなくなったのかと腹が立ちました。
ななつ星は、水戸岡鋭治氏がプロデュースした列車です。
ずっと以前に、彼のデザインによる列車を初めて見た時はうれしかった…。絶対乗ろうと思ってました。上記動画の列車です。でも、「ななつ星」なんぞという豪華列車にはどうも馴染めません。ひとつ星でいいのにと思う。
そして、関係ないのかもしれませんが、映画『風立ちぬ』の主人公の生き方を連想してしまいます。技術者の立ち位置というものがどれほどの苦悶と矛盾を抱えているのかと考えさせられた作品でしたから。
技術者である友人が、「技術を信じている」と語ったことを少し前にブログで取り上げていますが、とても健全な好青年です。
自分の仕事に誇りを持っている人は基本的に尊敬します。感動することもよくあります。
でも、一方で技術の進化は人間を幸せにはできなかった…、と思ってしまう。
近代になるほど人は孤独感に悩まされ、不公平感で苛立ち、自分の無力感と存在の軽さを思い知らされている…。
それに最も貢献?しているのが技術革新なのだと思ってしまう。
技術が進むほどに失職者が増えている。経済格差も拡大していると考えざるを得ない。
以前、ご紹介した少数民族の写真集ですが、そこに映っている民族の美しさと誇り高い気品のある姿は、多くの人たちの心を揺り動かすのではないかと思います。
私たちの世界とは対極にある世界です。
憧れてしまう。でもそこには住めない自分がいる。
それがなんだか悲しい…陰鬱になってしまう。
つまり、リニアは絶対反対で、「ななつ星」には妬んでいて、自分的には「海幸山幸」や「たまて箱」くらいが一番馴染みやすく、素直に楽しめる列車だと思うのです。
★少数民族の文化を記した『BEFORE THEY PASS AWAY』
http://ideahack.me/article/754
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